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50代からの働き方「時間報酬」から「積み上げ型」へシフト

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50代からの働き方。

これは、被雇用者であろうと、個人事業主であろうと、共通の悩みです。

何よりも、一番の悩み事は、疲労からの回復に時間がかかるようになったためです。

これからどんどん、体力の問題が大きくなってきます。つまり、働くために投下できる時間が、どんどん少なくなっていくのです。

50歳になったら、まだ無理ができるうちに働き方を見直すタイミングではないでしょうか。

野菜積み上げ式ちゃんぽん

目次

時間報酬型の限界を感じた理由

会計や現場の仕事は、時間をかければ報酬になる「時間報酬型」が基本です。

まず、9時から17時という定時があります。

確かに、この時間に出社すれば、どれだけ仕事しても報酬は変わりませんが、時間拘束は変わらず、どんなに早く仕事を終えたとしても、早帰りできるのはイレギュラーになったりします。

そして、量数カウントによる報酬。

これは、やればやるだけ、報酬をいただけるものですが、もちろん、それなりに時間も投下されていきます。

つまり、一定の報酬をいただくのに、時間だけはどうしてもなくなっていく仕組みになっているのです。

ただし、50代に入ると…

  • 長時間労働がきつい
  • 疲れが抜けない
  • 繰り返しの作業がつらい

といった「体力的な限界」が出てきます。

一方で、若い人たちはフリーランスや副業で、時間に縛られず働くスタイルをどんどん取り入れているなか、「このままの働き方を10年続けるのは難しい」と、現実的に感じるのも自然なことです。

コンテンツ力が武器になる

そこで見直したいのが、「コンテンツで働く」というスタイルです。

たとえば、

  • ブログやnoteでの発信
  • 自分の得意分野をまとめたマニュアル
  • ノウハウをパッケージ化した資料や動画講座

こうした“積み上げ型の資産”をつくることで、働かなくても報酬が発生する仕組みを少しずつ育てていけるのです。

コンテンツは一度つくれば何度でも使える。しかも、体力に関係なく積み重ねていけます。

私は、メルマガを2年間書き溜めたものを、Kindle本してみました。

画像クリックでアマゾンサイトにいきます。

そして、このKindle本の目次にそって、現在、メルマガ読者限定のオンラインセミナーを毎月月初に行っています。

このコンテンツを作るには、それなりのエネルギーがかかりますが、一度作ってしまえば、そのまま販売サイトに置いておくことができます。

以前なら、そこにも時間を投下する必要がありましたが、今はAIがほとんど助けてくれます。

毎日メルマガを2年間継続できたことで、このような副産物が生まれるのです。

時間給や量数変動の場合、働いたものは時間とともに消えていきますが、コンテンツの場合は、資産として残っていきます。

50代の私たちにとって、これは非常に現実的な働き方だと感じています。

「好き」なこと=続けられる、とは限らない

よく「好きなことを仕事に」と言われますが、実は少し注意が必要です。

  • 好きなことは、感情に左右されやすい
  • やる気が続かず、バテることもある
  • 成果に結びつかないことも多い

一方で、「違和感がないこと」「自然にできること」は、エネルギーの消費が少なく、淡々と続けるのに向いています。

実際、私が日々取り組んでいるのも、派手さはないけれど「なぜか飽きずに続けられる」ことばかりです。

文章を書く、このブログも、最初はこれほど続くとは思いませんでした。

でも、実際にやってみると、言語化する過程が自分の落ち着きをいざなうことに気づき、今でも続けることができています。

経理・会計の仕事もそうです。

そもそも、向き不向きで考えてみたら、絶対に向いていませんでした。

間違えるし、緻密じゃないし、事務力もなかったのです。

でも、いざ働いてみたら、間違いを克服したあとに得られる安定感が心地よく感じて、いまでは、それを自分のライフワークにしていこうとしているわけです。

そして、大の子供嫌い!!!

実際に、幼稚園で勤務していたときは、いかに子どもが懐かないようにするか、そんなことばかり考えていました。

でも、実際はその逆。隙あらば、子どもたちは目をキラキラさせながら寄ってくるし、親御さんから子どもたちから家庭で私の話をよくしてくれるとか、要らぬ情報を教えていただくし。

真逆の効果で、意外と教育現場での仕事は、なんとか続けられたわけです。

 

好きなことだったら、それは、芸術系です。

ピアノを弾く、カラオケで歌う、曲をつくる、木版画を彫って刷る……。

でも、それを仕事にしていたら、スランプになったときが地獄です。

自分の気分や体調に関係なく、淡々と続けられるものこそが、その人にあった仕事なのです。

量をこなすことで、やがて質に変わります。

コンテンツをつくるうえで大事なのは、とにかく量をこなすことです。

最初から完璧なものをつくる必要はありません。

むしろ、たくさん試して、改善して、磨いていくほうが結果的に「質」が上がっていきます。

  • 小さなブログ記事をコツコツ書く
  • 自分用にまとめた資料を公開してみる
  • 発信することに慣れていく

この積み重ねが、やがて大きな成果につながっていきます。

「好き」なこと=続けられるとは限りません。

逆に、「好き」なことは、継続するのにストレスを抱えるようになります。

量をこなしていくには、続けられるものでないと不可能です。

そうなると、好きなこと=続けられてマネタイズになる、にならないのです。

50代は、仕組みを育てるタイミング

体力に頼る働き方には限界があります。

でも、経験と知識を「コンテンツ」という形にすることで、50代からの10年をもっとラクに、もっと豊かにすることができます。

特別なスキルがなくても大丈夫。

  • 自分が繰り返しやってきたこと
  • よく人から聞かれること
  • 仕事の現場で得たノウハウ

これらはすべて、あなただけの“資産”になります。

ぜひ今日から、「時間を売らない働き方」を意識してみてくださいね。

=編集後記=

【昨日のできごと】
習慣化によって、ご自身でホームページ更新をするサポートの個別相談。
そして、月初経理で、請求書発行や経理など。

=おすすめのサービス=

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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