小学生の頃は、「水泳の神童」と言われましたが、今では「ただのおばさん」に。
By iPhone 12 mini
年齢重ねてからのひとり仕事の良さについて、
かつてスポーツインストラクター養成指導者だった私の考察を、お話しします。
幼少期における勝敗にこだわる弊害
全日本柔道連盟が、小学生の全国大会を廃止する発表をしました。
※公益財団法人全日本柔道連盟HPより
以前、私は子供には発達段階があって、小学生の頃は筋力体力の向上より、バランス感覚を始めとした神経系運動が発達する段階であることをお話ししたことがあります。
幼児の頃から、競争や勝敗にこだわった運動をすることに、意味はありません。
そこに気づいたのは、最初は公益社団法人日本サッカー協会だった記憶があります。
日韓ワールドカップ後に、次世代を育てる上で、U6(アンダー6)での指導者の関わりについて、啓蒙活動を行なっていました。
それに基づいて行われた大会は、勝敗を決めず、ひたすらボールに戯れることを重点に置かれていたのです。
各コートで、子供たちの歓声が湧いて、笑顔にあふれていました。
それに参加できた次男は、現在社会人になり、普通のサラリーマンになっていますが、
同世代の選手には、堂安律選手など、有望な選手が育っています。
ハタチ過ぎたらただの人
女性ならではの悩みを抱えて、選手生活を送る人もたくさんいます。
新体操選手やフィギュアスケーターなど、点数競技の場合、ある種女性らしさを否定していきます。
第二次成長期に体の脂肪を蓄える時期に、大人への成長を止めてひたすら体重制限を課していくのです。
この危険なダイエットを乗り越えたとしても、大人になって後遺症が残り、とても運動ができる状況にないケースもたくさんみてきました。
こうして、小学生の時は将来有望だったのに、大人になったら引退する選手も数多くいます。
逆のパターンでは、小学生の時は負けることが多かった、水泳の北島康介選手は、ご存知の通り、その後は大きな功績を残す選手に育っています。
小学生の時期は、成長にも個人差があり、たまたま体が強い子が評価されます。
そして、負けが多い子には、叱咤激励など発破をかけることしかやってこなかった、今までのスポーツ指導を見直そうとしていることについて、私は心から良かったと思えるのです。
本当の競争は、争いを離脱してから
私は、現在ひとり仕事をしています。
それも、相当年齢を重ねてからです。
今思い返しても、正直、負け続きの人生でした。
今現在も、不労所得で悠々自適な生活を送っているわけでもなく、
日々、工夫を凝らしながら、走りながら、誰かの役に立つべく行動を続けています。
このモチベーションは、どこからきているのだろうかと考えてみたのですが、
幼少期から中学生にかけての競泳時代、ひたすら勝負に喝を入れてくるコーチに反発してきた原体験があったからだと思えたのです。
私は、ただ、泳ぐことが大好きで、水と自分が一体する感覚が心地よくて、競泳を続けていました。
しかし、ある時、コーチから次の試合に、出場する種目を押し付けられたことで、「プツン」と切れたのか、
それ以降、練習に身が入らなくなった記憶があるのです。
子供の頃は、ただ、泳ぐことが大好きでした。
そして、その時培われた体力と気力が、50歳過ぎた時に発揮できたのだろうと思っています。
同じスポーツの舞台ではありませんでしたが、今の私にとって、ひとり仕事が戦いの場所になります。
人は必ず、力を発揮する時期がきます。
それは、決して小さな子供時代ではなく、大人になってから、人それぞれのタイミングで、パワーを出す時がくるのです。
今現在、パッとしないなぁと思われても、子供時代に感じた
「とにかく楽しい!やっていて嬉しい!」と思えるものを大切にして、タイミングを逃さないよう常にアンテナを張っておけばいいのではないでしょうか。
その結果、組織の中で評価されることもあるし、私のように組織から出て、力を発揮しようとするのもありでしょう。
より良い人生を送ることが、その人にとっての勝ちであり、価値となるものです。
みなさんも、後悔しない人生を、ぜひ送っていただければと思います。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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