X世代とは、Z世代の親世代のことを指しているそうです。
まさに、我が子どもたちはZ世代です。
そして、その親である私は、X世代です。
このX世代、どうやら世間から忘れられているようです。
世間からの印象が決まっていないなら、自由に動ける気楽な世代とも言えます。
こうなったら、私たちX世代が、世間にどんどん働きかけていきましょう。
Z世代とは
Z世代は、ジェネレーションZの略です。
Z世代とは、主に1997年から2012年頃に生まれた人々を指しています。
この平成の終わりから令和にかけて、生まれてきた子たちは、他の世代にない特徴があります。
1. 幼少期からインターネットやスマートフォンが日常生活にあって、テクノロジーへの適応力が非常に高い。
2. ソーシャルネットワーキングサービスが一般的なコミュニケーションツールとして使いこなす。そして、グローバルなつながりや情報の共有がしやすい。
3. 多文化主義や多様な価値観の受容に対する意識が高く、差異を認め合う。
4. 地球環境問題や社会的公正に対する意識が高く、持続可能な社会の実現に向けて積極的な関心を持つ。
確かに、学校では、一人一台パソコンが付与され、オンライン授業など導入が進んでいます。
すでにSNSで通じた友人たちで、リアルでもコミュニケーションを始めています。
ついつい、夫婦喧嘩になっても、両親それぞれに一定の理解を示す対応をします。
極めつけは、洗面所で水からお湯に変わるまで、出しっぱなしにしていたら、どこからかすっ飛んできて、「環境に悪い!!」と言いながら、蛇口を締めます。
このように、Z世代である我が子は、新しい価値観を見出して、社会に出ていこうとしています。
そんな背中を見送るのが、X世代です。
高齢者でもない、働き盛りはとうに過ぎている。
そんな中途半端なX世代に、社会ではほっとかれているような感じを受けるのです。
X世代向けの製品が、あまりないのが、その証拠です。
Z世代の親として、他世代にない強みは?
社会で、あまり目が向けられていないX世代なら、自由にやりたいようにできるのではないでしょうか。
子育て世代の親は、孫や働く母を支え、自分の親の介護も伴ってきます。
でも、Z世代の親は、まだ自由な時間があります。
その利点を、大いに活かすというのが、私の考えです。
日常生活に、新しい時代の風が入ってくる
子どもと過ごしていると、目からウロコなことがたくさんあります。
私の映画選びを支えているのは、こどもからの紹介です。
全く持って、見向きもしなかった「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
娘に薦められて、一緒に観に行ったのですが、感動を超え、文章を書くことの意味まで、深く考える機会を得ました。
Z世代ならではの感性を、日常生活の中で触れることができるのは、このX世代しかいません。
とにかく、子育て、部下育成経験者としての貫禄もついてくる
仕事の面でも、もちろん地域活動などのコミュニティにおいても、人育ての経験が活きてくる場面がたくさんあります。
子育て世代は、まさに一番大変なときで、最終的な答えがまだ出ていない時期で頑張っています。
しかし、X世代は、Z世代と言われる子どもたちを育て上げた人たちです。
良かったのか、失敗したのか。
それと関係なく、とにかく子どもを育て上げてきたという体験を、みなしてきています。
私も、この世代になって思ったことがあります。
ものすごく、気持ちが楽になったということです。
子どもが苦手でも、親になったからには子育てをしなければならない、そんな状況から脱して、子ども嫌いならではの、距離をおいた関係を築けるようになるのです。
ここで得られた、時間や体力は、自分の思うように使っていけるようになるし、体験があることで、多少のトラブルも乗り越えられる度量もついてきています。
このように、X世代こそ、ひとり仕事を始めるいいきっかけになるはずです。
強みを活かした仕事の仕方
では、他の世代より、有利に経つX世代世代が、どのように働けばいいのでしょうか。
注意する点を3つあげてみました。
家族との時間を最優先すべし 最先端の時代に触れる
とにかく、Z世代とつながりを持つことです。
我が家にいる子どもであれば、子どもと出かけて、様々な文化や価値観に触れましょう。
できたら、子どもの友人たちとも繋がっておくのもありです。
ただ、子どもとエンジョイするだけでいいのですが、せっかくです。
共感できることを、素直に話してみるといいでしょう。良いフィードバックが帰ってきます。
とにかくそれらを発信
次に行うことは、X世代から得たものを、自分なりに咀嚼して発信します。
私の場合、ブログがあります。
このような場で、子どもから教えられたことをヒントに、斬新なことを思いつくこともあります。
ただ、子どもと遊んで「楽しかった」ではもったいないです。
自分というフィルターをとおして、新しいことにアレルギーを持たないよう、常々触れてアウトプットをしましょう。
これによって、ひと世代前の人より、新しいものを生み出すことだってできるのです。
いつまでも、子どもを子供扱いにしない
子どもは敏感です。
ちょっとでも、親らしいことをしなければと思った瞬間、子どもは親の元から離れていきます。
互いに、リスペクトをするようにします。
親世代の価値観から見たら、信じられないことであっても、説教するのを我慢するのです。
Z世代の子どもたちは、大人扱いにしてほしいくせに、まだまだ多感な子どもです。
可愛がるのではなく、リスペクト。
それさえ守っていけば、子どもは、いつでも親に新しいことを教えてくれるのです。
50歳すぎれば、身体の衰えが自覚できるほど現れてきます。
でも、視点を変えれば、いろんな世代と気兼ねなく交流できる唯一の世代ともいえます。
下手すれば、幼稚園に通う小さな子とも意気投合することも。
これこそ、ひとり仕事をする上で、他のどの世代よりも強みがあるのではないでしょうか。
ぜひ、X世代を堪能しましょう。ビバ、X世代!
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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