フルタイム+長距離通勤+ワンオペ育児=ワンアクション、ダブルタスク
つまり、〇〇しながら△△タスクをこなすことで、なんとか乗り越えてきました。
というか、当時の記憶があまりなく、どれだけ周囲に迷惑をかけていたのか、定かではありません。
でも、一つ言えること。
それは、ワーキングマザーのタスク管理は、ひとり仕事でも役に立っているという事実です。
子育て+仕事は、人生でとてつもない武器を手に入れるチャンスなのです。
フルタイム夫婦が子育てしながら得た答え
どのような家庭でも、子育て+育児は、非常に難易度が高く、体力気力も伴うものです。
子育ての大変さがネット上で目立ち、結婚子育てに躊躇する世代もいるほどです。
かつて、その時代を過ごしてきた私は、この子育て+仕事には、光と影があることを、隠すつもりはありません。
当時の無我夢中にやってきて、その中から得たことが、今自分の身を助けているのも事実です。
十人十色の考え、思い、子どもの性格など、様々な要因が絡まり合い、千差万別な答えがあります。
どれが正解で、どれが間違いかは、ないのです。
でも、その中で、働く親は、一つの結論を出しておかなければなりません。
これが、子育て+働くことの、1番難しいポイントなのでしょう。
私の場合、その中で出した答えは、ひとりで子どもと向き合うことをしないということでした。
保育園や保健師の方の手を借りて、プロの目線も交えて子どもと向き合うことを選択しました。
自分が、幼児教育の現場にいた経験も影響しています。
親子だけで、子どもと向かい合う弊害をたくさん見てきたこともあります。
よって、次のことを決めてワーキングマザーの生活を選択した次第です。
- 絶対にフルタイムの仕事を辞めない。
- 1日の大半は、保育のプロに任せる。
- 社会に揉まれることが、子どもの成長にいい影響を与える。
- 子どもが成長したあとの、自分のライフスタイルを見据えて準備を怠らない。
この4つの方針を決めてやってきました。
それ以外のことは、完璧にできなくても、気にしないことを受け入れてきました。
そうすると、不思議と結果がどうであれ、子どもたちに対して、申し訳ないという思いは生まれてきませんでした。
これは、親の決断を受けれてくれた子どもたちのおかげもあります。
子どもによっては、親の思いと裏腹になるケースもあります。
その時、その環境によって、答えが変わることもあったかもしれません。
ただ、子供に対して、「ごめん」と謝って後悔しないことだけ、考えていきました。
これが、当時の我が家の出した答えでした。
移動中+one more task
そうと決めたら、では、実際に日々のタスクをどう乗り越えたらいいのか。
そこが問題です。
当時を振り返って、やってきてよかったと思ったことは、
「徹底的な効率化」「一つのアクションで、タスクをダブルで消化する」の2つです。
徹底的な効率化
いつ、子どもの病気で休むかもしれない。
そんな恐怖の中で、仕事をしていました。
休みの日に、自分がやった仕事の問い合わせがきても、すぐに現状がわかるように、仕掛中の仕事は、誰もが見てもわかるように、ファイルをデスク上においておきました。
会計事務所においては、お客さんからいただく領収書提出日の徹底を、していきました。
1日でも遅れると、お客さんの希望する日に、試算表が納品せず、お客さんが遅れた分、こちらからの提出も伸ばしました。
申告期限までは絶対です。それまでに、双方で期日を守るトレーニングをしていきました。
また、仕事の工数を減らすことも、ひっそりとやっていました。
仕事のスピードアップも、徹底的にトレーニングしました。
とくに、キーボードは、職場であてがわれたものを使わず、自分に適したものを自腹で購入し、徹底的に入力スピードをあげていきました。
これが、のちのガジェット好きに発展していったわけですが、
きっかけが、子育て中の仕事効率化だったのです。
正直、帰る時間が自由に決められたら、どんなに楽だっただろうと思っていました。
残業ができる人が羨ましく、周囲に腹を立てていた時期もありました。
でも、その御蔭で、今があるのです。
人生、何が起こるかわかりません。今を精一杯やれば、けして無駄なことになりません。
one action,double task
ひとつの行動の中に、タスクをダブルでこなすというものです。
私の場合、通勤時間が長かったので、
「通勤時間+α」が私にとって、最大な肝となっていました。
最初は読書でした。でも、満員電車では、なかなか難しいときもあったりしました。
次に、音楽を聞いて、自分を鼓舞する時間にしました。
このときに購入したのが、AppleのiPodminiでした。
iPhone3Gが出たときも、さっさとガラケーから乗り換えた理由も、通勤時間を有効に使うためでした。
今では、次のように進化させています。
- ノートパソコンを開いたら、すぐに仕事に取りかかれるようにする。
- 場所がなければ、iPad mini+モバイルキーボードでできる仕事をする。
- iPad mini一択。動画視聴で通信教育の授業を受ける。
- もちろん、Kindle本もiPad miniで。
子育て中の働くひとは、通勤時間が貴重な自由な時間になります。
この一瞬に、どれだけのタスクを詰め込むか。
これが日々乗り越えるための秘訣とも言えるでしょう。
そして、これは、ひとり仕事する上で、大いに役に立っています。
子育て中にしかできないこととは
子育て+働く。
この時は、どれだけの無理ゲーかと、腹を立てていたものです。
でも、くそくらえと、周囲から冷たい目で見られても、最初に決めた4つの軸を守るために、創意工夫をしてきました。
それが、今、ひとり仕事する上で大いに役に立っています。
また、当時、自由な時間が圧倒的に少なかったことで、子どもが成長した時の自分のイメージをよく思い描いていました。
当時考えていたのが、
「自分の稼ぎで、自分の生活を賄う。そして、自由に旅して仕事する」でした。
今、その実現に向けて、ひとり仕事を始めています。
まだまだ、道半ばですが、保育園のお迎えに行く道すがら、そんな未来を思い描いていたものです。
もし、当時、時間的余裕があって、穏やかな日々を送っていたら、このような未来を考えていなかったかもしれません。
子育て中は、本当につらい事が多いのですが、つらいからこそ、未来に夢を託し、それを支えに頑張ってこれたのです。
今、子育て中の現役の方々へ。
時代は、AIが登場して、ますます、タスク遂行パワーが上がってきています。
ガジェットの進化も目覚ましいです。Notionといった夢のツールも生まれました。
逆に、子育て中だからこそ、できることが増えるわけです。
時間の余裕があったら、そこに目が行かなかったかもしれません。
ぜひ、厳しい毎日の中、未来の自分に託すことを、リストアップしておきましょう。
願っていれば、叶うものです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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