「ピコン!」
「お!また、お父さんの秘密の時間が始まった……」
居間で寝そべっている家族のスマホから、音が鳴ります。
すると、異国の言葉を話す女性の声と、ボソボソ答える家族の声が、毎夜続いております。
そんな日々が3年近くたちます。
そして、その秘密の園に、とうとう私も入りました。
そうです。英語学習アプリ「Duolingo」です。
子どもの演奏待ち時間を潰すために始めた英語学習
Duolingoとは、言語学習アプリです。
スマホのアプリも、もちろんあります。
どちらかというと、アプリの方が学習できる言語がたくさんあります。
先行者である、私の家族は、現在、以下の言語を学習しています。
- 韓国語
- 中国語
- ポーランド語
- クリンゴン語
(スタートレック、ネクストジェネレーションを知っている方なら、おわかりかと)
もう、実用性から離れ、ほぼレクリエーション化しています。
クリンゴン語を話せるようになったとしても、単なるスタートレックファンの交流時に、活躍するくらい。
そして、ポーランド語を話すグループができているらしく、Discordでなにやら、現地の方とお話したりしています。
わけわかりません。
そんな家族が、Duolingoを始めたきっかけが、子どもの習い事のコンクール引率時だったそうです。
出番待ちの、手持ち無沙汰を解消するために、何気なくインストールしたDuolingo。はじめは、英語から。
その日から狂ったようにアプリにハマり、今に至ります。
これだけやって、成果は、たしかにあります。
オンライン上のフォロワーから、リアルの友人になったことは、大きな成果です。
でも……。
クリンゴン語はねぇ。え?
ギリシャ語とヘブライ語の文字学習も???
本当にわけわかりません。
リアルに困って始めたDuolingo(私の場合)
さて、私は、背に腹は代えられない事情で、Duolingoを始めました。
英語だけ学習しています。
理由は、Notion公式アンバサダーになったから。
Notion本社のコミュニティ担当であるフランシスコと、オンラインオンボード(日本語で会議と同じ意味の言葉)する際、身振り手振りで、会話をしてしまいました。
ブラウザで、同時通訳できるかも、とチャレンジしたのが敗因だったのです。
思いの外、母国語を話す方のスピードが想定外に早く、機能しませんでした。
こうなったら、身振り手振りで、オーバーリアクションで乗り切るしかない。
結果は、「Hi,和子!日本法人のコミュニティ担当と交えて、もう一度やろう!」
と、過大なる配慮をしていただき、リベンジしていただきました。
申し訳ない……、と思いつつ。
「マジで話せるようにせねば。マジ卍」と、全身冷や汗をかいた上での「Duolingo」でした。
今は、Notionサポーターの仲間と一緒に語学勉強仲間として、フォローしあっています。
なんとも、付かず離れずの関係が心地よいです。
でも、Duolingoの大先輩であるご家族と、仲良くフォローされていないのですか?
と質問がきそうです。
はい、絶対にフォローしません。
理由は、ちゃんとあります。
技術習得で、親子や家族が一番よくない理由
もし、家族とDuolingoでフォローしあっていたら、私はおそらく、家出していたかもしれません。
これは、れきっとした理由があるのです。
小さなこどもに、水泳を教える仕事をしていたとき、研修でこのような話がありました。
受講生「先生、お子さんもスイマーですよね。先生が指導されていたのですか}
先生「いや、親子関係を崩してしまうよ。私は、別のコーチに指導をお願いしました。絶対に、プールで仕事している親の姿は見せないようにしていました。」
ほう、そうなんだ。と、当時は聞いて妙に納得したものです。
親が、子どもに指導者として関わると、子どものメンタルが崩れる上に、技術習得もできなくなるそうです。
確かに。親が練習を一緒にやることで有名な、幼少期のバイオリン練習には、子どもの心が弱るリスクもあることで、指導者である先生も、親のケアには心を砕いているそうです。
まして、夫婦関係で多数言語を操っていらっしゃる方と、フォローしあったら、私はどうなるか。
想像しやすいはずです。
家庭内の力関係に、大きな影響がでるため、私の語学学習の環境は、そこから逃げるべきものに変わってしまいます。
せっかくの学習の場が、自己保身すべき場所になるのは、技術習得する上で、絶対に避けなければなりません。
という理由で、家族を絶対にフォローしません。
ときどき、「お知り合いですか?」と彼のアイコンが浮かんできますが、スルーです。
私「ねえ、今何語やってるの?」
家族「ネタにする気だな(怒り気味)」
すみません。「技術習得では、親族を指導関係に持ち込まない」というテーマに利用させてもらいます。
みなさんも、何か習い事をするときは、絶対に親子や夫婦で始めないようにしましょう。
はじめはいいけど、時間立つと、互いに悪影響です。
気をつけましょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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