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先延ばしを認める 習慣化ができないときの考え方

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先延ばしグセがあるとき、それはもしかしたら、やってはいけないタスクなのかもしれません。

そうなのです。先延ばしとは、人生のセーフティネットなのです。

目の前のタスクより、もっと大切なものがあるかもしれないからです。

ダイエットの先延ばし

目次

先延ばしで損すること

先延ばしときくと、いいイメージがわきませんよね。

1番いい例(悪い例でもある)が、夏休みの宿題です。

8月30日と31日の悪夢とも言われます。

当の本人は、平気な顔をしていますが、親であるわたしたちが血相を変えて、子どもの宿題をやるということもあったり、なかったり。

よく、お盆過ぎると、地元の大型ホームセンターには、親子連れで夏休み課題の材料を仕入れにきている家族をよく見かけます。

手間がかからず、見栄えのいいものを……。

私も、一度や二度、お世話になったことがありました。

かたや、賞をもらうような、立派な夏休みの課題をこなすご家庭もいます。

前者は、先延ばしグセがあり、後者は地道な努力を計画どおりに積み重ねていけるわけです。

さて、どちらがいいのでしょうか。

学校が求める夏休みの課題は、後者の計画性が高く、本人の努力で成長が見られる作品に高評価を与えます。

かたや、前者の先延ばしの課題には、「とりあえず、提出できたことを評価します」という、参加賞的な評価がされます。

学校教育から、成長していきている私達は、頭では、計画どおりにやることが正しいと思いこんでいます。

実際に、企業など組織で働くときは、目標は組織から与えられるものです。

その他人が決めた目標に、いかに効率よく達成するかが、企業人としての評価になるわけです。

また、その目標を自分で決める場合も同じです。

決めた目標を果たすために、タスクに落とし込み、先延ばしせずにこなせば、人よりも早く目標を達成することができます。

先延ばし=目標達成できない、なのです。

先延ばしとは、人生のセーフティネットである

さて、目標とはなんでしょう。

自分や、組織にとっての夢が、目標として言語化されています。

そういう意味で、目標は、崇高なものなのです。

でも、果たしてその目標は正しいのでしょうか。誰もそれを教えてくれる人はいません。

実は、目標を果たすためのタスクを先延ばしするという行為が、実は間違いを修正するエッセンスでもあるという話があるのです。

一例で、思春期の子育てで、その体験をします。

例えば、高校受験で志望校を決めるというとき、学校、親、塾の先生に薦められて志望校を決めて、自分も頑張ろうと信じて勉強を始めたとたん、先延ばしショーが始まってしまい、自己嫌悪に陥りつつ、志望校に受からないという、パターン。

残念ながら、よくあります。当の私がそうでした。

先延ばしする自分に、ますます自己肯定感が低くなるというループ付きで、そこから自信が持てるようになるまで、ずいぶんと時間がかかりました。

実は、先延ばしグセとは、間違った目標に邁進させないための、人生のセーフティネットでもあったりするのです。

今思うと、間違った目標に邁進していた時間は、自分のための時間ではなく、周囲の人のための時間でした。

あのときの時間を、すべて自分のために使っていたら、もっと自信を持った人生をすごしていたのは明白です。

先延ばしにするということは、本音で自分の行動をストップさせているのです。

その無意識の現れに、敏感に捉えて、軌道修正をすることが、やるべきタスクなのです。

間違った目標のタスクから、本来やるべきタスクへのチェンジを促すのが、「先延ばしグセ」です。

本当にやることは、先延ばしにしないものです

私の人生の中で、相当な先延ばしタスクがありました。

達成したタスクより、多いのかもしれません。

でも、そんな私でも、先延ばしせず、達成させたタスクもあります。

それが、本来の自分に近づくための目標から生まれたタスクたちでした。

大学編入試験での勉強は、人生で最初で最後の集中を発揮しました。

ひとりビジネスで、発信力をつけたいと、毎日ブログを書き始めたのも、そうです。

本当に、自分がやらずして誰がやる?と、思えるタスクを見つけた時、人はモチベーションが高いと表現しています。

そして、タスクから習慣化していき、ルーティンに成長していきます。

先延ばしタスクを量産しているときは、向かっている方向が間違えていることに気が付きましょう。

そして、数多く生まれてくるタスクから、たった一つこなすことができたら、それが自分にとって正しいタスクになっていきます。

ようは、やるかやらないかだけなんです。

大事なことは、先延ばすことに、引け目に感じてはいけないということ。

先延ばしになったら、先延ばしにならないタスクに作り変えればいいだけの話です。

もしかしたら、私の発想は、若い人向けではないかもしれません。

でも、思春期に、目標を果たせなかった子どもたちを見てきた経験から、子供時代での先延ばしグセを、叱り飛ばすことで教育をした気でいるのは、本質からズレてしまっているのかもしれないのです。

ああ、今日も寝坊しちゃおうかな。

もし、そう思ったら、寝坊する自分に罰を与えるのではなく、寝坊せざる得ない状況になっていることに気づいて対処することです。

先延ばしタスクを、いったん全部捨てるということもありなのかもしれません。

=編集後記=

【昨日のできごと】

今回から引き継いだ法人税確定申告書。一から必要なところに数字を埋め込む作業を開始。
思いの外、大変。でも、来年への業務効率化のアイディアが生まれてきます。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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