失恋したらパソコンを初期化していた話　Notionリフレッシュ法

失恋したとき、パソコンを初期化して心機一転していた時代がありました。

携帯電話の時代では、アドレス帳の初期化。

そして、今はNotionのページをバンっとDeleteする時代。

そんなことは、無駄に思うかもしれないけど、私は意味のある過程だと思うのです。

どんなにかっこよく生きようと思っても身の丈です

世の中、憧れる存在は多数います。

でも、そう思われている人も、実際は数多くの失敗を重ねてきているわけで、あえて表に出していないようにしていたりします。

私たちは、ついつい、そんな人に憧れて、同じようなことを辿ろうとします。

• 愛用のガジェット
• 起床時間と就寝時間
• 住んでいる場所
• 仕事にしようとしているターゲットの選び方

などなど。

お恥ずかしいはなし、この私もそのような時期がありました。

でも、今思うのは、そんなことをしても、その人になれないということです。

同じような稼ぎができるわけでもなし。

同じ成功を得るわけでもない。

所詮、自分は自分でしかないという現実を目の当たりのするのです。

こうして、私は、あこがれを追いかけることをやめて、自分軸を極めることに時間とお金を費やしました。

その結果、Notionアンバサダーとして、発信できるようになったのです。

どんなに真似しても、身の丈以上のことは成し遂げられないのです。

失敗を恐れてはいけないわけ

失敗を恐れるのは、人として当たり前の反応です。

でも、失敗を恐れて準備を入念にしてしまう弊害のほうが、傷が深いと考えています。

失敗は、自分の等身大を映す鏡です。

その鏡を見ないようにして、自分にメイクを施したら、どんな顔になっているのか、わからないまま、世の中ででてしまいます。

メイクが好きな私は、自分の顔を分析し、似合うもの、欠点を補正する方法など、研究していたときがありました。

失敗の連続で、今、削ぎ落としたやり方を得るようになったのです。

あえて、失敗するときですが、できたら、注目されていないときに、たくさんチャレンジしておきたいものです。

もし、失敗したら、しれっと焼き直せばいいわけです。

下手に、集客が成功し、どんどんイメージが固まってしまってしまうと、失敗は糧というより、ダメージだけ与えるものになってしまいます。

失敗から、自分の身の丈を知ります。

そして、本当にやるべきことを見つけられるようになります。

Deleteしたその先は、一皮むけています

失敗は、人を成長させます。

例えば、Notionのページを削除してしまうという話。

これには、コツがあったりします。

1. 元データベースは、残しておくようにする。
2. ちょっと保険を残しておきたいものは、トグルを使って見えないようにする。
3. 作ったときにはなかった新機能を使うこと。
4. 以前作ったものより、見栄えは地味にしておくこと。

この4つを守っておけば、いいでしょう。

元データベースは、残しておく。

これは、見せているページと、データをストックしておくページを別にするというものです。

私は、タスク管理を、ストックページとビューページを分けています。

私のNotion目次にあたるページに、トグルで隠せるよう、元データをおいています。

Apple Watchからの音声入力したものも、このデータベースに入るように設定しています。
（「これからの予定」が元データです）

そして、普段使うページには、元データをLinked Viewで表示させています。

このページをエイッと消してしまっても、元データがのこっているので、いかように復活させることができます。

 

ちょっと保険を残しておきたいものは、トグルを使って見えないようにする。

とはいえ、消してしまうのに躊躇することもあります。

そんなときは、とりあえず、目に見えないようにして、忘れておく期間をせっています。

この「旧タスクシート」がそうです。

私が躊躇するときは、つぎのようなことです。

• 使っているFormulaに愛着があり、いつか参考にするときがある。
• 最初に作ったタスクシートで、記念の意味も込めて、消したくない。

とはいえ、1年以上使わなかったら、それはもう必要のないViewなので、思いっきり消してしまいます。

このケースは、まだ、半年ほど残っているので、まだ残しています。

作ったときにはなかった新機能を使うこと。

今回、オートメーション機能を使いました。

以前は、ボタン機能です。

ボタン機能が出たときは、嬉しくってボタンを量産しておりました。

でも、普段、ボタンをクリックする行為は、そうそうないんですよね。

今は、ステータスのタグを変えるだけで、DoneのLinked Viewデータベースに、タスクが移動できるようになりました。

ボタンは、追加のタスクが発生した時用だけに絞ることができました。

そして、何よりも恩恵を受けているのが、iPad mini6dでのタスク管理がやりやすくなったことです。

iPadやiPhone用のページを作り、そこにパソコンブラウザで使用しているLinked Viewデータベースを同期ブロックをかけて、操作できるようにしています。

ステータスのタグなら、iPadやiPhoneでも操作は簡単です。

ここでは、終わったタスクをどんどん消していくようにしました。

以前作ったものより、見栄えは地味にしておくこと。

ボタンを無くしていったこともあり、今は、ずいぶんと余白の広いページになりました。

こうすることで、余計なものを捨てたという潔さを味わうこともできます。

人は、こだわりを捨てることで、新しい価値観を得られるようになります。

一時期、凝って作っていたNotionを、あっさりと仕上げるようになると、自分にとって必要な機能や技能を選別できている自分に気が付きます。

失敗やつまづきは、必要なものを選別するチャンス

失敗やつまづきは、自分にとって必要なものを選ぶきっかけになります。

あこがれに背伸びすること、

自分の実力を知って落ち込むこと、

間違った方法や方向で努力してしまうこと、

これら全部、必要だから起こることです。

ただひとつ、知っていただきたいのが、少しでも違和感を感じたら、サクッとDeleteしてもいいということです。

そして、諦めないで継続し続けることも、忘れないでほしいです。

諦めることと継続することの両方があって、自分の可能性を広げることができるようになるのですから。