個人事業主のモチベーションUPの方法

一本だけモチベーションがさがっているひまわり。Sony α7+FE3.5㍉F1.8

 

個人事業主の働く意欲は死活問題です。

絶えず元気に活動し続けることができれば、理想ですが、そうはいかないことも。

「あれ、ちょっと調子がおかしいな」と思うこともあります。

そんなときの切り替えスイッチについて、解説します。

 

モチベーションは、いつもあるとは限らない

 

人間は、ただでさえ感情や体調の波があります。

まして、年齢を重ねてからのひとり仕事は、自分の体調変化に気をつけないといけません。

 

もし、気合だけで乗り切ろうとしたら、いつかモチベーションが下がってしまうでしょう。

雇われだったら、とにかく、毎日仕事さえしていればいい。

しかし、ひとり仕事とは、どんな状況であっても、仕事を続けられるようにしたいものです。

 

モチベーションとは、湧いてくるものでありません。

自分から、仕掛けるように、維持し続けるのです。

 

困った時のルーティンを決めておこう

 

では、どうしても、困ったときはどうしたらいいでしょうか。

トラブルは起こるもの。立ち向かって戦うより、しなやかにいなすようにします。

若くて元気いっぱいなら、思いっきり力を出し切ることも必要です。

しかし、年齢を重ねたら、がむしゃらに頑張るだけでは、乗り切ることができません。

 

以下のように、困ったときに何をするか、予め決めておくとよいでしょう。

 

危機感を得る

追い込むことで、緊張感を高めます。

緊急対応や、締切前の追い込みなどです。

しょっちゅう使える手ではありません。けど、とりあえず、現状を打破することができます。

 

あと、自分に残された時間をカウントダウンすることも有効です。

とくに、年齢を重ねてからのひとり仕事は、実効時間は、思ったより少ないです。

元気に、今まで通りに働ける年齢は、やはり、60歳が限度です。

その後、働くには、ペースダウンも見込まないといけません。

となると、今から60歳までの日数をカウントすれば、いかに時間がないかがわかります。

こうやって、危機感を持つようにします。

 

生活リズムを整える

朝日を浴びて、身体を動かしましょう。

一人仕事は、自分の好きなように働けるため、ついつい生活リズムがズレていきます。

すると、一番効率の高い時間帯に、仕事ができないため、ますます有効時間が減ってしまいます。

デジタルデドックスも含め、限られたエネルギーを仕事に集中します。

そうすれば、成果が高まることにつながり、自信を持つようになるのです。

 

視点を変える日を予約する

本を読み漁ってみたり、外にでかけてお気に入りのカフェで仕事をしたり、

環境を変えて、いろんな価値観に触れてみることです。

 

また、小旅行、温泉等仕事から離れて、何も考えないことで、リフレッシュすることもいいでしょう。

ただ、思いつきで、でかけるだけではなく、予め予定を決めて、自分に約束することも大切です。

このとき、会う人も厳選しましょう。

新しい価値観とは、知らない人と会うことも含まれますが、それだけではありません。

情報過多になった頭を、整理する時間を作るので、無理する必要は全くないのです。

 

忙しすぎない、暇すぎない、バランスを取ること

 

このように、モチベーションが下がっているときは、

・成果がなかなかでなくて、焦っている。

・自分がいいと思っていることが、もしかしたら、間違えている可能性がある。

・心身ともに、疲れている。

といった要因があります。

 

自分のことを、正しく把握することは難しいものです。

なんだか、おかしいな。と思ったら、予め決めておいたルーティンをやってみましょう。

走り続けて切れている息を整えるように、いつものノーマルポジションに戻りましょう。

 

あと、ひとつ。

いちばん大事なことは、自分の目的をもう一度見つめ直すことです。

もしかしたら、タスクが多すぎているかもしれません。

自分がやらないこと、やることをはっきりするようにしましょう。

そうしたら、淡々と気持ちを維持し続けるようになるはずです。