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ひとり仕事の最大の敵「時間が溶ける」への傾向と対策

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ひとり仕事の最大の敵は、実は自分自身です。

雇われていれば、管理監督する存在があるので、なんとか仕事をすることができます。

でも、たった一人だとついつい時間が溶けていくことを許容してしまいます。

これには、どんな対策ができるか、低予算でできる方法を考えてみました。

地元の大盛りで有名なコーヒーショップにて、ノマドる

目次

ひとり仕事の現実「時間が溶ける」現象

かつては「スターバックス」、今は「コアワーキングスペース」が大流行です。(今もスターバックスは健在ですが……)

ここでは、リモートワークも含め、自宅で仕事をする方々が集まって、パソコンを開いて仕事をしています。

オンライン会議は、自宅では難しくても、コアワーキングスペースのオンライン会議可の場所であれば、自分の顔を映し出しても、問題ありません。

このように、自宅での仕事ができない場合、外にでてノマド(遊牧民)のように、仕事をすることができます。

しかし、これには費用がかかります。

組織に属して働く方でも、下手したら自腹かもしれません。

個人事業主の場合は経費になりますが、お金が出ていくことに、変わりありません。

であれば、移動の時間も含め、自宅で仕事ができたほうが、効率的とも言えます。

 

しかし、すでに私も経験済みですが、自宅にいると、変に誘惑が多く、仕事に集中できないものです。

理由は簡単です。自宅に仕事スペースを作ったとしても、衣食住が揃っているわけですから、仕事せず家で自由に過ごすことが可能なのです。

このような環境で、仕事に集中できるかどうかは、その人によるでしょう。

私の場合、ついつい、休み時間が多く増えてしまいがちです。

見たい映画などがあれば、すぐにリモコンがあるわけですし、仕事部屋をでたら、目の前に昼寝ができるソファーがあったりします。

このような環境では、仕事に集中するためのエネルギーが必要で、意志を強くする必要があります。

また、家族が急遽、連絡をよこし、駅に迎えに来て欲しいとかリクエストがくることも。

それに対応してしまうと、簡単に1時間は時間がなくなってしまいます。

 

このような状態を、私は「家にいると時間が溶ける現象」と呼んでいます。

自分一人でなんとかしようと思うな

では、どうしたら自分の時間を溶かすことなく、仕事に集中できるようになるのでしょうか。

色々と考えてみたのですが、結論は「一人の力ではどうしようもできない」でした。

今まで、様々なタスク管理にチャレンジしてきました。

一時は、上手くいったかもと思えるほど、効果があったりしますが、直に飽きてきて、タスク管理さえしなくなったりします。

自分一人の力で、なんとか頑張ろうとすると、上手く行かなくなった時、自己嫌悪に陥ります。

「なんて、自分は駄目なんだろう」

実は、上手く行かなかったことより、自分を卑下にしてしまうことが、深刻な問題を引き起こしてしまうのです。

 

ひとり仕事は、自分ひとりで進めて行きます。

締切も自分で決めるし、それを破るのも自由。

でも、自分で頑張ろうとしても、上手く行かなかった場合、もしかしたら、自分に合わないタスクだったかもしれないのです。

できなくて、当たり前。違うことにチャレンジすればいいのです。

でも、一旦自己嫌悪に陥ってしまうと、新しいことにチャレンジする元気が失われてしまいます。

これが、一番よくないことなのです。

自分だけで頑張ろうとすると、目の前の失敗に囚われて、本来やるべきことに気が付かないというリスクがあるのです。

徹底的な仕組み化を作ろう

ここで、考えたのが、自分の意志だけで動くのをやめることでした。

極力、意志の力が不要な方法で、実行できるようにします。

しくみを作るには、まず「環境」、そして「習慣」、最後に「ブロック」です。

環境

環境は、本当に大切です。

私が、毎日の習慣タスクができるのは、この環境のおかげです。

とりあえず、仕事部屋にきて、パソコンを立ち上げれば、メルマガやブログが書けるように設定しています。

一人で自宅仕事をする方が、家を出て外で仕事をするのも、環境を手に入れるためです。

であれば、家の中で、カフェのような環境を作ってしまえばいいのです。

私の場合、動画も発信することもあるので、動画用カメラも常時セッティングしています。もちろん、照明もすぐにつくようにしています。

仕事に取り掛かるまでの障害を、極力無くすことが、まず最初の一歩です。

そして、できたら、非日常な空間を作るといいでしょう。

もし、仕事して顔を上げたその先に、家族が食べ残した食器が置かれたダイニングテーブルが目に入ると、それだけで仕事戦闘パワーがダウンします。

生活に関わるものを、極力視界に入らないようにしましょう。

習慣

「環境」のところでも書いたように、毎朝のルーティンを作ります。

こうすれば、朝起きたら、自動的に仕事ができるようになります。

こちらのブログでも、ルーティンについて書いています。

つまり、習慣化です。

習慣になれば、体調が悪くても、これだけは毎日続けられるようになります。

体調悪くても、ルーティンを崩さない方法

習慣化になれば、意志の力は必要ありません。

ブロック

最後に、必要なスキルは「ブロック」です。

最終的な仕事の詰めは、このブロックするスキルがないと難しいです。

そして、ついつい、昼寝したくなり、集中力が削がれるのも、このブロックスキルがないからです。

ブロックするものは、私の場合、次のものになります。

  • 電話などコミュニケーションツールの通知をオフ
  • SNS、特にTwitter(今はX)を、見ずらい環境にする。
  • 予定をブロック。ここで集中したいと思う時間帯に、家族と関わらない。
  • 休みの時間も、守る。ついつい休み返上にすると、余計に集中力が削がれる。
  • 遊ぶ時間は、絶対に守る。
  • 仕事を切り上げて、睡眠時間を守る。

このように、時間をブロックすることで、仕事の進捗も進みます。

そして、予めタスクを予測することもできるようになります。

これが、ひとり仕事における時間コントロール術でもあるのです。

今、私の課題は、限られた時間で仕事に集中することです。

このブログを書く時間もそうです。

筆が止まると、集中できなくなります。こうなると、ブログ執筆に時間が大幅に広がってしまいます。

そして、やりたかった別のタスクが先送りになるのです。

この時間ブロックスキルこそ、ひとり仕事で磨いていくべきでしょう。

 

時間ブロックスキルの磨き方は、まずは集中できる体力をつけること。

十分な睡眠、栄養、筋力を鍛えます。

下手なダイエットしてしまえば、体調も崩れるでしょう。もちろん、空腹によって集中できない環境ができてしまいます。

時間をブロックし続ける気力体力は、身体が健康でなければできません。

 

あとは、危機感がないと、時間を守る意義がなくなります。

ヤバイ、今やらないと!

これも、下手したら自分を追い込むことになりますが、上手に利用すれば、集中力を高めることができます。

私も、日々できるよう精進しています。

ひとり仕事を遂行するためのトレーニングだと思って、自分に負荷をかけていけば、少しずつできるようになるでしょう。

自分への戒めも込めて。

ひとり仕事をする方に参考になれば、幸いです。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。

 

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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