Notionとは、オールインワンワークスペースです。
しかし、私にはNotionは、「誰かを助けたい」という一途な思いから生まれた、新たな思考の移動手段に見えました。
今回は、ネットから飛び出したリアルな方々との交流から得た、ある思いを語らせていただきます。
抽選に当たり、京都行きを決意する
先日の日本法人の設立と日本語版正式リリースにより、各地で活発にプロモーションが繰り広げられたNotion。
そのオオトリとして、創業者のIvan Zhao氏と、CTOのSimon Last氏が来日され、直接お話しを伺える機会が作られました。
開催地が京都なので、一瞬悩んだのですが、当たったらその時考えればいいやと腹をくくり、さっそく、参加申込をしました。
そうしたら、当たってしまった。えい!行ってしまえ!と、とりあえずその日の夜の宿を予約して、準備を開始。そして、今日を迎えた次第です。
「鎌倉殿の13人」のごとく、坂東武者が京都に乗り込む様は、また別のブログで書こうと思います。
京都に来た2人の若者がNotionのコードを書き出した
Notionの成り立ちは、シリコンバレーの若きエンジニアが京都に来て、最初のコードを書き始めたという話は有名です。
なぜ、シリコンバレーではなく京都なのか。実際に現地に来て、少し理解できました。
2人の若者が、寺院をめぐり、瞑想をしながら新しいプロダクトを産もうともがいたのは、ひとえに「誰かを助ける!」というシンプルな思いからだったのです。
環境が人に与える影響は、こんなに強烈なのかと、私の心の奥底まで共感した次第。
朝起きて、近くの寺院を散策(歩行瞑想)、そしてコードを書く毎日は、シリコンバレーではできないことだったのです。
直接、Ivan氏とSimon氏に感謝の言葉を伝えることができました。
「オフィスコンピュータの時代から、会計システムを使っていた私。
システムダウンするたびに、エンジニアを呼んで、直してもらうの繰り返し。
そのたびに、仕事が止まり困った。
しかし、Notionは、当時のエンジニアにしかできなかったことが、誰もができるようにしてくれている。
自分の困ったことを、人に頼らず、自分で解決できる喜びは、想像以上にいい。」
と日本語でまくし立て、通訳のスタッフさんを介して帰ってきた言葉が、
「そのために、作ったのです。喜んでもらえてよかった。」
でした。
活気づいていた会場だったので、泣きはしませんでしたが、心のなかで、涙腺が決壊したのは内緒です。
ひたすら、誰かのために、自分のリソースを、投入する姿勢は、大いに見習いたいものです。
まさに、ひとり仕事の本質と一致していることにも、感動します。
石版→紙とインク→活版印刷→オフコン→クラウド→Notion
人間は、太古の時代から、自分の頭の中や、現実にあったことを後世に伝えたいという思いが脈々と続いています。
動植物なら、自分の中にある遺伝子に書き加えて、子孫に残す手段を使ってきました。
しかし、人間は、遺伝子だけでは飽き足らず、文字を発明して書き記すという方法を編み出しました。
それから、活版印刷でより広く伝わるようになり、コンピューターが生まれ、今に至ります。
文字や数字は、どうしても伝えるとなると二次元の世界になってしまいます。
3次元の世界では、メタバースといったものがありますが、コミュニケーションツールから脱却できていません。
そこを、すべてを網羅して、「概念」というふんわりしたものを、人に伝えるツールが、「Notion」だと思っています。
自分の思考が、誰かの頭の中、または手のひらに瞬時に移動する様は、まるで「新しい思考の移動手段」のようです。
故に、伝わりにくいし、触りにくいとも言われるのかもしれません。
私は、一人でも多くの人が「おっ!新しい世界を見た!」という感動を知ってほしいので、得意な分野で誰もが体験できるように伝えたいと心から思いました。
=編集後記=
【昨日のできごと】
渋谷の天狼院書店で、Notion1ayセミナーをしました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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