間違えたドリップコーヒーの使い方。誰でも失敗は起こります。
会計の仕事で、一番避けなければならないのは、失敗です。
このリスクを避けるように作られたのが、簿記であり、経理の約束ごとなのです。
しかし、どんなベテランでも、経理フローがしっかりしても、失敗は起きてしまいます。
もう、これはしょうがないです。
しかし、経営者を始め、周囲の人たちは、会計事務所や経理担当者を責めます。
理由は、会計や経理のことを、よく知らないからでしょう。
会計や経理で起こる失敗は、どのようなものなのか、ある程度知っておくことは必要なことなのです。
会計・経理で失敗は許されない
なぜ、会計の世界では失敗が許されないのでしょうか。
それは、失敗による被害が大きいからです。
会計ソフトへの入力を間違えたら、税金計算に影響がでてしまいます。
ただ、税金の金額が変わってしまうなら、まだ傷が浅い方でしょう。
一度間違えた処理は、未来に渡り、影響を与えてしまうこともあります。
また、外部からの信用にも影響を与えてしまいます。
このように、会計・経理の失敗は、社内だけにとどまらないため、専門知識を常にブラッシュアップし、間違いを起こさない仕組みを作り上げる必要があるのです。
失敗が起きる原因
大きな原因は、二つです。
会計・経理を取り巻く環境と、担当者自身のバイアスです。
会計・経理を取り巻く環境
一番多いのが、環境が会計・経理に無理解であることです。
なぜ、締め切りを守らなければならないのか。
なぜ、イレギュラーの補助金収入があるとき、経理に支払い決定通知書をすぐに回さなければならないのか。
なぜ、売掛金が焦げついたとき、ほっといたらいけないのか。
一度は、経理から現場にお願いしたはずなのに、忘れられることで、経理に想像もつかない負荷がかかってきます。
これで、失敗リスク数値が跳ね上がります。
担当者自身のバイアス
「確か、やっていたはず」「チェック入れたつもり」「初めての処理で、よく理解していない」などなど
よくある話ですが、よくない話でもあります。
私自身も、このバイアスに苦しんできました。
特に、会計・経理の仕事は孤独になりがちです。周囲と話をしないで、さっさとやっつけようと思うと、これに陥ります。
バイアスをいかに取り除けるか
周囲の問題は、会計・経理だけで解決できるものではありません。
であれば、自分達で改善できる、この「バイアス」をなんとか攻略できれば、ほとんどの失敗は、クリアできるかもしれないのです。
バイアスを取り除くには、ただ、知識を深めればいいわけではありません。
その知識が、間違えていることも気づかないリスクもあるわけです。
なんだか、気が滅入ってしまいますね。
でも、大丈夫です。
バイアスを取り除くには、コツがあります。
私が思う、解決策は、以下の通りです。
① 下手に自分を追い込まない。
一番やってはいけないことです。自分を追い込んでも、なんの解決にならない上、また次の失敗を呼び込んでしまいます。
なぜなら、追い込んでしまうことで、視野を狭くしてしまっているからです。
② 惰性で仕事をしない。
いつもの習慣で、惰性で処理したばかりに、失敗してしまうこともあります。
絶えず、処理した先を想像できれば、今やっていることの意味を再確認することができます。
もし、意味のない手順を、いつまでも慣習で行っていたら、それは即変えていかないと、失敗リスクにつながります。
③ 一人で結論を出さない。
特に、判断が難しい場合、周りを巻き込むことです。
言葉の掛け合いをすることで、自分の頭の中を整理することができます。
大きく分けて、この3つではないでしょうか。
まとめると、失敗の原因は、思い込みと、コミュニケーション不足からくるということです。
一人でも、笑顔で会計・経理の仕事ができるように。
また、経理が変われば、周囲も変わってくるかもしれません。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
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ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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