Notionは、コニュニケーションツールです。
Notionを導入したことで、組織がイノベーションされ、トランスフォーメーションされて……。
すみません、カタカナ語は避けましょう。
つまり、一人ひとりが自分の役割を「正しく」理解して、行動に移せるようになる。
もっと、簡単に言えば、風通しがよくなって、みんなが安心して働ける。
そんな環境に生まれ変わるケースが多いようです。
人間は、思いを伝え合うことで生き延びてきた
これは、人間だけの話ではないようです。
動物も、群れに敵がきたことを伝え合うことで、種の保存本能を発動し、生き延びています。
植物も、一本の木が傷つけられたことで、周辺にいる仲間の木々に、危険を知らせる種もあるそうです。
生命体は、危険を避けるため、または食料が多い環境であることを伝え合うことで、生命を維持してきました。
生命体は、チーム戦で戦ってきたわけです。
ご多分に漏れず、人間もそうです。
このコミュニケーションを発達させ、人間社会というものを創り上げました。
こうして今、私たちは生きているのです。
コミュニケーションツールは、ずっと言語だった
人間が、他の生物と違って大きく発展させていった一つに、「言語」があります。
言葉というコミュニケーションツールを発明した人間は、複雑な思考まで伝え合うことができるようになりました。
こうして、私がブログを書いているのも、この言語というツールを最大限に使わせてもらっているわけです。
実際には、言語は、絵画と音楽から派生したのではと、私個人おもっているのです。
絵画、つまり古代の壁画から絵文字が誕生し、のちの文字につながっています。
音楽は、のちの言葉のイントネーションに繋がり、話すというコミュニケーションツールに発展しています。
言葉という概念が先に生まれたのか。絵画や音楽が先に生まれたのか。
にわとりと卵のような関係なので、どちらが先なのか、私にはわかりません。
でも、音楽が民族の魂を伝承しており、絵画はのちの建築や民族衣装にも派生して、私たちのアイデンティティを表すツールに発展していっています。
このように、思いを伝え合う、子孫に伝承していく人間だからこそ、文化を発展させてきたわけです。
ということは、仕事上の組織も、一緒に仕事をするプチ民族みたいな集合体ではないでしょうか。
であれば、一つの共同体として、みんなで思いを伝え合うことで進歩していくわけです。
でも、振り返ってみると、本当に思いを伝えあっていたのだろうかと、疑問符が残ってしまいます。
かつて、民族は、
言葉→神話や民話で伝承
音楽→民族音楽、楽器など
絵→生活に彩る様々なもの
で、自分たちのアイデンティティを伝えていきました。
でも、現代社会では、言葉しか、コミュニケーションツールを使っていないのです。
日報、プレゼン、社訓など。すべてにおいて、言語しか使ってきていません。
強いて言えば、会社のトレードマークを、パワーポイントで作ったプレゼン資料に、ペッと貼り付けるのが精一杯なところでしょう。
「社歌があるぞ」と言われましても、せいぜい1曲でしょう。
絵や音楽というツールは、ほぼ使われていないのです。
言語だけで、思想や思い、感情を共有するには、ある程度の技術が必要です。
その技術がある小説家ならいざしらず、素人である私たちが、ビジネス文書でしかやりとりしないのであれば、ほぼ、考えや思いを共有できていないと思っていたほうがいいのです。
幸い、共同作業という、いっしょに時間を過ごすことで、お互いのことを知るチャンネルがあるため、なんとか、成り立っているのが現代社会です。
調子のいいときであれば、上手くいく可能性はありますが、苦しいとき、互いの存在が理解できないため、ギクシャクしてしまうのが、今の課題ではないでしょうか。
そんな中、Notionというツールが注目され、企業で導入したことで、成功例が報告されてきているのです。
もしかしたら、今まで足りていなかった言葉以外の概念を、伝え合うツールだからこそ、得られた成功事例かもしれません。
もしかしたら、Notionはシン・言語かもしれない
私が、Notionを手放せなくなったのは、自分の行動・仕事の工数・その時のフラストレーション・調子がよかったこと、つまり、言葉も含め、その周辺に沸き起こったことすべてを、直感的に記録することができたためです。
特に、「何じゃこりゃ」と使いながら感動したのが、経理タスクを現在進行形で記録しながら、経理業務ができたということでした。
かつては、仕事中は、仕事のツールでモニターを占め、タスク管理用の画面は隠してはひろげの繰り返しでした。
でも、モニターの外に置かれていた仕事のあんちょこメモを、Notionに置き換え、仕事しながらタスクを減らしたり増やしたり、入れ替えたりすることができたことで、目の前のモヤが晴れた感覚を味わったのです。
一体、Notionの何がそう感じさせているのでしょうか。
それは、そのNotionページを作った人の思考パターンや行動過程のすべてを、記録できるからではないかと考えています。
つまり、言葉では伝えきれなかったものを、音楽や絵画で伝えたように、Notionは、言葉以外の方法で、思考を共有できるツールなのです。
- テンプレートの共有
- ログの共有
- 自分以外のところで派生した情報の共有
これらを、ページを共有することで可能にしてしまったのが、Notionなのです。
これは、他のどのツールにも見られません。
他のツールは、業務を断片的に捉えていることから、この思考を共有する発想は生まれていないのです。
例えば、アニメーション「攻殻機動隊」のタチコマ。
「スター・トレック」のボーグ。
「サンダーバード」のトレイシー一家。
うむ、ドンピシャな例が思いつかないのですが、おおよそ、こんな感じでしょうか。
データを単なるコマ扱いにせず、データ一つ一つに血を通わせる機能をもたせたNotionというツール。
この名称を日本語に直訳すると、「概念」です。
Notionは、コミュニケーションツールであり、新しいコミュニケーション方法として、これからは進化し続けることでしょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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