このスコッチの瓶は、こうして斜めにおくことができます。
しかし、最初は、なかなかできません。
まして、酔っている時の成功率は低いのです。
失敗しても、次に活かせるか、本人次第。
しかし、成功体験がなければ、成功させるやり方を知らないから、と言って手取り足取り教える人がいます。
確かに、内容によっては、そうするべき場合もありますが、一時が万事、そうなのでしょうか。
成功体験がないと、永遠に成功しないという思い込み
水泳指導の場合、泳げない子どもには、補助具をつけてプールの水に慣れるところから始まります。
逆上がりができない時も、指導者の手によって、補助をつけて体感させます。
このように、成功体験を得るには、正しい補助をつけることで、効率的に成功に導く必要があるのです。
ところが、たまに、間違えた指導をしてしまうことがあります。
これは、誰しもが陥ることなので、この事実に気づけるかどうか、その後の指導に影響が出るところです。
それは、子どもの体に纏っている筋肉と神経に即した指導をせず、指導者の独りよがりの押し付けになってしまっていることがたまにあります。
こうなると、子どもは、指導者からただ圧を受けているように感じるし、指導者も、子どもが言う通りに体を動かせないことで、イラついてしまうようになります。
こうなると、もう、指導によってうまくなることは、まずあり得ません。
なぜ、指導者の押し付け指導になってしまうのでしょうか。
これは、成功体験の定義がずれてしまっているためです。
間違った成功体験の定義は、手取り足取り教えないと理解できない、と言うものです。
もし、これが正しいとなると、子どもの立場で考えると、ただ自信を失って、後ろ向きになってしまいます。
成功体験は、自分の頭でしっかり考え抜くことで得られる
成功体験とは、自分の頭で考えて、自分の手足を使って、肌感覚から状況を理解して、初めて成功した経験のことを言います。
専門用語的に言うと、「自発的行動による成功体験」でしょうか。
つまり、指導者は、子どもが考えるための材料や、次への行動のタイミングをキュー出しするだけの存在なのです。
これは、子どもだけの問題ではありません。
よく、すぐに答えを出して、社長に考えさせないコンサルタントが例に上がってきます。
甘えさせることで、面倒を見ている気持ちになるのは、誰もが陥る指導のあり方です。
しかし、甘えた先のことを、ひとりで決断しなければならないところを、コンサルをお願いした社長は、自覚しなければなりません。
本当の指導とは、指導の後、自分たちで歩いていけるか、見届けることなのです。
トライアンドエラーを回した先に成功体験がある
成功とは、自分の手で掴み取ることです。
自分で意思決定して、動いてみて、結果を自分の手で受け取って、考えて、次の手を自分で打つ。
この繰り返ししか、本当の成功体験はえることはできません。
気をつけないと、チャレンジしようとしている人に、余計な言葉をかけてしまい、やる気を削ぐことがあります。
また、いつまでも甘えさせて、成功させてあげているつもりで、自分の優越感を得る人もいます。
おそらく、それは、相手のためではなく、自分のためにやっていることに気づいていないのかもしれません。
自分に成功体験がないと、思い込んでいる人。
成功体験がないから、成功しないと思い込んでいる人。
もし、いらっしゃったら、安心してください。大丈夫です。
誰しも、成功体験を得ることはできるし、可能性はあるのです。
大切なのは、成功体験を得るまで、トライアンドエラーして考え抜く力、継続できるための習慣を作ることです。
煮詰まったら、自分で考えた結果を開示して、正しいかどうか、然るべき人に質問するスタンスであれば、
いずれは成功をつかみ取れるようになるはずです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
地元の沼周辺の清掃ボランティアへ。
外来植物の駆除です。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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