Notionを使ってみたけど、継続できない……。
そんなお悩みを伺うことがあります。
わたしが考える、Notion継続のコツをまとめてみました。
いきなりNotionを使ってしまっていないか
Notion、いいよ!と言われて使い始めたけど、なぜか3日坊主になってしまう。
この現象は、このわたしにもあります。
例えば、タスク管理。
最初は、いい感じに使っているのですが、使い続けていくと使いづらさが顕著にでてきて、とうとう続かなくなるということがあります。
これは、自分が悪いわけではありません。
- 日々の成長から昔のタスクがいらなくなる。
- タスク管理が実は必要じゃなかったりする。
- 自分のやり方とNotionテンプレートが合わなかった。
- 微妙に工数(手間)の多さが積み重なって、飽きてしまった。
などなど、様々な要因があります。
Notionを使い始めるとき、いろんなタスク管理系テンプレートがあるので、よさそうなものを選ぶケースがほとんどです。
実は、わたしも人の真似から始めています。
それで運良く今でも続いているものもあれば、継続できなくて手放したものもあります。
今継続して利用しているのが、ネタ帳です。
しかし、なぜか、わたしはタスク管理が攻略できずにいます。
いちいちパソコン画面を開かないと処理できないデザインにしてしまうと、パソコンから離れているときのタスク管理ができずにいます。
おそらく、自分にあった方法が、まだ開拓中なのかもしれません。
いきなりNotionを使えば、きっとハイソサエティな日々を送れるにちがいない、という幻想は持たないほうが良さそうです。
所詮、自分は自分です。
Notionを使う前に、自分は毎日何をしているのかを、見つめ直すところから始めます。
毎日のアウトプットの受け皿をNotionにする
次に、考えることは、毎日自分は何をしているのか、です。
その毎日やっていることを、Notionに受け皿になってもらえば、必然的にNotionを毎日触ることができます。
わたしは、ほぼ毎日ブログやメルマガを発信しています。
また、セミナーをやっていたりしています。
このように、絶えずネタを考えている日々なので、次のようなことを考えました。
- 無駄のない、ネタの記録方法
- ネタ帳からのセレクトから、発信成果物の格納までの動線
- ゆくゆくは、Kindle本にまとめるのに、ネタ帳を宝の山にしたい。
このように、毎日やっていることの成果がどうなってほしいのか、具体的に考えていきます。
これを、Notionでどう解決すればいいのか、運用方法をここで初めて考えるのです。
場合によっては、Notionじゃない方がいいかもしれません。
でも、外部アプリやガジェットに工夫することで、Notionにストックしやすくなるわけです。
ここで、一番に考えるのが、一番手間のかからないやり方ができないかです。
Notionを使うことが目的にせず、Notionを経由して自分の中から何を出しているのか、どのようにストックしていきたいのか。
この2点を中心に、考えたうえで、まずは簡単なNotionのページで、回してみるところから始めるのです。
タスク管理なら、最初はToDoリストブロックだけでも十分です。
まずは書き出してみて、終わったものから消してみましょう。
それが、いつもやっているルーティンに近いものであれば、それは継続できるようになるでしょう。
そして、Notion継続に一番のモチベーションになるのが、Notionに溜まった情報を、どう活かしたいかです。
Notionの良さは、この貯めた情報を、別の場面でリユースできるという点です。
例えば、わたしの場合、ネタ帳がこれに当たります。
通常、ネタが生まれたときは、一番左に。
工程を経るごとに右に移動して、発信までこぎつけたら月ごとのタグに変えてストックします。
そして、今まで書いてきたものを振り返りするときのビューがこれ。
カレンダー表示にすることで、いつ、どのようなものを発信しているのかが一目瞭然となります。
表示するタグは、発信内容のカテゴリーです。
ネタのテーマが続いてしまっていないかどうか、これで簡単にチェックできます。
そして、内容を要約したものを一覧で見るビューがこちら。
題名だけでは、よくわからなかったことが、NotionAIによって要約してもらうことで、少し踏み込んだチェックができます。
フィルターで絞り込めば、テーマごとでどのような発信をしてきたのか、一目瞭然です。
そして、これが、自分の頭だけではわからなかった自分軸というものが、あぶり出されるようになるわけです。
ここから、セミナーやメニューのヒントをもらうことが多いです。
このように、Notionに情報をアウトプットして、いろんなビューで料理加工することができるようになると、もう、Notionを辞めるという選択がなくなりうるわけです。
Notionを継続するには、この一旦出した情報を、いろいろと料理して新たな発見を体験することが必要不可欠なのです。
時間とツールを開拓しておこう
とはいえ、物理的にNotionを思い立ったときに、即開いて使えるようにしなければなりません。
そこで、時間の使い方ごとに、端末やページを変えることを提案しています。
移動時間などの隙間時間で、サクッとNotionを開けるようにします。
これは、かつてワンオペ子育てワーキングマザーだったわたしの実体験からきています。
ほぼ自分の時間がない中、唯一自由に使えるのが、通勤時間と、最寄りの駅から保育園までの、ほんの数分の時間でした。
このとき、強く思っていたのが、「自分専用の携帯電話があれば、仕事ができるのに」だったのです。
この原体験があるから、移動中にサクッと仕事ができる環境を作ることに、試行錯誤しておりました。
結果、子育てが終わったあとも、このタスクの進め方が身にしみています。
スキマ時間は、集中力もあがるので、まとまった時間タスクより、細切れで進めた仕事が、完成度が高いこともあったりします。
あと、Notion継続に大切なこと。
週に2時間ほど。Notionのワークスペースのメンテナンス時間をブロッキングしてしまいましょう。
NotionメンテナンスDayです。
Notionを使わなくなる原因は、情報のゴミが溜まってしまうことです。
目障りなものが多ければ多いほど、Notionを使うときの集中力が削がれます。
定期的に、使わなくなったものを、見えないところにしまうか、捨ててしまうか。この作業する時間を必ずキープしておきます。
あと、もう2時間あれば、Notionの新しい機能を試してみたり、NotionAIをうごかしてみたり、冒険する時間も作っておきたいものです。
Notionのメンテナンスは、Notion自体が使い勝手がよくなるだけではなく、自分自身の振り返りにもなって、作業しながらこれからの自分の方向性を確認できるようになります。
そういう意味で、自分を成長させるツールとして、Notionを活用するのは、思いがけない棚ぼたでもあったりするのです。
いきなりNotionで挫折するのは、想定内なこと。
では、Notionでこれからどんな自分に育て上げたい?と、
未来に目を向けて、そこにNotionをどう沿わせていくかが、ポイントなのです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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