中小企業のDX化をSDG’s（継続）する方法

新しい事業年度が始まります。

中小企業にも、DX化の波が押し寄せてきます。

自社では、どのように導入を検討されていらっしゃいますか。

 

システム屋は、自分達に合わせたものしか生み出せない

 

おそらく、大抵の企業では、システム屋さんや、既存のシステムを提供する会社に、一括でお任せすることが多いかもしれません。

 

確かに、今まで縁のなかったシステムを組むということは、自分達では絶対にできないと思われるでしょう。

「餅は餅屋に任せろ」という格言の通り、専門家に任せるのが一番です。

かつてはそうでした。

 

しかし、この餅屋に餅を任せたことで、使いづらいシステムが出来上がってしまいます。

これは、システム入れた、あるあるではないでしょうか。

おかげで、デフォルトで作成されたシステムに、各社の事情を擦り合わせるように作られてしまい、システムに支配された業務になっていきます。

これでは、中小企業でのDX化は、「受け身」から脱却することができません。

 

気をつけないと搾取される

 

あと、システムを入れる時、大きな金額が動くことになります。

仮装サーバーを充実させ、セキュリティを強化し、プログラミングを組んで、コードを書き散らかし・・・・。

いや、これは、本格的にシステムを組むということは、これだけ大仕事という訳です。

何百万もかけて、リモートワークに対応した企業も多かったはずです。

 

しかし、実際は、そこまで必要だったかどうか、自社にとって、それが最適解なのか、

誰もわからないのです。

よって、会社にとって過剰な装備を組む羽目になります。

 

そこで、支払われる金額が、ただシステム屋さんが潤って、当の現場では宝の持ち腐れになる、システムの良さを活かしきれていないケースがよく見られます。

 

双方で納得の上、取引が行われるので、搾取という言葉は強すぎたかもしれません。

しかし、実態はそれに近い状況になっているのは、残念なことであります。

これでは、せっかく導入したシステムに、いつまでの支配された仕事の仕方になり、会社全体の効率化には程遠いものになってしまうでしょう。

 

現場の人が自分で作れること

 

ここで、最近注目されているのが、「ノーコードによるシステム」です。

今は、さまざまなものがあるようです。

そのうちの一つ、Notionは、レゴブロックを組み立てるように、誰もが組み上げることができます。

プログラミングを知らなくても、ExcelとWordを操作できる人であれば、誰もがページを作ることができるのです。

 

自社の人間が、自分達の仕事がやりやすいように、また、システムを入れるために、業務の流れを見直していくと、自然と考え方がロジカルになっていきます。

「この工程、いらないんじゃない？」

「今までこうやっていたけど、ああした方が効率良くなるのでは」

「いや、今までのやり方に合わせてもらったほうがいい」

などなど。

 

自分達が作るシステムには、愛着も湧いてきます。

このように、金額をかけず、ついでに自分達の仕事も整理できてしまう、相乗効果が生まれるのです。

こうして、今はやりのSDG’s（継続）できるシステム、どんどんと自分達で改善していけるものが、必要最低金額で、作ることができるのです。

 

この夢のような話。実際にあります。

システム専門の業者が作るものは、大人数、事業も多岐に渡るような大企業には、最適です。

しかし、日本に数多くある中小企業のほとんどは、自分達でメンテナンスできる規模であり、大掛かりなものは必要ありません。

 

このような理由で、私はNotionをお勧めしています。

ぜひ、一度検討されてみてはいかがでしょうか。