「一般的には、知られていないけど、必要な人には届けること。」
これが、ひとり仕事が市場で戦うヒントになるのかもしれません。
例えば、これ。
空港管制塔の電波が拾えるサイトと、航空機居場所表示サイトです。
まさか、空港の管制塔と飛行機とのやり取りをスマホから聞けるとは知りませんし、航空機の居場所もチェックできることも、普通の人は知りません。
しかし、アマチュア無線免許保持者には、有名なサイトです。
もしかしたら、これは、ひとり仕事の市場での戦い方に、近いかもしれません。
既存の価値or新しい価値
ネットを見ていると、大手会社のランディングページがたくさん目にします。
私の専門分野ですと、
「経理業務、丸投げサービス」
「オンラインセミナー無料コース」
「バックオフィスのコンサルティング」
「インボイス制度対応のサービス」
などなど。
全くもって、太刀打ちできるサービスを、ひとり仕事では打ち出す事が難しいです。
まして、広告費に予算をつぎ込むことも、限界があります。
独立して間もない時の、競合他社研究は、気をつけないといけません。
参考にすべきところ、スルーするところを見分ける術がないからです。
もちろん、私も例外なく、闇雲にリサーチをしてしまったために、混乱するという落とし穴にハマってしまいました。
ひとり仕事の場合、数で勝負するサービスは不可能です。
たくさんの人に見ていただき、サービスを提供するということは、インパクトを強く、頻度も高く、展開することが必要です。
現状の困ったことを、即解決できるサービスを提供し、数多くの方々を助けることができます。
しかし、経済も人的資源も限りのあるひとり仕事の場合は、
「隙間産業」、または、かっこつけて言えば、マーケティング用語で知られる「コトラーの戦略的ポジショニング」の「ニッチャー(希少)」が得意とされています。
世間に広く認められる価値より、一歩先の、これから認められうる価値を提供できることが、ひとり仕事の強みだと考えています。
「困ったことは解決できる」を訴求しよう
しかし、どんなに素晴らしい価値であっても、人の心に奥深く沈んでいるものであれば、それはないものと同じです。
緊急性の高い目の前の困ったことは、即ビジネスモデルになっていきます。
しかし、理由はわからないけど、その新しい価値観に触れて、「これだ!」と思っていただけるような、発信を続けられたら、これこそ、コアなサービスを提供することができるのではないでしょうか。
また、対処方法がなければ、人は悩むことも諦めてしまうし、改善しようと前に進むことも辞めてしまいます。
ところが、新たな困りごとに解決策があると知っていれば、人は自ら行動することができるのです。
ひとり仕事をする=何らかの発信をして、始めてスタートラインに立たせていただけていると思っています。
ひとり仕事で認知していただくには
しかし、今まで発信してきて、思いの外、伝えたいことが広がらないことが現実だとわかりました。
そういった中で、自分はどう戦うのか、まだまだ苦戦を強いられています。
ひとり仕事の洗礼を、今、思いっきり受けている感じです。
もし、私が30代、40代前半だったら、思いっきり清楚な「経理ウーマン」のキャラクターで
やっていたでしょう。
しかし、今は50代。実は、現役で精一杯働ける時間に、限りがあることを知っています。
個性を隠している時間がもったいないです。いや、その前に、清楚なキャラクターはありえないと怒られそうですが。
即効性の高い、営業ができないのが、ひとり仕事の厳しさであり、難しさでもあります。
何事も山あり谷ありです。
淡々と続けて、困っている方に必死に耳を傾けつつ、自分のできることを開示し続けることが、唯一今やれることです。
ひとり仕事で、頑張っている方々にも、パッションが届きますように。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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