ひとり仕事を始めて、変わったことがありました。
これほど、地元に密着するとは思わなかったです。
好きで選んだわけではない、今の地元
正直、今住んでいる場所は、好きではありませんでした。
結婚したとき、社宅に入ったので、夫婦ふたり揃って、初めての土地でした。
今から、約30年前の話です。
ほぼ、快速電車の終着駅。
駅降りたら、畑がある。
日用品を購入するにも、品揃えがほとんどなし。
飲食店もない。
ずっと都会で暮らしてきた私にとって、最初引っ越してきたときは、カルチャーショックで、一旦実家に戻ったほどでした。
結婚しても、子育てがどんなに大変でも、都内に出て働くことにこだわっていたのは、このときのショックの尾がひいていたからです。
でも、この土地で子育てし、30年近く暮らしてきたときにひとり仕事を始めたことで、この地への印象が大きく変わってきました。
今、私が思うのは、住んでいる地域は、みんな熱い人達がたくさんいて、みんなワクワクしているということです。
たくさんの飲食店を開拓し、都会にない新鮮な地場野菜を使った食堂が数多くあることを知りました。
もちろん、いい感じのBarも充実しています。
都会の遊びはできないかもしれないけど、自然の中で楽しむアクティビティがあります。
日本有数のサウナも、近隣にあります。
そして、その土地で頑張って仕事をしている人たちと交流するようになって、その土地に根付く良さを知っていきました。
以前は、都内に引っ越しをしたいと思っていましたが、今は、この地をベースにして、活動してもいいなと思うようになりました。
自分の過去と環境のリンク
ここまで、考えが変わった理由は、ただ、人との交流ができただけではありません。
かつての自分と、今の環境がリンクしたからです。
中学生の頃から、私は毎年夏に、野尻湖でディンギーセーリングをやっていました。
セーリングは、風が強い時、自分の身体と水面をギリギリ攻めて進んでいきます。
その時の、水しぶきが覚えていたようで、今住んでいるところの湖面に出たとき、いい意味でのフラッシュバックが起きました。
もう、子育てもほぼ終わり、地元での仕事も増え、仕事を通じて生まれた関係からまた、ディンギーセーリングを再開しようと決断したのです。
正直、土日の殆どが潰れてしまうので、ひとり仕事の貴重な時間が減ってしまっています。
食べて稼ぐには、大きなリスクでもあります。
でも、その分、別の時間を濃度強めに仕事をするきっかけになりました。
相対的に、ひとり仕事にかける時間は、変わっていません。
セーリングを再開する前は、本当に家に引きこもっていました。
でも、今は適度に日に当たるようになり、少々シミを増やしながらスキンケアをしつつ、笑顔も増えました。
かつてやってきたことは、心と身体が覚えています。
不調かなと思ったら、かつてやっていたことを再開すると、調子が元に戻るようです。
もし、今でも雇われのフルタイム勤務をしていたら、このことに気が付かないまま、定年を迎えていたかもしれません。
そういう意味で、ひとり仕事を始めてよかったと思うのです。
50代からのひとり仕事を始めて感じたこと
ひとり仕事は、いつ始めてもひとり仕事です。
現役バリバリの頃の、ひとり仕事は、ただ働き方の名称なのかもしれません。
でも、50代からのひとり仕事には、特別な意味があります。
その人が今までやってきたこと、子どもの頃に夢中になっていたこと、社会にでて苦労したこと。
その人が体験したすべてのことを、総ざらいするのが、50代からのひとり仕事だと思うのです。
自分の人生の幕引きを見据えて、これからどう生きるか考えた時、ひとり仕事を選ぶのは、なかなか乙なことです。
さて、私が人生で最初に、人にものを教えたものはなんでしょう。
実は、このディンギーセーリングを小学生に教えたのが最初でした。
それが、その後、スポーツを教える仕事を選び、いまでは経理やNotionを始め、仕事を効率よく進めるためのノウハウを教える仕事をしています。
私の今は、ディンギーセーリングから始まっていたのです。
今、こうして、またヨットに乗れることに、感慨深く受け止めています。
=編集後記=
【昨日のできごと】
地元の沼周辺の清掃ボランティアへ。
外来植物の駆除です。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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