オフィスメイクが浸透し、マスクによる崩れを防止するメイクも定着してきました。
そして、今、新しいジャンルが生まれました。
画面越しのメイクです。
メイクとは、自分と相手の心にプラスの効果をもたらせます。
せっかくの施しで損をしないコツは何なのか。
仕事の殆どを、オンラインでコミュニケーションを取っている私が考えてみました。
盛った自分ではなく、生命力を引き出す
メイクとは、詐欺するためのものではありません。
その人本来の骨格を、照明でボヤけないようにするため、色と光をコントロールするためです。
特に、年齢を重ねた女性の場合、生命力を補完する役割もあります。
くすんだ肌、血の気が引いた頬、発毛の勢いがなくなるといった、老化現象を年相応に整えて、活力をプラスする役割もあります。
ファッションとして思われがちなメイクですが、私は顔色の悪さを改善したことで、メンタルが改善した経緯もあり、メイクの力を信じています。
そして、今、ひとり仕事をする上で必須である「webカメラ越しの顔映り」に、
感情を持ち、人間性を伝えられるメイクを考えてきました。
せっかくの出会いのチャンス。リアルでないからこそ、リアルの時に伝わる人間味を潰さないことが大切なのです。
リアルと画面越しのメイクにある大きな違い
リアルと画面越しの環境に違いがあるか、比べてみました。
webカメラ | リアル | |
相手の目への写り方 | 2次元 | 3次元 |
光の種類 | 人工照明(スポットライト) | 自然光や人工照明(全体) |
光の向き | 前方から一方通行 | 四方八方から反射 |
これだけ見ても、webカメラとリアルでの違いがあるのです。
どちらが、相手が受ける情報量が多いのでしょうか。
もちろん、リアルにお会いした時の方が、人としてのあり方を伝えることができます。
オンラインでのパソコンの画面越しは、強い光にあたった凹凸のない人が写っているだけにすぎません。
ただ、音声として言葉が飛んできますが、表情を始めとした感情をうかがい知ることができないのです。
自然光と人工照明の違い
では、実際に自然光と人工照明の違いを見ていただきます。
どちらも、まったく同じメイクです。人工照明用つまりwebカメラメイクをしています。
私は、素顔感を演出しているので、濃いメイクはしません。
左が、普段撮影している仕事場で撮ったもの。右が、野外の太陽光の下で撮ったものです。
どちらも、iPhone12miniで撮影しました。
リアルの方が、人間味がはっきりして、人工照明で撮影したものは、性格がキツく見えます。
そして、リアルの方が顔の凹凸に影があることで、年を重ねているように見えますが、
人工照明で顔に強い照明を当てていると、影がなくなったことで若く見えます。
肌色も違います。
同じ服で撮影していますが、光源が違うと、服の色も変わります。
自然光の下に居る場合、チークメイクを変えて肌色に血色感を足すメイクが必要です。
カメラの性能とのバランス
では、カメラの種類によって、写りがどのように変わるでしょうか。
左:iPhone12mini
右上:Sonyα7+OBS
右下:M2 MacBook Air内蔵カメラ+OBS
メイクの仕方は変えていません。照明も全く同じです。
目元のコンシーラー(マット)、ルーセントフェイスパウダー、アイブロウメイク、マスカラ、リップ、チークにハイライトのみです。
さすがに、デジタル一眼カメラのα7は、リアルに近いですね。
照明の光量も調整できて、現実に近い映像を写します。
しかし、泣く子も黙るM2MacBook Airの内蔵カメラだと、まるで怒られるような恐怖感が増しています。
パソコンの内蔵カメラとしては、高性能と言われても、これです。
iPhone12miniは、それなりに現実に近い映像ですが、自動加工されているので、顔の欠点が強めにでているように見えます。
やはり、Webカメラとしてデジタル一眼カメラは、いい仕事をしています。
しかし、最初に列挙したとおり、2次元世界での話なので、3次元でしか伝わらない人間としての情報は、伝わりにくいものがあります。
相手のデバイス性能にも影響
あと、受け手のデバイス性能の影響もあります。
Wi-Fiの状況や、モニターの画素数など。挙げたらきりがありません。
私がどんなに、人間味暖かに演出できたとしても、相手の目に映るときは、
ほとんど絵画レベルの情報しか伝わっていないのです。
普段やらないフルメイクで、オンラインのカメラの前に立つとどうでしょう。
余計に表情が伝わらないことがわかります。
オンラインなどのwebカメラの前に立つときは、自分の素に近い引き算メイクが鉄則です。
普段引かないアイラインを書いて、肌にファンデーションを熱盛してしまったら、もう仮面を被った状態だとご理解いただけるかと。
毎日のメイクでマインドフルネス
webカメラに映る時のメイクは、次のようにします。
・ファンデーションで肌を潰さない。コンシーラのみで補正する。
・肌はマット一択。
・骨格で一番高いところに、ブライトニングして顔を引き上げる。
・シェーディングすると、塗った感が強い。肌なじみのいいチークのみで、小顔を演出。
・血色と毛を補完して、生命力をUPさせる。(アイブロウとマスカラ)
プラス、私はシルバーヘアなので、眉と頭髪と目の色のバランスを見ています。
十人十色、人の分だけその人の人生が顔に現れています。
リアルに会えないこそ、自分の個性を伝えるように心がけています。
あと、何よりも、自分自身に「自信」をもたらすこと。
これが、メイクの一番の効果であり、心によいとされていることです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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