「もし、人生の目標が定まったら、まずは短期目標を作るといいよ」
誰もそんな話を、私にしてくれた人はいませんでしたが、
今になって、つくづくゴールは、短期と長期の2種類を準備しておくといいと思っています。
今回、Notionがリリースしたプロジェクトには、「スプリント」という新しい考え方が組み込まれています。
まさに、短期目標を定めるのに、いい感じのツールなのです。
税理士を夢見た頃と、今の違い
目先のタスクばかり追っていたら、見失う夢
会計の世界に入った頃、私は税理士になることに夢見ていました。
業界の先輩の話をきいて、とにかく、真似をするところから始めます。
通信教育だと、孤独で辛いよ。通学なら勉強の環境を作りやすいよ。税法を趣味にしてしまえばいいんだよ。1日〇〇時間勉強しないとね。
いろんなアドバイスをいただきましたが、まったくもって私には通じませんでした。
今思えば、理由は明白です。
一年後の合格ばかり考えていて、短期の目標を全く持って決めていなかったのです。
毎年毎年、勉強し続ことで、ただ毎日税法を覚えるための時間を捻出することばかりに意識がいってしまいました。
しまいに、自分は本当に税理士になりたいのかと疑問に思うようになります。
そして、今は違う道を選択しました。
今も、気をつけないと、何を目標に頑張っているのか分からなくなってきます。
今回、Notionのプロジェクト管理機能で搭載された「スプリント」が、大いに参考になるのではと思いました。
憧れを実現させるためのスプリントのターム
この「スプリント」という言葉は、エンジニア用語で「定期的に途中経過をチェックする」ことを意味しています。
メンバーによって、業種によって、作り上げるシステムの工数に関係なく、進捗度を確認するタイミングを、一定期間ごとに設定することを言います。
東海道膝栗毛ででてくる宿場町。
この宿場町と宿場町の間の距離が、この「スプリント」に当たります。
最終的には、日本橋から京都まで旅をするのですが、途中途中の寝泊まりができる宿場町で、身体を癒やしたり、次なる旅の準備をしたりします。
これが、人生という大きな夢を実現するのに、途中経過を確認することで、確実に、夢の実現に近づけるのです。
こうしてみると、エンジニアの仕事は、ものすごいなと思いました。
とてつもない、遠くにある無理に近いシステムを、確実に納期までに仕上げる。
そのために、考えられた「スプリント」は、何かを成し遂げるときの合理的なフックでもあるのです。
あと、この「スプリント」の期間は、自分たちで決められるという点が気に入りました。
タスク管理アプリの場合、このスプリントという考え方がなかったり、あったとしても、固定になっていたりしています。
でも、Notionのプロジェクト管理は、本当に物事を実現するために、使えるプロパティを追加されています。
これを、利用すれば、もしかしたら、夢への実現が可能になるかもしれません。
ひとり仕事のタスク管理に落とし込む
今回の機能追加により、より自分の進むべく道が見える化できるようになりました。
今までNotionでタスク管理をやって来た方は、ぜひ、この「スプリント」を活用したデータベースを作ってみましょう。
私も作ります。
ちなみに、この新しい機能は、Notionを開いた時にアプリにテンプレートが搭載されているので、そちらを利用してみましょう。
テンプレートなので、コピーすることも可能です。
今回は、この「スプリント」という言葉の概念を、確認してみました。
Notionを使わない方でも、一週間単位でも、毎日でも、一定期間がきたら、消化したタスクがどれくらいあったのか、カウントしてみましょう。
日々の進捗度に、失望したとしても、いがいと一週間でやって来たことは多いことに気づくでしょう。
ぜひ、みなさんの夢への実現に、一歩一歩の足跡の見える化にチャレンジしてみてください。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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