今日は、資源ごみ（経理）の日です。
ゴミ収集車（決算・確定申告）が来る前に、ゴミ（領収書やカード明細、発行した請求書）をかき集めて、集積所（会計ソフト）に出しましょう。
経理とは経営の掃除です
このブログを書き始めた頃から、再三うたっている
「毎月月初は経理の日」
経理の大切さを発信してまいりましたが、正直、喜んでいる方はそうそう多くないようです。
長年、他所様の経理や会計などをサポートしてきた私ですが、
最近思うのが
「経理は、経営の掃除である」
です。
これは、元子育て＆家事を担当してきた私が切に思ってきたことでした。
正直、家事は嫌いです。
だからこそ、省力化、効率化を図ってきて、最終的に落ち着いたのが、
「もの（タスク）を減らす」
という結論です。
まあ、ようは、余計なタスクを増やさなければ、ゴミをかき集めるのも楽になるし、部屋をきれいに維持することだって、簡単です。
でも、人は生きている以上、埃を量産する生き物です。
抜け毛だってでます。
汚い話で恐縮ですが、食べている以上、排泄もするし、吐く息だって二酸化炭素で充填されているわけです。
掃除、ごみ捨て、空気の入れ替え。
これらは、生活している以上、やめることができないタスクであります。
そして、事業をしている以上、経理もやめることができないのは周知の通りであります。
経理が面倒くさい理由第一位「振り返りたくない」
経理が大変で、タスクも煩雑で、面倒くさい。
経理をゴミ収集に置き換えたら、その理由は納得できたかと。
しかし、本当の理由は別にあります。
それは
「事業の粗相を振り返りたくない」
これです。
会計事務所の正社員だった頃、担当していた中小企業の社長の浮き沈みは、たくさん見てきました。
利益が出る年→資料の提出が早く、お願いしたこともすぐにやってくれる。損失が出る年→リアクションが鈍く、お願いしたことを忘れる。
だいたい、このバイオリズムが発生します。そんなもんです。
そして、本当に強い経営者は、どんな状況であれ、経理業務が一定しています。
つまり、いつ遊びに行っても、部屋がきれいなお家は、経済も安定しているし、
「今日は散らかっているから、来ないで」と、来訪を断るお家は、もう限界いっぱいで苦労が多いケースがあったりします。
つまり、掃除（経理）が一定して続けられているところは、生活（事業）も安定している証明でもあるのです
ここで、なかなか経理に軌道を乗せられない場合どうしたらいいか、考えてみます。
できないからやらないのではなく、できないから無理やりやるという考え方。
つまり、行動療法を取り入れることで、現状を打破するということです。
経理ができなければ、無理やり経理をするタスクを押し込んでしまえば、あとは、自然とうまく回るので、行動を変えることから事態をいい方向に変えていくのです。
ま、これを「引き寄せの法則」とも、言われるのでしょうが……。
そして、忘れてはいけないことが。
それは、ゴミは資源になるということ。
経理では、レシートや請求書をかき集めますが、
掃除（経理）のあとの爽快感＝メディテーション
あと、私がいつも言っていること。
それは、経理は経営のメディテーションであるということです。
掃除したあと。断捨離したあと。ゴミを全部持っていってもらったあと。
家の中が、爽快になっていませんか。
「ああ、掃除できて、すっきりしたぁ」と。
これは、経理にも同じ効果があります。
毎年、決算を終えると、担当している会社の社長さんの表情は明るくなります。
結果が、利益が出ようが、損失があったとしても。
つまり、経理（掃除）をして、決算（ゴミ出し）をすれば、経営している中で生まれてきたモヤモヤをクリアにできる、ということです。
あえて、振り返りを実施しなくても、経理をしていれば自然と整っていく。
これが、経理なのです。
そのためには、なにか必要なものがあるのでしょうか。
そうですね。簡単に掃除（経理）ができる、お掃除ロボット（自動化）というツールを駆使する方法もあります。
でも、まずはホウキ🧹（ExcelとはNotionとか）で、掃く（経理）ことからでも始めてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、個人事業主の経理について書いたブログのリンクを貼っておきます。
古いかもですが、目的、やることは変わりません。
参考までにどうぞ。
「個人事業主として最初にやっておくこと お金を産む経理を知る」
＝編集後記＝
【昨日の推し活】
Netflix「テプン商事」第8話。再視聴。
日本語翻訳の完成度の高さを痛感。
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