※たまには家を出て、平日の貸オフィスで考え抜く(図)
ひとり仕事の醍醐味は、ひとりで考え抜くことでしょうか。
組織に属していれば、この考える仕事は、経営者や上司が行ってくれます。
また、組織の管理職であれば、自分の頭を、組織のために使うことになります。
しかし、ひとり仕事は、自分のことを自分の頭で考え抜くことから始まります。
これは、孤独な作業であり、ひたすれば、間違えた時に修正するきっかけがなく、メンタルをすり減らすことになりかねません。
この場合、考え抜くときのフォーマットを作っておくと、
あらかた、間違いではない方向で、解決できるようになります。
私が今、利用しているフォーマットが、どのようなものか、ご紹介します。
自分の頭で考えるということ
自分の頭で考えるということは、自分自身を幽体離脱させるような行為だと思っています。
つまり、自分の頭の中でこねくり回すのではなく、どんどん吐き出す、ということです。
この方法として、私は、「モーニングノート」と、「メリット・デメリットリスト」、「A4用紙一枚にプレゼン資料作成」の3つを使い分けています。
「モーニングノート」は、朝起き抜けに、寝巻きのまま、寝室でノートに書き出す作業です。
A4ノート2ページを、30分以内で書き出すようにしています。一種の瞑想に近い心境です。
なんでもいい、ペンから流れ出てくるインクのフローに乗せて、文字にしていく作業です。
ここから、アイディアや、ブログネタなどが生まれてきます。
前日までに、こねくり回したことを、一晩脳内で整い、言葉にしていく作業です。
「メリット・デメリットリスト」は、何が新しいことをする時に、行っています。
オンラインサロンをやるべきか、先方にこちらの意見を言うべきか否か、などなど。
実際に行動に移す前に、一旦リスト化します。
「A4用紙一枚にプレゼン資料をまとめる」は、大企業が会議を進める時に、活用している方法です。
論点をまとめて、視覚的にわかりやすくすることで、論理の道筋が混乱するので、余計な事が割り込んでくることを防ぎます。
このように、頭の中を、一旦外に吐き出して、断捨離していく作業を、自分の頭で考えることだと思っています。
友達に話を聞いてもらうとか、上司に相談するのは、この、頭の中にあるものを外に出す作業のことです。
カウンセリングでも、クライアントに話をさせることで、自ずと答えが導き出される過程を、技術的にサポートすることが言われています。
この、「一旦外に出す」ことから、考える事が始まるのです。
考える材料を集めるということ
次に、根拠集めをしていきます。
なぜ、おかしいと思ったのか。なぜ、こうしたいと思ったのか。
これらを裏付ける理論や方法を、かき集めます。
私は、学生時代、心理学を中心に、指導法を考えていたこともあり、
この心理学を中心に、根拠材料を集めています。
世の中は、人で成り立っているわけで、政策や経済、マーケティング、経営の理論は、すべて、心理学が元になっていると考えています。
そして、時代と共に、政策やマーケティング、経済も、時代と共に変化するし、
また、心理学自体も、時代と共に、明らかになってくる研究が、どんどん出てきます。
根本である理論を、押さえておけば、大間違いになることはまずないだろうと、思っています。
正しい答えは、あらゆる方向から見た結果から得る
あと、忘れてはいけないのは、立場を変えて想像するということです。
相手が理解できていないのはなぜか、視点を相手に合わせて想像するのです。
これによって、今まで自分が考えていたことを、いかに相手にスムーズに伝えられるのか、
足りない根拠理論がないだろうか、確認する事ができます。
結局、考え抜くということは、
「考えや思いの棚卸し」
「それに対する根拠理論」
「相手を知る、想像する、想定する」
この3つの工程で、行うことではないでしょうか。
まずは、「モーニングノート」は、ぜひ、やってみていただきたいです。
思った以上に、気持ちが落ち着きます。
頭の中がスッキリすると、モチベーション向上にも繋がるので、おすすめです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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