人生は失敗の連続でできています。
やろうとしていることがなかなかできない。
突如、緊急事案に対応する。
前年の決算で間違いを見つけた(これが一番シビレル……)
思うように仕事ができないと、落ち込みます。
でも、最近、実は、これは失敗ではないことに気づきはじめました。
失敗は、人生を司っているのです。
そもそも今の自分があるのは過去の失敗のおかげ
今、私があるのは、過去の失敗の連続のおかげです。
幼少期から順追って、見てみましょう。
- 言葉が遅くて、人前で話せなかった。
- 身体が弱くて、よく入院していた。
- 関西から東京に転校したら、勉強についていけずよく泣いていた。
- せっかく競泳でスカウトしてもらったのに、そのコーチと喧嘩して辞めた。
- よせばいいのに、高校受験で記念受験にチャンレンジして失敗。
- よせばいいのに、大学受験でまたまた記念受験して失敗。
- よせばいいのに、就活が嫌で、一社しか採用試験を受けなかった。
(かろうじて採用) - 無事社会人になったけど、朝が弱くて仕事に身が入らず。
- 職場の同期で一番最初に結婚して、出産したら、ものすごく大変なワーキングマザーになってしまった。
(周囲に同じ人がおらず、同期からの同情もなし……) - 責任逃れしようとする上司と喧嘩して、自分が異動になった。
- 3人の子育て+フルタイム+税理士試験勉強で不眠症に。
- やっと、不眠症から生還したと思ったら、子どもが体調不良に。
- なんとか自分のできることを探してもがくが、世間との荒波に負けそうに。
- 新型コロナウィルスで非常事態宣言を受け、今までギリギリだったところで、限界に。そして、交通事故。
ここで、私にとっての非常ボタンが押されました。
ここまでの人生で50年近くたって、やっとです。
リハビリなど精一杯頑張ってきて、今は、好きなことで仕事をさせていただいている状態になりました。
これだけ、失敗続きの人生でしたが、そのおかげで強力な非常ボタンを発動できたのです。
失敗してきたことが多いことで、自分に合わないことが数多く発見することができました。
それをやらないで、自分のリソースを思いっきり発揮できることに特化することができました。
こうして、今の自分があるのです。
失敗には2種類ある
失敗には、2種類あると考えています。
私がカウントしている失敗の大多数は、チャレンジして玉砕したものばかりです。
コーチや上司に、筋が通っていないことに反発しました。
自分の努力はさておき、自分の夢を諦めないで記念受験に望みました。
サラリーマンとしての自分が想像できず、就職活動は教育系の仕事にしぼりました。
でも、教員採用試験は受けませんでした。学校は自分に合わないと思ったからです。
人との出会いを大切にしました。まさに一期一会。
どんなに仕事が大変でも、命や人の人生を大切にしようとしました。
ものすごく、無理な状況が続きましたが……。
どんなに自分が追い込まれていても、人のために尽くそうとしました。
これらの理由で、私は失敗と言われる状況に陥ったのです。
このタイプの失敗は、その後の人生の大いなるネタとなっています。
おかげで、ブログのネタを欠かすことはありません。
もう一つの失敗とは、諦めてやらなかったことに対するものです。
私にも、それなりの後悔はいくつかあります。
- 親に遠慮しないで、自己主張をもっとやればよかった
- もっと好きなことに熱中していればよかった
- 学校でいじめてきた友達と、もっと喧嘩しておけばよかった
(どうやら喧嘩が好きなようです……) - 育児と仕事で辛いとき、もっと家族に甘えておけばよかった
- 交通事故の前日、〇〇をしておけばよかった
(これが一番の後悔です)
チャレンジしてみて起こった失敗は、次の糧に必ずなります。
でも、諦めてやらなかったことによう後悔は、いつまでたっても後悔なのです。
なので、今の私は、やりたかったのにできないことがないように、タスク管理方法を変えました。
「やってみたい」と思ったら、まずはタスク化してしまいます。
時間がなくてできなくても、ちょっとだけ、触りだけでもできれば、それでOKなのです。
ちょっと手をつけただけで、実現の可能性が、格段にあがるからです。
実際に、私はその状況を体験して、納得しています。
失敗からの立ち直りとは、生まれ変わりのチャンス
失敗したときは、「やっちまった!」と慌ててしまうものです。
その瞬間は、「やらなきゃよかった、いわなきゃよかった」と思ってしまいます。
でも、これは、人生の最大なチャンスなのです。
本当に、それはやりたかったことなのか。
それは、自分がやるべき仕事だったのだろうか。
やりたいことを我慢し続けていないだろうか。
すべて、自分に問いかけするタイミングに、失敗は起こっているのです。
もし、失敗したら、一旦は時間を置いてこだわることから離れます。
そして、数日間休んで、その間に、自分のタスクを仕切り直すのです。
私は、人生最大の非常ボタンを押してから、このタスクを捨てる時間を持つようになりました。
今は、週に一回。毎週月曜日にやっています。
こうして、こまめに人生の埃を除くようにしてから、後悔することがほぼなくなってきました。
やろうとしていることがなかなかできない。
突如、緊急事案に対応する。
前年の決算で間違いを見つけた。
そのようなことが起これば、それは、チャレンジしたことに、足りなかったタスクがあったということです。
また、やらなくていいタスクを抱えていたことがわかります。
それを見直して、捨てて、組み直す。
この作業を続けていけば、より望んだ自分になっていくはずです。
まずは、時間を作りましょう。そして、気力体力を建て直しましょう。
そうすれば、自然といい方向に向かっていきます。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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