※昭和46年発行時の本を、いまだに持っています。私にとっての愛読書です。
子供向け絵本の「ひとまねこざる」
今では、アニメーションになって、多くの人にずっと愛されているキャラクターです。
とにかく、このこざるは、好奇心旺盛で、周囲の大人がやっていることをとにかく真似します。
おかけで、騒動を引き起こしますが、結果オーライで皆幸せになる、というお話です。
「おさるのジョージ」と言われるこのこざるは、
「なんだろう。面白そうだなぁ。」が動機となり、見よう見まねでやってみるのです。
このさるまねだけで、ジョージは宇宙まで行ってしまう話もあるくらい。
もしかしたら、ジョージのように生きていれば、わたしたちも宇宙に行けるのかもしれません。
(既に民間人として、宇宙に行った実業家の方が現れたので、もうお金で解決できる時代ですが。)
ひとまねの効果
ひとまねの効果は、次のように考えています。
① 最初の一歩が出しやすい。
いいなと思った見本を見つけて、まずは、形から入ることです。
よく、新しいスポーツをするとき、まずは憧れの選手と同じ道具を買って揃えるといった話は、よく聞きます。
やってみたいけど、どこから手をつけたらいいのか悩んでいると、それだけで時間が過ぎてチャンスを逃します。
そこを一つの飛び道具として、まずはマネることがとても有効なのです。
② 出来上がりのイメージを既に持つことができる。
実際に手をつけてみて、試行錯誤するのですが、既にゴールが見えているので、モチベーションも上がります。
また、それをやってみた自分の姿も思い描くこともできます。
つまり、効率的に、なりたい自分になれるというわけです。
③ 行動のその先を考える時間を稼げる
セットアップするための下調べ、用意、作成の時間を圧倒的に圧縮できると、
仕上げたその先のことを考える時間を作ることができます。
同じようにやってみても、見本元となっている人と自分には、そもそもスタート地点が異なります。
その人には、最適解かもしれないが、自分には合っていないケースもあるでしょう。
このやってみた後の「分析」に時間をかけるために、まずはひとまねから入る理由があるのです。
自分の中にジョージと黄色い帽子のおじさんがいる
絵本のお話では、ジョージが巻き起こした騒動の後始末を、
同居人である「黄色い帽子のおじさん」がやってくれます。
または、黄色い帽子のおじさんが知らぬ間に、周囲の大人たちがケアしていきます。
この、やってみたという原因から生じた結果を、取りまとめることが大事なのです。
私たち大人は、幸いに、心の中で、黄色い帽子のおじさんになることができます。
まずは行動を起こす(ジョージ)、振り返る(黄色い帽子のおじさん)が両方できるわけです。
一日の中で、ジョージになる時間と、黄色い帽子のおじさんになる時間と、
住み分けができるといいかもしれません。
または、この日はジョージ、翌日は黄色い帽子のおじさん、というように
日にちで分けることもできます。
スケジュール手帳に、茶色と黄色のマーカーを引いて区分けするのもいいですね。
やってみたはいいが、やりっぱなしでは、おさる以下になってしまいます。
それだけは気をつけたいものです。
とりあえず、ひとまねを。
いずれによ、まずは真似ることから始めないと、何も始まらないし、変わることもできません。
真似てみて、違うとわかれば、しれっとやめてもいいと思うのです。
そういえば、日本屈指のYouTuberヒカキンを同じことを言っていました。
「まずは、登録者数ダントツYouTuberが使用している機材を買うことから始めました。」
今では、雲の上の存在にまで、偉業を成し遂げています。
決して、日本一を目指すことがいい、ということではなく、
まずは「真似る」ということ。
これなら、誰でもできることなので、どんどんチャレンジして行こうと思っています。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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