ひとり仕事の営業で、風を読むスキルは必要ありません。
なぜなら、風がお客様になることはないからです。
風を読む理由は、売上のためだけに非ず
SNSでのフォロワーを増やす。
ブログ収益を上げるために、アフェリエイト記事を書く。
たくさんの、見込み客になる方を集める。
これらは、売上を上げるために、とても有効な方法とされています。
この方法がいい、悪いという話ではありません。
今、流行りのもの、受け入れやすいやり方は、多くの人に目を止めてもらうのに、一番効率がいいのです。
食べていくために、このような世間の風をよく読むことが求められます。
毎日ブログを書く必要はなくなるし、SNSに広告を出せば、一度にたくさんの方に見ていただくことができます。
でも、果たしてそれは、永続的に続けられるのでしょうか。
私には、自信がありません。
世間の風に合わせて発信してきたものは、自分自身ではないので、長く続けることはないでしょう。
ひとり仕事での「風を読む」は、世間に合わせるためではなく、その風の中でどう自分軸を守るのか、判断するためにあります。
いくら自分がやりたいことだとしても、無防備に強風に晒されるのは避けたいものです。
自分の道の歩き方を決めるため、風を読む小手先のスキルではなく、力が必要なのです。
ひとりだからこそ、一対一の強みがある
チームで働くのか、ひとりで働くのか。
独立開業する当初に、決断することになります。
どちらも正解不正解がないので、その時の環境や人脈で出した答えに従っていきます。
また、どんな仕事をするかによって、チームを組んだ方がいい場合もあります。
または、人を雇うことも視野に入れるようになるでしょう。
でも、たったひとりで看板を上げて、お客様と一対一でサービスを提供する良さを味わうと、ひとり仕事で良かったと思えることがあります。
人が集まれば、風が生まれます。
チームだと、その風に従って働きますが、ひとりの場合、自分自身が主体になれるのです。
この良さは、ひとり仕事でしか体験できません。
私は、このことに気づき、無理して周囲の風に合わせる必要はないと思うようになりました。
風に振り回されないためにやっておくこと
風という言葉を聞くと、連想する名詞があります。「柳」です。
柳は、風になびいて、決して逆らうことはありません。
「柳のように受け流す」とあるように、風に合わせて自分を傷つけない処世術を持っているように見えます。
でも、そんな柳でも、しっかりと地面に根を張り、揺るぎない幹を持っています。
柳は、流されているように見えて、芯は変わらないのです。
これは、ひとり仕事をする上での処世術に似ていると思いました。
風を読んで、強すぎる風が来ているなら、流されて折れないようにします。でも、幹まで流されてしまえば、あとあと続かなくなるし、後悔することもあるのです。
このように、ひとり仕事する上で、風に振り回されないためには、自分の幹をしっかり根付かせることです。
これを、わたしは「自分軸をクリアにしていく」と表現しています。
それには、毎日続けて習慣化された中で、自分と向き合うようにネタを作り、発信を地道に続けることで、自分軸が育ちます。
そして、読んでくださる方に、知っていただくことに繋がるのです。
これによって、出会えるお客様とのミスマッチを少なくすることにつながります。
ひとり仕事をする上で、この効果は、効率よく仕事をする環境を手に入れることになります。そして、自分のスキルや時間を使って、精一杯お客様へサービスすることができるのです。
私は、一度にたくさんのつぶやきもしないし、儲かるブログも書けません。
もし、量産された物が必要だと判断すれば、AIを駆使して書いてもらえばすみます。
でも、それでは自分軸が見つからないまま、ひとり仕事をすることになります。
ひとり仕事が持つ、唯一の強みは「自分らしさ」「自分軸」で仕事ができる点です。
せっかくの強みを、最大限活かしたいものです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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