独立に向けて、ついついセミナーを受け続けてしまう現象。
セミナージプシーです。
そうならないためにも、勉強を続けるリミットを決めておくと、勉強と実践のバランスがとれるようになります。
雇われから、ひとりビジネスに必要なこと
雇われていた状態から、ひとりビジネスに変わるとき、必要なことがあります。
人によっては、「独立までのロードマップ」とか、「マインドを作る」とか、
「集客までのテンプレート」といったものが挙げられます。
もし、息の長いひとりビジネスを始めたいのなら、カンフル剤のように、すぐに成果の上がる手法を学ぶより、自分軸をしっかりつくるための日々の行動を学ぶのが早いように思います。
あと、お金のこと。
ビジネスには、攻めの仕掛けは欠かせません。
でも、盾となる資金がどうなのかを、しっかりチェックすることで、両輪となってひとりビジネスが成り立つと考えています。
さて、雇われてからひとりビジネスの場合、必要なことは、この「仕掛け」です。
雇われ時代でも、仕掛けはそれなりに勉強して、仕事に活かしてきたつもりでしたが、所詮、組織に求められることばかりです。
ひとり仕事では、組織に属さず、自分の持つスペックで、誰もがやってきていないことをメニュー化していきます。
また、自分軸を打ち出すことで、それが営業となっていきます。
雇われていたときと違って、ひとりビジネスは、働き方や考え方が180度変わります。
この180度の方向転換に、少し勉強をするのは、大切なスタートと言えるのです。
私が思う、ひとりビジネスで必要なことは、次の通りです。
- お金のこと(経理・記帳・決算)
- マーケティング・営業
- IT・DXの知識と技術
- ひたすら自分分析からのメニューづくり(自分軸構築)
- 日々のルーティンづくりと定着
こんな感じでしょうか。
人によっては、必要なかったり、別のことが必要だったりするかもしれません。
でも、以上のことをNotionで記録していくことで、自分だけのひとりビジネスが作れるようになっていきます。
勉強に必要な課金金額は?
少し、話それてしまいました。
ひとりビジネスに必要な金額についてです。
もちろん、お金があればあるほど、悩む必要はありませんが、運転資金は有限です。
また、私は、資金を貯めてからスタートすることをおすすめしていません。
走りながら、自分で稼ぐことを体験しながら、次なる勉強に課金していくことで、厳選する習慣が身につくと考えています。
生活費や、子どもの学費など、人によっては抱えているものが違うので、一概に言えません。
でも、おおまか、最初にいただいた報酬の半分は、次なる勉強に投資するという、回し方でいいでしょう。
投資は、知識だけではありません。
ガジェットといった物に投資することも、勉強です。
私は、最初の報酬で、MacBook AirとiPad mini を購入しました。
それが、今では、自分軸を支える物理的土台となっています。
お金は天下の周りものです。
どんどん経済を回しつつ、ついでに自分の武器を育てるものに、投資すると次につながっていきます。
仕掛けと守りを線引された金額=勉強課金金額
とはいえ、たまには、上限を超えた投資をすることもあります。
私も、それなりに投資をしてきています。
そんなとき、役に立つのが、経理で集めた情報です。
自分の売上、かかった経費はもちろん、借入金額、返済金額から、手元に残る金額を計算することができます。
キャッシュフローの考え方を知っていれば、一見怖い借入も、実は大丈夫だったりすることもあるのです。
仕掛けることと、守りの間に引かれる線が、自分が投資できる金額です。
これには、未来に向けた稼ぎ見込みを計画することが欠かせません。
実はこれ、中小企業の経営者たちが、やっていることです。
ひとりビジネスとはいえ、ちょっとした企業と同じ分析をすることは、必須です。
ここで、いつまで勉強をするか。
どんなことを勉強するか。
どうやって回収していくか。
この3つを考えながら、自分への投資をしていきます。
これができるひとりビジネスを、私も目指しております。
一緒に、やってみませんか。