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ルールに縛られるか、ルールを作るか

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ルールに縛られる人、ルールを作る人。

これは、従業員と経営者という関係の話ではありません。

自分の人生を、人に決めて貰う人と、自分で築けあげる人という話です。

人生長く生きていると、他人が決めたルールで生きたり、自分でルールを決めたりのシーソーゲームであることに気付かされます。

JR東日本千葉駅ホームにて。足元マークがピーナッツ。微笑ましくルールのお願い。

目次

自分で判断できる人、人に委ねる人、どっちがしあわせ?

先日、いつもお世話になっているドラッグストアのレジに並んでいたら、こんな会話が聞こえてきました。

お客さんA「アプリのクーポン、どれをつかったらいいですか」

店員「こちらでいいと思いますよ」

ん?クーポン選べない人がいる?

別日には、こんなおきゃくさんも。

お客さんB「クーポン使っていいですか?」

へ?なぜ、レジの店員さんに、いちいち了解を得ないといけないの?

ほとんどのお客さんは、当たり前のようにクーポンを提示していくのに、

一定数、自分で決められない人がいることに、びっくりしたのです。

確かに、この添付のスマホアプリは、デザインがイケておりません。

わかりにくいのは、確かです。

でも、自分で選択できる人と、どうやら、自分で決められない人が、いるようです。

私は、おかげさまで、ちゃっちゃと自分で決めていきます。

逆に、「お客様、このクーポンは使えません」と言われようが、

「表示できるということは、使えるということですよね!!」

と、逆に論破して、「本社にお問い合わせください」と、たらい回しになるのに一票です。

 

このように、ルールがあると、自分で判断する人と、人に決めてもらいたい人に分かれています。

どちらがしあわせの人生を歩めるかは、どっちもどっちでしょうね。

私は、自分で決めていくことで、しあわせを感じるタイプですが、

自分で決断しない楽さは、ある意味しあわせかもしれないなと思ったりします。

ずっと自分で決断し続ける人生も、つらいよ

決断には、ものすごくエネルギーがかかります。

例えば、道を歩いていたとします。

交差点に差し掛かったとき、車の往来があり、渡れません。

このとき、道路交通法にもとづいて、信号がある交差点と、何もない交差点では、どちらにストレスがたまりやすいでしょうか。

答えは、無秩序な交差点に、ストレスがかかる、です。

横断歩道と、信号。そして、歩行者優先という法律の考え方が、ルールとして決められています。

それに従っていれば、安全に、安心して交差点を渡ることができます。

しかし、何もない交差点で、車の往来が激しい場合、その交差点を渡るときは命がけとなります。

こう考えると、誰かが決めてくれたルールに従うのは、とても楽であると同時に、安心安全な環境を与えてくれます。

はたして、自分で決断することが、本当のしあわせなのでしょうか。

ストレスを抱えながらも、自分で決めていかなければならないのでしょうか。

ちょっと、違うのかもしれません。

 

あえて、自分で選択したわけじゃないのに、環境が不遇な場合もあります。

そこを、無理に、いい環境にしようとしても、じぶんの力だけではどうしようもないことだって、あるのです。

自分の人生、誰に委ねますか

さて、さきほどのドラックストアでのレジの場面に戻ります。

店員さんに、アプリのクーポンを選んでくれと、他人に決断してもらう人。

その人は、ほんとうに、他力本願なのでしょうか。

そんなはずはありません。

なぜなら、購入するものは、すべて、自分の決断で選んでいるからです。

人は、自分で決断するものと、人に依存するものを、区別して生きてきます。

この区別は、人によって違います。

子どもの頃は、親に委ねます。

社会に出れば、企業のルールに従います。

結婚して、子どもが生まれたら、子どもに自分の人生を捧げることになります。

下手したら、人生で、自分の決断で生きていくのが、子どもが巣立ってからになるのです。

逆に、自分の采配権を早いうちに手に入れて、人生を謳歌する人もいます。

ずっと、人や環境に支配されている場合、自分で決断することが怖くなって、ますます他力本願になるでしょう。

また、ずっとひとりで決めてきてしまうと、思いの外ストレスを受け続けていたりします。

もし、思い通りの人生じゃなかったら、何か一つだけでもいいから、コツコツとなりたい自分を目指して努力を続けてみたらいいかもしれません。

逆に、自分ばかり決断の連続の人生だったら、何かひとつ、人に委ねることを作っておくといいのかもしれません。

つまり、長い人生の中で、決断と委ねのバランスが、自然とできていることに、気づいてほしいのです。

思い通りにいかず、残念と自責の念に駆られることなく、

「あ、これはしょうがないことなんだ」と、気を楽にできたら、次の一歩を踏み出しやすくなります。

自分が主導権を握って人生を全うできるようにしたいなら、今のうちに、自分で決断する練習をしておきましょう。

頼りつつ、自立しつつ。このいい塩梅を見つけられるようになりたいものです。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

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今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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