今いる環境から一歩前に出るために、やらなくていいことがあります。
それは、あえて「頑張る」ということです。
頑張りすぎて、前に進めなくなった話
頑張るの「頑」は、頑固、頑な、など、意地を張った状態のときに使われる文字です。
辞書で調べると、融通がきかないということです。
頑張るとは、今の状況を少しでもよくするために、努力している状態の事をいいます。
でも、それは、融通が効かない、視野が狭くなっている状態でもあるのです。
視野が狭くなると、こんなことを思ったりします。
まだ、できることはないか。これだけやっているのに、なぜ上達しない?
どうして模擬試験の点数が取れないの?
こうなると意固地になって、なんとか自分だけの力で打開しようとします。
でも、こうなってしまうと、うまくいかないものなのです。
私は、こんな状況に何度か陥っておりました。
努力していればなんとかなると信じてやってきた人生。
でも、たいてい、その先にあるのは自爆だったりするのです。
最近の話では、長距離通勤のフルタイム、家族のことなどで精一杯になって、事故にあって退職したことでしょうか。
あれこそ、本当の自爆でした。
優秀な人は、頑張りを見せずに目的を果たしている
では、自爆しないで目標を果たしている人はどうやっているのでしょう。
例えば、著名人の場合どうでしょうか。
その方の努力や頑張りは、けっして表にでてきていません。
自然体で、ゆとりもあって、周りを幸せにしちゃう、そんなキラキラが見えてきたりします。
でも、これは、最初から自然体だったわけではないはずです。
影で、しっかりと努力を重ねてきているのは当然です。
でも、努力や頑張りを見せて生活していないのです。
もし、頑なに頑張っていたとしたら、それは、無理しているので滲み出てきているはずです。
同じ力をかけて、頑張ってみて、思ったのと違う結果がでたら、即やり方を変えてみる。
そういったことを、何回も繰り返してきているのです。
無理な頑張りを続けていると、悪いほうへ変化してしまうので、気をつけないといけません。
視野を狭くしてしまわないように、自分の立ち位置を見極める余裕を持って、初めて頑張ることができるんだと、私も気がついた次第です。
あと、もう一つ気づいたこと。
自分のことは、自分が1番わかっていないということです。
ひとりビジネスでは、これは致命的です。
わかっていないから、間違えた努力をしてしまいます。そして、ますます意固地になって、目標にいつまでたってもたどり着かなくなるのです。
ビジネスとすることで、自分を突き放しておくことができます。
自分を商品として、ショーウインドウに出すわけですから、良さを研究しておかないと発信もできません。
自分を理解する方法として、ひとりでビジネスするのはありです。
とはいえ、たったひとりでもがくのは不効率です。
信頼をおける人に相談できる環境も、自分で得ていくようにしたいものです。
でも、いい出会いがあるかどうかは、まさに自分次第。
でも、そこでも無理して頑張ると、自分に合わないものを引き寄せないことが起こったりします。
そうならないために、まずは力を抜くことから始めるとちょうどいいのかもしれません。
手放した瞬間、前に進めます
タスクに追われていると、ついついタスク消化することに注視してしまいます。
でも、大事なことは、タスクをこなすのではなく、こなした結果が求めていたものになっているかどうか、噛みしめることなのです。
風が強い日に、力を込めて飛ばないように踏ん張るのではなく、さっさと引き上げて安全なところに身を隠すことで、次に頑張れるチャンスを狙うことができます。
もし、今の自分がわからなくなっているとしたら、それは一旦、手放すことで、前に進めるタイミングを計れるのではないでしょうか。
とはいえ、凧の紐まで手放してしまったら、もう戻ってきてくれません。
風に委ねながら、持つべき紐は、しっかりと手の中に持っておく。
これが、努力のやり方なのかもしれません。
ひとりビジネスは、確かにひとりでビジネスをすることになります。
でも、本当にひとりになってしまうと、自分を間違えた方向に固執してしまうのです。
ひとりだからこそ、稼ぐ以上に、人間関係を見極めたいもの。
色んな意味で、固執しないであえて手放す生き方も、視野にいれていきたいものです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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