大人になると、どうも可愛げがなくなっていきます。
特に、私。
経理の仕事をしている時は、厳しい人で通っています。
それはそれで、信用度が高まるので悪いことではありませんが、
でも、そのままだといけないのです。人が寄り付きません。
できれば、猫のようにしなやかに、マイペースに、人を癒やす存在でありたい。
その肝は、「可愛げ」です。
でも、この「可愛げ」は、けっしてぶりっ子で醸し出すものではなく、
素直に恩恵を受けることを喜んでいる姿なのかもしれません。
猫と戯れながら、大人の「可愛げ」について、考えてみました。
猫カフェで戯れる猫たち
そんなわけで、「可愛げ」の師匠である猫たちに会うため、こちらに行ってまいりました。
実際のところ、家族の誕生日祝いで、念願の猫カフェに訪れたのが本当なのですが、猫の可愛さ爆発には、心底からハートを撃ち抜かれました。
たまりません。
このねこのふみふみは、赤ちゃんのとき、母親の母乳をもらうため、母親の胸をフミフミする行為の名残と言われています。
また、猫は永遠に赤ちゃんのつもりでいるとも言われています。
猫に惹かれるのは、このいつまでも残っている「幼児性」からきているのです。
猫のおやつを購入して、入れ物を持っただけで、寝ていた猫たちはムクっと起き上がり、餌をくれようとする人に集まってきました。
今回、ねこのおやつやりを体験した娘は、この猫の集合に圧倒され、なんだか嬉しそうにしています。
目線と姿勢
この猫たちのおねだりするときの目線は、母性本能をくすぐります。
この目線を利用した、人心掌握術「ぶりっ子」は、上目遣いでみつめ、人におねだりをします。
でも、実際に猫たちをみると、目線はあくまでまっすぐで、身体もしっかりとおやつをくれようとする人に向けて、姿勢正しく佇んでいるのです。
「可愛げ」と「ぶりっ子」の違いは、ここにあります。
全身を使って、「くださいな」と主張し、一番近くまでに来た猫から、おやつをわけてあげたくなります。
これは、人間同士の関係でも同じだなと思うのです。
素直に「いい」と思ったことを、体全体を使って表現し、ぜひ教えてほしい!という気持ちで、その方にストレートに伝えることが、大人の「可愛げ」なのでしょう。
大人の「可愛げ」は、可愛いという意味ではありません。
純粋に良いと思ったことは、言葉もボディーランゲージも、ストレートに表現することを、躊躇するのはもったいないです。
実際に、コロナが開けて、リアルに人とお会いする機会が増えました。
オンライン会議の癖で、直接人と会話するのに、目線をどこになったらいいのか悩むこともあるでしょう。
でも、おやつをもらう猫のように、全身を相手にむけて、目線をまっすぐ向けてお話するだけでも、印象はだいぶ変わってくるはずです。
せっかくの縁。もしかしたら、その後いい縁になるかもしれない、その最初のインパクトは、いい形で始めたいものです。
心の豊かさを広げる、動物との共存の可能性
さて、私もねこたちにおやつを上げることにします。
さっそく、やってきました。
近寄ってくるけど、暴力的におやつを奪おうとしない、この距離感は、本当に心地がいいものです。
あれ?私の喉がムズムズしてきました。
いけない、咳が出始めました。
そういえば、私は猫アレルギーだったことを思い出しました。
残念です。
残りはすべて、家族に託して、私は猫たちから距離をおくことにしました。
これから、保護猫を譲ってもらい、猫と暮らそうかなと密かに思っていたのですが、
だめですね。
私は猫を飼うことは、おそらくないでしょう。
でも、たまにこうして猫と触れ合う機会があれば、しなやかに生活する猫たちから、またエネルギーを頂くことができます。
猫の美しい姿勢は、獲物を捕獲する前の戦闘態勢でもあります。
前向きに何かを得ようと努力する姿は美しいものです。
品よく、所作よく、振る舞っていってこそ、50歳からのひとり仕事だと気付かされた1日でした。
=編集後記=
【昨日のできごと】
Notion大学文化祭にゲスト参加。楽しかった!
東京の街の移ろいに、びっくりしながら都内を散策しました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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