ひとり仕事は、なんでも熟さないといけません。
確かに、請求書発行も、経理も、SNSの投稿も、HPを作るのも、すべて自分一人で行います。
もちろん、報酬を頂くおしごとも、基本ひとりで行います。
でも、提供する商品は、なんでもOKじゃない方が、差別化で際立つように思います。
なんでも平均点で提供する店かと思ったら、じつは……。
先日、初めての飲食店で食事をしました。通りすがりのランチでした。
お腹が空いたので、目についた店舗に入ったのですが、よくみると、沿道のノボリが、色とりどりでした。
「ヒレカツ」「ハンバーグ」「ピザ」などなど。
正直、ここは、平均的な洋食店だと思って、あまり期待していませんでした。
でも、店内に入って、メニュー表をみたら、豚肉系の種類が豊富だったのです。
どうやら、こだわりの豚肉を使用した料理で、「ヒレカツ」「生姜焼き」「バラ肉炒め」などなど、数種類の豚肉定食が、メニュー見開きに所狭しと並んでいたのです。
「これ、どうみても、豚肉推しだよねぇ」と、一緒にいた家族と確認した私は、生姜焼き定食をオーダーしました。
そして、やってきたお料理がこちら。
お肉の量も、三段階になって、私は一番少ない80グラムをお願いしました。
普通なら、キャベツの千切りだけなのに、
紫キャベツ、キャベツ、人参千切り、じゃがいもの千切り、サラダ菜、ポテトサラダ……。
付け合せも、人参しりしりに、レンコンとじゃがいも?の小鉢がついています。
こんなに野菜がたくさん提供するお店は初めてでした。
「ここは、あたりだねぇ」と語りながら、お食事をいただいた次第です。
生姜焼きのタレも絶品で、いつもご飯を残す私が、すべて完食できたのは、おわかりいただけたかと。
なぜ、看板ではマルチ感を出しているのか
しかし、気になるのが、道路脇に出されていたノボリです。
なんでも屋さんの印象が強く、とても豚肉にこだわっていることが伝わってきません。
もし、都内のような人口密集地であれば、「こだわりの豚肉料理や!」といった看板になっていたと思います。
ここは、地方です。ほぼ地元の人がやってくるだけの店舗です。
地方の場合、外食は一大イベントです。一家総出でやってきます。
下は小さなお子様から、上は年配の方まで。オールマインダーでないと、入れないのです。
車でやってきたとき、「ハンバーグ」「ピザ」といったノボリがないと、小さなお子さんは納得してくれません。
そんな事情もあって、マルチ感満載の安っぽい看板になっているのでしょう。
しかし、実際に入ってみると、ほとんどが年配のご夫婦でした。
それも、しっかりと豚肉をオーダーされており、しっかりとタンパク質を摂取されていました。
実際のお客様は、この店の良さを知っています。看板に気を使わなくても、十分に商売やってきていることが伝わってきました。
ひとり仕事は、特化型ではっきりと
さて、このブログでは、必ず「ひとり仕事」に置き換えて、考察していきます。
実際に、私がこの地方の飲食店のような看板を出すとしたら、次のようになります。
「経理代行」「記帳代行」「伝票整理」「経理コンサル」……。
どうでしょう。たった一人で「ここまでできるの?」と疑いたくなるはずです。
また、このような業務は、大手の事務所がたくさん行っています。
経理は、手間暇がかかります。それを代行するには、従業員が複数人いて、分業制で裁き切るようにしないと、こなせません。
これでは、ひとりでの商売では不可能です。
(できるかもしれませんが、万が一、体調崩したら、終わりです)
また、誰がやってもほぼ同じ効果しかでない業務は、それだけでは、価格競争に負けてしまう可能性が高くなります。
もし、豚肉の仕入に自信があるなら、堂々と「豚肉専門店」で、際立ってしまうのが一番です。
大手の業者がなかなかできないことを、自分の得意分野があるとしたら、それに特化した商品を作って、磨き上げるのが一番です。
そして、その商品を胸張って提供できるよう、自分を高めることに集中するのです。
自分にとっての「豚肉料理」を、どんどん極めていきましょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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