お盆休みとは、先祖の霊を迎え、供養するための時期です。
自分自身の魂を含めて、自分を見つめ直すいい機会でもあります。
今年のお盆休みは、走り続けてきた自分を振り返る機会となりました。
雇われを辞めてから今まで突っ走ってきた
振り返れば、今までがむしゃらに頑張ってきたように思います。
その割には、多くの儲けがあったわけでもなく、事業を拡大したわけでもなく、
地道なひとりビジネスを続けてきたという印象です。
先日、元同僚とランチとお茶をしたときに言われた言葉があります。
「そこまでやって、お金を取らないとは!!!」
はい。私が儲けのない仕事をしてしまうのは、このメンタリティのせいです。
実は、無償でとある団体の経理、広報戦略、会計基準への移行、会計ソフトの導入など、本職で請け負っている仕事をやっています。
金額にしたら、結構な額になります。
それを、無償で行うわけですから、どこまでお人好しかと怒られるわけです。
仕事とは、求められて初めて成り立って、それで生活していくことを言います。
ボランティアをやるほど、自分には余裕がないのに、ボランティアをするのはいかがなものか。
今回は、そんな自分の歩みを止める意味をこめて、改めて自問自答をすることにしたのです。
今年のお盆休みにやったこと
ひたすら、非公式のアウトプットをしました。
今でもやっている「モーニングノート」の拡大版です。
「モーニングノート」とは、朝起きてすぐ、A4ノートに言葉を書き連ねることで、自分の中にあるやりたいことを掘り起こすことをいいます。
この拡大版ということで、ノートに書くだけではなく、普段できないことをたくさんやりました。
- 睡眠
- ピアノを弾く
- ひたすら映画を見まくる
つまり、普段できないことをたっぷりいたしました。
特に睡眠。がむしゃらに走り続けたことで、睡眠時間を削ることも多く、
このときばかり、好きなだけ睡眠を優先しました。
そして、人とのつながりも丁寧に続けました。
娘とお出かけ。つまり、大学オープンキャンパスに付き合ったのですが、
久しぶりに東京に出てきました。
独立して家を出た息子と地元の地産地消カフェを訪れました。
そして、地域での交わりも忘れませんでした。
地元のヨットクラブのオープンレースの運営を手伝ったり、
不登校や障害を持つお子さんのためのフリースクールを訪れたり、
1日でも早く、ひとりビジネスで独り立ちせねばと、走り続けていたところ、
まったりと自分らしいペースで1週間を過ごしておりました。
お金をかけて、旅行に行くなどせず、自分が普段いる場所で、自分のペースを取り戻せることで、
やることと、追いかけてはいけないことを、はっきりと区別することができたのです。
半永久的に自分発信の仕事を続けるには
自分で改めて気づいたこと。
それは、いつも自分に正直でありたいという思いです。
小さなころからずっと思っていたようで、人と衝突することも多かったのです。
ひとりビジネスで、短期間で成功するには、自分の正直な気持ちを押し殺す時期が必ずあります。
集客するとなると、数を多く広めたいがため、営業に振り切った言葉を言わないといけないこともあります。
また、マーケティング手法に沿って、圧倒的な発信をする必要もあります。
でも、それをやろうとすると、ストップをかける自分がいました。
はたから見たら、営業する気がないように思われているのかもしれません。
でも、これには理由があったのです。
あくまでも、自分に対しても、触れ合うお客様に対しても、友人や家族に対しても、
私は正直でありたいという気持ちを内包していたことがわかりました。
今まで、仕事上で多くの中小企業の社長さんとお話することがありました。
夢を語り、理想とする社会を築きたい!
そう語るけど、実際は、それに向けたタスクを進めることをしない人が多くいました。
それは、あこがれが自分の本音だと錯覚することで起こる現象です。
ご多分にもれず、私自身もそうでした。
よく、私は次のように言われていました。
「鈴木さんは、正直」「正論を振りかざす」「忖度しない」……。
今までは、自分は不器用で、上手く立ち回れないと思い込んでいたのですが、
今思うと、それは、社会的役割で我慢することがあっても、自分の奥底にある本音を大事に守りたいという思いがあったのでしょう。
今後の人生を考えたとき、私は自分に正直であることを最優先すると決めました。
もちろん、発信も続けて、日々の雑務に溺れないよう、発信する時間をブロックして続けていくことにしました。
人それぞれ、どんな本音を持っているかは、十人十色です。
基本スタンスは、過去や現在がどうであれ、自分にどれだけ正直で居続けるかです。
それが、残り少ない人生を充実させる、大事なポイントです。
「少年よ、大志をいだけ」
札幌農学校を設立したクラーク博士の言葉ですが、
「壮年よ、正直であれ」
これが、私が改めて気づいた言葉です。
50歳からのひとりビジネスは、この正直であることを忘れないようにしたいものです。
そのために、正直な自分をどう守って実現させるかを、これからも発信して参る所存です。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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