※千葉・香取神社の境内にて 新しいチャレンジを神様に宣言してもよいですね。
現状に満足していますか。
変わりたくて、藁にもすがる思いで誰かに助けを求めたことはありますか。
おそらく、それは現状を打破したいという「生き方の改善」を行おうとしている証拠です。生きていくために、人生で何度か変わる時期がやってきます。
しかし、憧れが本来の自分と勘違いすることが多いため、「行き方の改善」が成功しないケースがほとんどです。
かくいう私も、失敗の連続でした。
理想と現実を知る「気づく」
例えば、小さな少女がバレリーナに憧れたとします。
親に頼み込んでバレエ教室に入り、精一杯バレリーナになるべく努力をしたとします。
しかし、ある時点で、自分の限界を知ります。自分より軽々とできる人を目の当たりにして、到底及ばないと悟るのです。
これが、理想と現実を自覚する、ということです。
自分には、適正がないことがわかったときが、人生の勝負どころです。
そのまま、違う道に進むのか、できなくても続けるのか、決断しなければなりません。
変わると決めたらやること「習慣化」
もし、今までの自分を変えたいと決断するなら、変わるための手続きを踏む必要があります。通常運転のまま、変わろうとしてもそうは簡単に変化することはできません。なぜなら、人間は変化することにブレーキをかけようとするようにできているからです。
変わるために新しいことをするときは、今までの習慣の一つまたは二つを断捨離します。捨てた習慣によって生まれた時間を、新しい習慣に当て込むのです。
タンスの洋服が一杯だと、新しい洋服が入りません。頑張って詰め込んでも、せっかくの洋服が潰れてしまって、新たな気持ちで着用することができなくなります。それと同じと考えてもらえたらいいと思います。
何かを捨てる勇気をもって、実行する。
これで、初めてスタートラインに立てる権利を得たことになります。
新しいことを始めて、軌道に乗るには8週間、二ヶ月かかるつもりでいるといいようです。
三日坊主になっても、あわてることはありません。想定内です。十分リカバリーすることができ、8週間あれば習慣化できた達成感を得ることができます。
あと、新しい習慣をする前後にも、時間の余裕を持っておくことも大切です。始めの内は、見込み時間に誤差が生じることが往々にしてあるからです。
あとは、すぐに成果を求めないことも大切です。
自己啓発系の餌食にならないことが第一「続ける」
俗に言うセミナーやオンラインサロンの話です。
質の良いものもありますが、向こうも商売です。参加者を依存させるように誘導することがあると思っていたほうがいいです。
新しいことを始めるのに、取っ掛かりで活用するのはいいことだと思いますが、講師のファンになって、いつまでも受講を続けているとなったら、それは、依存していると思ってよいです。
一番理想とするのは、自分自身が講師になるイメージを持つことです。
講師の話は、講師が生活している中で得てきた結晶です。それをそのまま自分に当てはめるのは、サイズの合わない靴を履くようなものでしょう。最初はいいと思っても、靴ずれができてくるイメージです。
新しく習慣化できたものを、定着化するには、アウトプットが一番効果敵です。なぜなら、アウトプットできて初めて、自分自身の血肉になっていくからです。
私も、こうしてブログを発信することで、この言葉の意味を噛み締めています。
こうすることで、講師の受け売りではない、自分自身の力を大きくしていくことができます。桃太郎のきび団子的なものと思っていただいていいかと思います。
こうして、私は、古い習慣(毎朝毎晩通勤する)を捨てて、新しい習慣(独立、情報発信)を始めました。途中、苦しい状況がありましたが、立ち直ることもでき、少しだけですが自信を持つことができました。
続けて、挫折しそうになって、よく考えて、また再開する。
そうすることで、新しい習慣は、体の中に染み込んでいっていると思っています。
「このままじゃ、駄目なような気がする」「なんとかしたいなぁ」
をきっかけに始めても、うまくいかない、続かない、といった現象が起こったら、それは、自分に合わないことをやろうとしている証拠です。
そうなったら、無理に続けても成果はでません。
今までの思い込みや習慣を捨てて、時間を確保することができれば、あとは続けるだけです。
変わりたいと思ったら、まずは捨てる、やらないことを見つけるところから始めてみてください。