ひとり仕事を目指す方。
独立して自分で仕事を始めようと思われている方。
もし、現在雇われて働いているなら、
ぜひとも、このゴールデンウィークを攻略しましょう。
スムーズにひとり仕事を始めるにあたり、役に立つスキルをピックアップしてみました。
働くとは。ひとり仕事と雇われの違い
もしかしたら、これからお話することは、ひとり仕事(フリーランス、ひとり社長など)を目指す方のみならず、これから社会に出て働こうとする就活生にも役に立つかもしれません。
仕事をするとは、利益を得ることです。
自分の働きで、サービスを受けた人に利益が残り、働いた側も経済的、または生きがいという利益を得る、Win-Winな利益を産み出すためです。
その最初の一歩を産み出すのが、働く側の役目なのです。
雇われだろうが、ひとり仕事であろうが、その原理原則は変わりません。
ただし、雇われの場合、責任は組織の責任者が取ります。
ひとり仕事の場合、自分で決めて、自分で責任を負うのです。
そのため、ひとり仕事のハードルが非常に高く思われています。
でも、考えて見てください。
自分自身で、100%良かれと思ってとった行動であれば、結果がどうであれ、自分で納得することができます。
しかし、雇われの場合、上が決めた方針に「従う」という行動に変わります。
自発的なのか、従うのか。
この違いは大きいです。
もし、自分のスキルを、自分の持っているものを、確実に社会に還元したいと思われるのであれば、ひとり仕事を選択すると、効率がいいでしょう。
一度は、雇われてみて、その後独立することもあります。
ひとり仕事に至る道は、人の数だけあるのです。
私は、だいぶ長い間雇われてきました。
その私が、今まで得た知識で、今のひとり仕事にずいぶんと役に立ったと思っているスキルは、共通しているのは、「考えるためのツール」です。
会社の偉い人が、経営判断するときに使うスキル。
それを、ひとり仕事をする方には、ぜひとも身に着けていただければと思うのです。
ひとり仕事における必須科目
すべてのものさし「簿記」
もうこれは、働く以上知っておくべきスキルです。
資格試験で言えば、簿記3級は持っておきましょう。
なぜ、「簿記」を知っておくべきなのでしょうか。
いきなりハードル高いのでは?
「簿記」は商人の共通言語です。
取引をする際、会話をするのは言語ですが、その言葉の元になっているのが、簿記によって集計された数字なのです。
「もうちょっと、〇〇を値下げしていただきたい。その代わり、内の△△をサービスしますから」
こういった交渉ができるのは、簿記を知っているからです。
取引先の懐を探るのは、交渉の際、絶対に必要です。
ただ、決算書が読めるだけでは、ここまで分析できません。
決算書ができるまでの過程を、想像するのは、簿記の仕組みを知っていて初めて可能となるのです。
ぜひとも、簿記を勉強しておきましょう。
社会を知るものさし「マーケティング」
次に勉強しておくべきものは、「マーケティング」です。
いや、実際に教科書とおりにマーケティングをしましょうと、言っているわけではありません。
自分の商品を外に並べる際、最初はまったく注目されない事実を、知っておくために勉強するのです。
「マーケティング」は、それ一つだけでも立派な学問が成り立つほど、奥の深いものです。
ただ、ホームページに告知しただけで、わんさかと集客できるほど、簡単なものではないのです。
なぜ、上手くいかないのかを、しっかり分析するために、ある程度の知識を持っておけば、必要以上に自分を卑下にすることを防ぐことができます。
一つの商品を、外に出すために、どのようなアプローチが必要なのか、どうやったら、必要とされる方に届くのか。
試行錯誤するわけは、なぜなのか。
この「マーケティング」の理論を知っておけば、納得できるはずです。
自分自身を商品化するためのものさし「発信力」
SNSというツールが、無料で使えます。
このSNSを制する人は、フォロワーが増え、その後のマネタイズにもつなげていけるようになります。
仕事をする人もしない人も、必ず行っているので、発信=SNSと思われているかと。
でも、それだけでは、自分というカラーを打ち出すには、弱いと思っています。
SNSは、どちらかというと、「まとめる」「要約」といった、伝えたいことを凝縮するために使われています。
逆に、長文であるブログを頻繁に発信している人は、数多くいません。
であれば、ブログを発信することで、自分の考え方をしっかり届けることができます。
特に、ひとり仕事の場合、自分の商品を本当に必要とする方に、ダイレクトに届けるには、自分の軸をしっかり見せることです。
まずは、多くの方に体験していただく方法と、少数でも、自分を知っていただいてから、商品を買っていただく方法と、様々なアプローチの仕方があります。
私は、少数の方に、一つ一つ向かい合って、しっかりとお届けすることが、一番効率がいいと考えています。
ひとりで仕事をしているので、そこは、器用に広げない方法をとりました。
実際に、Twitterも長文でツイートできる機能がついています。
短期間に、短文で、爆発的にバズるのもあり。
私のように、じんわりと長文のブログを軸に、発信するのもあり。
自分という個性が、どちらが輝けるかは、自分で決めることになります。
「発信力」とは、自己プロディース力でもあるのです。
これらを体現化させるためのツール「時間術」
あと、ひとり仕事で大切なスキルは、時間の扱い方です。
雇われていたときは、働く時間が決められていて、働く内容も与えられます。
でも、ひとりで仕事をしているときは、自由に時間を使うことが可能です。
成り行きに任せて、過ごすことも可能です。
しかし、ひとり仕事は、商品をリリースし続けることが命なのです。
ネタを育てる時間と、それを形にする時間が必要です。
そのために、常日頃、効率よくパフォーマンスできるよう、整えておく力が必要です。
これが、時間術なのです。
タスクを多く熟す意味ではなく、自分ならではのインプットとアウトプットをバランス良く時間を使えるようにトレーニングしましょう。
今までお世話になったものを断舎離する
これらの新しいスキルを身につけるためには、今抱えているものを一旦整理します。
今まで言われていたこと。
今まで正しいと思っていたこと。
もし、これらで幸せになりきれていないなぁと思ったら、一旦手放してみると良いでしょう。
そして、空いた手で、新しいスキルを身につけて行くのです。
ほんの数日で、身に付けられるものばかりではありません。
新しい習慣を身につけるには、最低2ヶ月はかかると思っておくとよいでしょう。
であれば、比較的自由に使える時間があるゴールデンウィークで、チャレンジしてみてはいかがでしょう。
かじってみて、手を付けておくのです。
そうすれば、その後続けられるよう、時間の使い方も改めていくのです。
その最初のきっかけが、ゴールデンウィークです。
良い休暇を過ごせますよう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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