独立したい。
資格がほしい。
新しい趣味を始めたい。
いくつもある「やりたい」が、いつの間にかトーンダウンしていませんか。
私も例外なく、「わかちゃいるけど始められない」ことが、いくつかあります。
でも、その中でも新しく始めたこともあります。
この、「できた」と「できない」の違いについて、まとめてみました。
人間は基本変わりたくない生き物です
まず、最初に大前提を確認してみましょう。
そもそも、人間は、変化に弱い生き物です。
人類の発達も、社会の変化も、「気付けば、変わっていた」のであり、
何百年、数千年かけて変化しても、遺伝子レベルでは太古の昔からの名残が残っています。
天変地異で、否応なしに変わらざる得ないときだけ、生き残るための変化したまでです。
基本、「変わりたくないなぁ」が本音であり、本質なのです。
まずは、変わらない自分に褒めてあげるようにしましょう。
やりたいことができない環境とは
では、次に、本能に反して「変化」する必要があった場合、どうすればいいのでしょうか。
答えは簡単です。
環境を変えることです。これしかありません。
環境を変えないまま、新しい習慣を始めても、なぜか継続することができません。
転職、引っ越し、独立、など。環境を変える手法はいくらでもありますが、
そこまでおおごとにせず、プチ環境変化も効果があります。
変化に上手くいったケース
部屋の模様替え
新しい習慣を定着させるために、生活動線を変えると効果があります。
毎日、日記をつけようと思ったら、日記を書くコーナーを作って、日記帳とペンを置いておくことで、日記を続けるようになります。
私の場合、これでモーニングノートを継続することができ、前向きな気持ちになりました。
家事など苦手なことを手放す
私の場合、主婦湿疹がひどく、食器洗い洗剤を一切使わないことを決めました。
つまり、食器洗いを放棄したのです。
そうしたら、症状が改善されました。
苦手なことから、とことん逃げられるよう、環境を変えるのです。
ガジェットを買って、楽をする
高性能ノートパソコン、ウルトラワイドモニター、持ち歩くデバイスの多様化など。
あと、ソフトである「Notion」を張り巡らせることで、情報がひと目で管理できるようになりました。おかげで、時間短縮も目指せるようになったのです。
なかなか変化できなかったケース
資格試験勉強の継続
最初の税理士試験は、ドクターストップがかかるほど体調を崩してしまいました。
復帰させるのに2年を要したので、怖い思いをしたくないことから、断念グセがついてしまいました。
成果があがらないことに飽きてくる
最初はがんばります。さきほどの資格試験も同様ですね。
いくら頑張っても成果が上がらないと、どんどん飽きてきて諦めてしまいます。
例えば、リハビリのピアノ練習。
どんなに頑張っても、指が動かせず思い通りの音がでないため、練習する曲をドンドン変えていってしまい、なかなか上達できません。
このように、上手くいかないケースは、「成果が上がらない」「コツコツ地味にやる」といった、自分の頑張りだけで成果を出そうとした場合です。
必ず、失敗しています。しかし、やらなきゃいけないと頭で理解しているので、
「わかっちゃいるけど始められない」とボヤきはじめるのです。
これが、「わかっちゃいるけど始められない症候群」と名付けております。
時間に食われない、手間をかけない、1人で全部やらない。
では、どうしたらいいのでしょうか。
答えは簡単。「成果が上がらない」「コツコツ地味にやる」の反対をやればいいのです。
成果が上がらないなら、上がるものから手をつける。
例えば、成果が上がるようにするには、数値化することです。
経理の現場だと、よくこの効果で社長のやる気に火がつくことがあります。
売上の前年比。粗利率の向上。貸借対照表の資本の部が増額など。
昔と今の自分を比べて成長したところを、客観的に評価するのです。
こうすると、社長は俄然やる気を出します。
地味にやるな。派手に行け。
特に私の場合です。
このブログ、300本を超えました。当初は平日更新だったのが、今では毎日更新しています。
毎日ブログを書くという、地味な仕事がなぜ、継続したのでしょう。
答えは「いろんな方に見ていただけるから。」です。
お陰様で、1ヶ月のセッション数が1,000を超えるようになり、毎日ブログを書くことが楽しみになっていきました。
あと、よく言われるのが、芸術系の習い事での「舞台の上で腕を磨く」でしょう。
ただ、先生の前で練習するだけでは、上達しません。舞台の上でお客様に見て頂くことで、覚悟が生まれるのです。
面倒くさいをなくす
これは、「手間をかけない」「時間に追われない」ようにするための、一つの指針です。
手数が多いと、その分時間がかかります。そして「面倒くさい」という負の感情が湧いてきます。
こうなったら、もう継続するエネルギーがどんどん増えていき、新しい自分がどんどん遠のいてしまいます。
そうならないために、私はガジェットを充実し、Notionをハブにして、すべてのタスクを一元管理しています。
おかげで、デバイスごとの差がなくなり、いつもどこでも情報に差がなくなったのです。
これで、ほとんどの面倒くさいがなくなりました。
あとは、業務として請け負っている経理の自動化くらいでしょうか。
「3ない運動」を落とし込んでみよう
以上のことに着手するには、まずは舞台を設定することをオススメします。
「人に見られる」「変わることに準備する時間」「今まで不用品を洗い出す」
この3つを行う場所と時間が必要です。
ただ、1人で準備しようとするなら、「ああ、今日はいいっか。」と先送りしてしまいます。
しかし、誰かに見られているなら、「やばい、なんとかしなくては。」と動くようになるのです。そして、動くために、今まで抱えていた不用品を手放すようになるのです。
「わかっちゃいるけど始められない症候群」には、
この「3ない運動」「派手に見られなさい」「面倒くさいを手放して」「数値化する」を中心に、もう一度整理してみてはいかがでしょうか。
かくゆう私も、このように人に見られることで、がんばれています。
互いに、成長して参りましょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
午前中はオフ。午後から自宅での仕事へ。
月末近くなると、仕事量も増えてきます。
そこをクリアするために、Notion構築も欠かせません。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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