予測不可能な時代です。私達は大丈夫なのでしょうか。
Appleから空間コンピューターという異次元のデジタル境界が提案され、
もちろんAIも当たり前のように普及して、
その前に、マイナンバーカードやインボイス制度という現実が待ち構えている今。
今までのやり方しか知らない私達は、果たして前向きに生きていけるのでしょうか。
安心してください。人は進化する生き物です。
私達も、進化できるのです。
火、鉄、デジタル 進化の起点
いや……。それにしても、Appleから発表されたVision Pro。未だ衝撃の波が収まっておりません。
この製品を買う買わないは別として、今まで知りえなかった世界が待ち受けているわけです。
日本にiPhoneが登場したのが、2008年7月11日でした。
私は、iPhone3Gからずっと利用しています。
つまり、ガラケーの限界を感じており、新しい未知の可能性を感じたガジェットに乗り換えた次第です。
それから、14年。
予想以上に、スマホが小さなポータブルコンピューターの役割を果たし、電話という古来のシステムと融合した画期的なツールになって、今ではほとんどの人が保有しています。
発売された頃、まだ2歳だった娘が今、高校生となっています。
当時から今に至るまで、人はどのように変化したのか振り返ってみます。
最初は、一部のマニアの人が飛びついてあれこれと可能性を探っていきます。
つまり、製品を作る側と使う側の距離が近いわけです。
そして、10年すれば、大多数の人が利用するようになり、様々なメーカーが参入してきます。
そして、安価な製品も出回り、ほとんどの人が使えるようになります。
人は、このように新しいものが出てくると、時間をかけて種全体に利用できる術が伝わって、進化していくのです。
つまり、慌てることはないし、時間かけて人は順応していく生き物だと知っておくことです。
これから起こりうること
では、これからは、どのような変化がおこるのでしょうか。
それについては、いろんな方々がコラム等で発信されています。
- iPhone以来の製品だ。
- 新しい時代の幕開けだ。
- まずはクリエイターが使えるようになり、コンテンツをどんどん量産するだろう。
などなど、なるほどとうなずける意見が見受けられます。
私は、新しい時代がくることには異論はありません。
ただ、今までのようなスピードで変化するとは思えないのです。
AIの登場により、仕事の生産性が爆上げしています。
すでに、私たちの日々の仕事でさえ、AIが利用できてスピードアップが可能になっていることは、すでに体験済みです。
ITの世界、プログラミングの世界では、今までは人の手てコーディングされてきました。
でも、今はAIが書き出して、人は求められている性能がでるかチェックするだけの役割になりつつあります。
つまり、いままで10年から15年かかっていた時代の変化が、もっと短いスパンになるのです。
もし、ゆっくりと変わることを臨んでいたら、いつのまにか「デジタル介護」の対象者になってしまうのが落ちです。
それを望むならOK。望まないなら、今から準備しておくことです。
お金をかけなくてもできる3つのこと
私が専門として生業である経理。
この世界は、大昔に「簿記」という超優秀なツールが生まれたことで、なかなか変化が進まなかった業界でした。
でも、パソコンが普及したことで、紙伝票がなくなりました。
そして、スマホが普及したことで、領収書スキャナ登録が一般的になりました。
変わっていないと言われる経理の世界でさえ、変わってきています。
そして、それでも変わらないやり方を続ける人も多くいるのが、経理の世界です。
もし、変わることを受け入れるのであれば、次のポイントを抑えて起きましょう。
① わからないことを恐れない
よく、年配の方にアンドロイドスマホの操作方法を教えて差し上げることがあります。
根気強く、興味深く、チャレンジされる方。
わからないと思った瞬間、心のシャッターを閉める方。
この二通りです。
前者は、自分で覚えることに積極的なので心配していません。
でも、後者は確実に、デジタル介護の対象となります。
② 捨てることを恐れない
会計事務所でよく勃発する「この決算資料、もう捨てていいよね」事件。
保存すべきもの、保存しなくてもいいもの。この区別がつかないと、すべての資料を保存する羽目になります。
お財布の中にレシートがパンパンに入っている状態と一緒です。
自分の手札を捨てないと、新しい手札を手に入れることができません。
いつでも新しいことに、触れる準備をしておきましょう。
③ 習慣を壊すことを恐れない
これが一番、やっかいなことです。
毎朝やっているルーティン。
私も習慣化させているタスクがあります。
でも、ときどき見直すことが必要です。
やらなくていいことを、こだわってやっていないかチェックしましょう。
そして、続けるべきものと、やめるべきことを判別するのです。
もし、硬直化した習慣があれば、スパッとやめることです。
そして、空いた時間で、仕事の流れを再構築します。
不安のわけが分かれば、変化できる
この話は、なにもナイスミドル世代だけの話ではありません。
変化は、人にとって一種の危機でもあるのです。
眼の前の変化に恐れるのか。
その先の変化しなかったことに対する後悔を避けるのか。
このどちらかでしょう。
まずは、変化するために必要な知見は何か。
よく考えることから始めましょう。
「考えることを人任せにしない」
これが、デジタル介護を避ける究極のポイントなのかもしれません。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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