経理業とは、組織が行う取引を記録して集計する仕事です
また、個人事業主においても、経理は必要なものです。
基本的には、組織に属するか、または個人事業主になって自分の経理をするか。
このどちらかしかありません。
そこをあえて、「ひとり仕事のさすらいの経理」をすることに、どのようなメリットとデメリットがあるのかを、考えてみました。
経理とは
経理とは、「数字」「領収書」「税務申告」のために行う、事務作業と言われています。
しかし、これには単なる作業ではなく、「簿記」という仕組みを使って、仕事の取引を一つ一つ記録して、仕事の成果を数値化することができる、画期的な方法で行います。
事務作業としての「経理」と、経営管理の「経理」の2つの側面があり、本来は、その両輪が成り立って初めて「経理」といえるのです。
しかし、一般的に言われている「経理」は、前者の事務作業と思われているケースが多いです。
1人で経理の仕事を受託するデメリット
1人で経理の仕事を看板にあげていると、次のようなことが起こる可能性があります。
・領収書の丸投げ入力の依頼がくる。
・経理を雑用のように扱われる。
・期日ギリギリになって、振られる仕事が来る。
・提出された資料を元に処理しているのに、思い通りの結果にならないと怒られる。
このように、経理の仕事を単なる「キーパンチャー」として捉えられると、時間給と同じ働き方になります。
この働き方で稼ごうとすれば、量を引き受けるしかありません。
1人で経理の仕事をするメリット
1人で看板を上げるメリットは、たくさんあります。
・経理に対する思いを共有していただける方と仕事ができる。
・命令を受けて仕事するのではなく、提案ができる仕事ができる。
・経理に対する考えを発信することができる。
・1人でも多くの方に、経理の効率化や良さを伝えることができる。
つまり、自分がいいと信じることを発信し、仕事にしていくことができるのです。
私は、経理に出会ったことで、人生が変わりました。
こちらのセルフマガジンで、畑違いの経理を続けるきっかけについて、語っております。
私が目指す仕事は、お客様の要求に答えるのではなく、今まで知らなかった価値を提供することです。
新しい可能性を広げることができるのです。
事務作業だけの経理から、考える材料を築き上げる日々の習慣を提案することが、
メインの仕事とさせて頂いています。
何もしなければデメリットしか残らない
ただし、経理のひとり仕事のメリットは、定着するまでに時間がかかります。
実際に、私のサービスのうち、オンラインセミナーや、Kindle本販売が生活の足しになるほど儲かっているわけではありません。
生きていくための資金を得るために、デメリットに成りかねない仕事も請け負うこともあります。
でも、私は地道に発信を続けています。
「経理は雑用ではない」、「経理は経営を管理するもの」であると、伝え続けているつもりです。
これが、ひとり仕事のメリットであり、時間がかかることがデメリットでもあると思われる所以です。
組織の中の「経理」は、組織の情報がほとんど集まってくるところです。
ひとり仕事の「経理」は、これからの仕事をどうするか、答えを出すための情報をチェックすることができます。
その「経理」を、これからも日々発信し続ける所存です。
楽な道ではありませんが。続ける価値はあると信じています。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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