楽な仕事、楽にする仕事

とある猫カフェで。楽にしている様が、人間を癒すお仕事です。By iPhone 12 mini

 

自由気ままな猫をながめながら、お茶をいただく、猫カフェ。

猫たちをみていると、人間である私達は、「仕事は楽をしてはいけない。」と思い込んでいることに気付かされます。

 

仕事に楽を求めることは、本当によくないのでしょうか。

 

 

楽な仕事

 

楽な仕事とは、たいした労力がないのに、それ以上の報酬を得る仕事のことです。

 

学生時代のアルバイトを始め、仕事を選ぶとき、まずは一つの選択肢として、

「楽な仕事」にありつけることを基準に選びます。

 

楽とは、

・勤務時間が短い。

・なのに、報酬はそこそこもらえている。

・責任がない。

・精神的な苦痛がない。

・肉体的な疲労がない。

・仕事の後、自分の時間を持つことができる。

・人間関係に恵まれている

などなど。

 

こうして挙げてみると、これらは全て、他人が整えた環境にしか、存在しないものだと気づきます。

正直、こんな仕事は、存在しないでしょう。

あったとしても、とても稀で、時間が経って、人が変わればなくなるものです。

 

このように、楽な仕事とは、他力本願的な関わりなのです。

 

 

楽にする仕事

 

かたや、「楽にする仕事」とはなんでしょう。

同じ「楽」でも、ずいぶんと様子がちがってきます。

 

・手間暇かかることを、DX化によって手数を少なくすること。

・自分がいなくても、仕事がまわるようにすること。

・自分だけではなく、周囲の人が楽になるようにすること。

・今まで作ってきた資料は、本当に必要なのか考え直し、思い切ってやめたりする。

・一番わかり易いところで、お茶当番の廃止とか。

・空いた時間で、自分以外の仕事に目を配り、組織全体が楽になることを考える。

などなど。

 

つまり、「楽にする仕事」とは、

作業に追われない、自分を含め周囲が楽になることを創造することなのです。

 

この「楽になる」は、自分たちだけではなく、取引先やお客様にも波及し、

皆が「このサービスを受けてよかった」と思っていただける、副産物もついてきます。

仕事をする自分だけではなく、取引先やお客様にも幸せにすることができるのです。

 

生産性・効率性が幸せにする

 

そもそも、なぜ、私はひとり仕事を選んでいるのかというと、

自分がその仕事をすることで、お客様が幸せになることを目指しているからです。

 

お客様が幸せなら、もちろん、私も幸せなります。

この幸せのループを生み出したいから、ひとり仕事をしているのです。

 

そして、この幸せの主軸は、他人でもなく、環境でもなく、

自分自身が決めて行動することから生まれてきます。

 

自分の決めたスケジュールで、自分の行動を決めていく。

そして、それが周囲にとっても幸せになっていくのは、これ以上の報酬はないと思うのです。
（食べて生けるほどの報酬は必要ですが・・・）

 

この基準で考えていくと、自分の決めた行動が、効率よくできて、生産性があがることが、

幸せの必須条件であることに気付きました。

 

仕事だけではありません。

遊びの予定も、旅行の予定も、「えい！」とスケジュールで抑えてしまい、

その日まで完了できるよう、日々の仕事の成果をあげていくと、

この上ない幸せを感じます。

そのためには、少ない手数で、深く仕事ができるよう「楽になるための仕事」をするようになるのです。

 

私は、ひとりでも多くに方に、「業務をこなす」「人に頼まれたことだけやる」のではなく、

自分から動いて、創造的に仕事ができることを目指していただきたいです。

せっかくのひとり仕事です。

生産性、効率性を上げる目的は、みんなが幸せになるためですから。

 

そのためには、自分の手ではなく、使えるツールを探して使い込んでみましょう。

失敗しても、それまで自分でやってきたことです。

いくらでも、リカバリーできるし、絶体絶命なことは、そうそうありません。

逆に、失敗することで、ツールを使いこなせる近道となります。

 

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