ひとり仕事をしている上で、一番悩ましいのが、「営業」です。
仕事ができるからフリーランスになれたけど、いざ仕事を得ようとすると、うまくいかない。
そんなジレンマに、どう対処したらいいのでしょうか。
営業を知らないリスク
いきなり、独立して営業できれば、こんなに苦労することはありません。
大抵の人は、雇われから仕事人生を始めています。
与えられた仕事をこなすことについては、ほとんどの人ができるはずです。
しかし、営業経験のない人にとって、どうしたら仕事を取ってくれるのか、まったくわからないのです。
ひとり仕事などフリーランスの仕事は、大海原に立ったひとり、放り出されたような状況でしょう。それゆえ、営業ができないと、仕事も続けられないので、むやみに独立、起業をするのは、あまりオススメしません。
しかし、そうはいっても、雇われからひとり仕事を選択するケースはあります。この私がそうです。
たいてい、独立する場合、仕事のアテがある場合が多いのですが、関係が途切れてしまうと、露頭に迷ってしまいます。
そういう意味では、「営業」ができないと、生きていくことすらできなくなるのです。
その覚悟と最悪の状態を対策した上で、次のステップを踏むようにしましょう。
まずは、教えを乞う
いきなり、SNS広告を見て、無料の営業セミナーに申し込んでみることもあるかもしれません。
しかし、無料セミナーとは、その後にある高額商品を購入する入り口となっているので、要注意です。
ただし、ある程度資金を投入して、自分の知らなかった知識や技術を、効率よく得ることは必要です。
どの導入商品を購入するか、目安として、次の条件があるかチェックしましょう。
- 正しい料金が、すぐに表示されているか。
- 大幅な値下げで、お得感を醸し出していないか。
- 提供される商品が、自分だけの工夫が自由にできるようになっているか。
- その後のフォローアップが、あるか。
などです。
よくあるのが、「このテンプレートを購入すれば、〇〇です」という商品です。
このテンプレートのとおり、やれば確かに、上手くいくかもしれません。
ただし、営業の難しさは、人相手なので、一概に正解だと言い切れないことです。
ある人のある商品には向いているけど、この人のこの商品には合わないといったことです。
合う合わないがわからないうちに、高額セミナーに入ってしまうことだけは、避けたいものです。
資金も有限です。上手に運用していきたいものです。
私は、10年以上、ひとり仕事をされている方の発信を見続けていました。会計事務所勤務の頃から、悩みがあると、その方の発信をみて、なんとか元気づけられました。
私も、そのような存在になりたいと思うようになり、独立を選びました。
独立するときは、どなたか、先人で頑張っている方をメンターにして行くと、外れたことはしないですみます。
機会があれば、人と交流する
あと、機会があれば、様々なカテゴリーの方と交流するといいようです。
一回だけビジネス交流会に行って、名刺交換だけなら、ただの時間の無駄です。
しかし、何回か参加してみて、その場にいる人たちと会話を交わしていくと、相手のことがよく分かってくるので、その方の困ったに訴求することができます。
また、会の運営が雑な場合もあるので、当たり外れもあることも考慮しましょう。
自分のことを求められていないと分かった交流会だとしても、いかに自分の特異性を強く出せるか、別の目線で、セルフブランディングを強くしていくきっかけにもなります。
何事も、一回で自分に合ったものに出会えるわけではありません。
ゆえに、自分でいろいろと動き回ることも、市場調査になるので、やってみてはいかがでしょう。
あとは、本で知識を整えて行くことも大切です。
本は一冊数千円。けど、セミナーは、もっと高くなります。それほど、資金が投入できないのであれば、同じ分野の本を数冊読み漁って、研究することもできます。
営業は、人を選びます。特に営業しなくても、食べることに困らない人もいます。
でも、大抵の人は、苦労しているものです。
自分ひとりだけ、だめなのかもと思わず、コツコツとトライアンドエラーを繰り返すことさえできれば、自分の道が見えてくるはずです。
参考になれば、幸いです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
◉「まずは相談」それぞれの困りごとにアドバイスいたします。
◉自分の力でクリアされたい方向け
◉公益法人運営サポート
公益法人運営サポートサイト↓