パソコン・スマホの中で、自分にとって必要なことを集約できるツール。
その名も「Notion」
なぜ、このツールに、そんな名前が付けられたのでしょうか。
この由来から、垣間見る
- 難しそう
- 続かない
- どう始めたらいいかわからない
を解決するツボを探してみます。
Notionの日本語訳は「概念・思い」
Notionの日本語訳は、「概念」です。
でも、日本語の概念を英語訳にすると、Conceptという単語になります。
もう、Notionは、特定のアプリケーションツールのことを指しており、抽象的なことではなくなっています。
でも、アプリケーションのNotionが生まれる前、この言葉は、抽象的なことを表現する単語として存在し、利用されていました。
では、Notionを使った英文の例を、抽象的なアイデアや概念を指して使用された例として、ChatGPTに考えてもらいました。
1. “The notion of freedom is deeply ingrained in the principles of democracy.”
(「自由の概念は、民主主義の原則に深く根付いています。)
2. “His notion of success goes beyond just financial wealth; it includes personal fulfillment and happiness.”
(「彼の成功の概念は、単なる財政的な富だけでなく、個人の充実感や幸福も含んでいます。)
3. “In her speech, she challenged the traditional notion of beauty and emphasized the importance of self-acceptance.”
(「彼女はスピーチで、伝統的な美の概念に疑問を投げかけ、自己受容の重要性を強調しました。)
4. “The notion that learning is a lifelong journey is becoming increasingly popular in modern education.”
(「学習が終身の旅であるという概念は、現代の教育においてますます人気があります。)
自由の概念、成功の概念、美の概念、学習についての概念。
これらの概念は、考え方ととらえることもできるし、思いともとれます。
つまり、Notionとは、一人ひとりが持つ、生き様のようなものということになります。
抽象的な意味として使われるNotionとは、その人の人生とも言えるのです。
道具ではなく、寄り添う相棒?
こんな雑多な捉え方で、作られたアプリケーションツールは、今まで存在していませんでした。
かつては、仕事をしてもらうために、そのツールのフォーマットに人が合わせて、ほしい・見せたい情報をツールの中で展開するように作られておりました。
コンピューターができることに、直接人の手が介在し、計算してもらう。
これが、かつてのアプリケーションの仕事でした。
しかし、時代を経て、今は、感覚的にコンピューターを操作できるようになります。
これには、ガジェットの進化を語らずに、アプリケーションの発達を語ることができません。
ガラケーから、スマートフォンへ買い替えたとき、もうガラケーに戻れない感触があったのを忘れられません。
画面を指でタップして操作できることで、説明書がなくても、とりあえずその端末を使うことができるようになったのです。
できることがどんどん増えて、時間の使い方も大きく変わっていきました。
ガジェットの進化ひとつで、やりたいという欲求と行動のリンクが、早くなっていったのです。
ソフト面も、同じことが言えます。
時代の進化にともない、デジタルの世界でも、ハード面とソフト面両方で、技術進化によって、誰もが感覚的に使える時代がやってきました。
その象徴が、アプリケーションの「Notion」だと思うのです。
頭の中でふっと思ったこと。今までやってみたかったこと。
これらを、とりあえず、画面越しに誰もが形にできるツール、それがNotionです。
つまり、このアプリケーションは、仕事の結果を画面上に表示させるものではなく、考える過程で使うものなのかもしれません。
これが、初めて使う方にとって、どこから手をつけたらいいのか、分からなくなる理由だと思うのです。
Notionは、考え方を形にするもの
人は、思いや概念を形にして伝えるとき、言葉を使います。
Notionは、言葉といえるのかもしれません。
私たちが外国語を初めて触れるとき、戸惑いを隠せないものです。
つまり、Notionをいきなり使おうとすると、戸惑うのは当たり前なのです。
ただし、Notionは、誰もが使えるように作られています。
まずは、Notionを触ってみて、書き方を知っていきます。
ブロックとページ
ブロックは筆記用具、ページは紙またはノートだと仮定してみます。
そうすると、他のアプリケーションとだいぶ違ってくることがわかります。
簡単にいえば、ページと言われる枠のなかに、ブロックという言葉を置いて、考えていることを形にしていきます。
ブロックには、
- テキスト・ドキュメント
- データベース
- データ埋め込み
- 他ツールとの連携
のおおまかに4つのカテゴリーがあります。
ページという箱庭に、ブロックを置くように、それぞれに特化した機能を置いていきます。
ブロックを横断する機能
次に、ブロック同士を連携する機能を持ったブロックです。
「同期ブロック」は、自分が決めた範囲にあるブロックを、別のページに全く同じものを表示するものです。
また、データベースを別の場所に同じデータベースとして表示する「データベースのリンクドビュー」
これが、他のツールには難しいとされる、同時編集、即時更新を可能にしてくれます。
同じワークスペースであれば、どこのページに置かれたブロックだとしても、瞬時に別のページに連携されます。
このあたりから、Notionが考えや思い、生き方を表現すると言われる所以です。
今までなら、専門知識がなければできなかったことが、誰もが使えるようになりました。
文章などを生成するAI機能
今話題のAI。もちろんNotionにも搭載されています。
普通、AIツールは、単独のアプリケーションとして利用します。
Notionは、ブロックの一つとして、またはページに直接ライティングするツールとして、二通りのAIがあります。
AIブロックは、ページの中に配置することができます。
全体では、自分のテキストで埋められたページの中に、AIが働く場所として設置するイメージです。
もう一つのAIは、NotionAI。ページに変わりにライティングしてくれます。
Notionのブロックは、文房具である
小さな子どもが、画用紙に落書きをします。
手にいろんなペンを持ち替えて、画用紙にどんどん線を加えていきます。
丸だったり、直線だったり、塗りつぶしたり。
または切ったり、貼ったり。
Notionは、まさに概念・思いをページに落書きして工作するツールです。
あったら良いな。毎日このように過ごしたい。
こういった願望を、まずは形に見えるようにして、絵を書きます。
そして、その先の自分の行動に反映させるのが、Notionなのです。
Notionは、仕事をさせるためのツールとして捉えると、非常に使いづらくなります。
仕事というよりは、まずは自分の理想を形にしてみて、行動に落とし込めるかを考えると、作りやすくなります。
まずは、Notionに落書きしてみましょう。
失敗したら、後戻りできるし、削除したっていいのです。
始めは、チェックボックスブロックを置いて、毎日のタスクを書き出してみる。
そこからスタートさせて、みましょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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