人は、変化することに一番嫌う傾向があります。
頭ではわかっているのに、どうしても身体が追いつかない。
でも、これって、当然な反応なのです。
これから、どんどん変化する時代に突入します。
私たちは、どう乗り越えていったらいいのでしょうか。
ライフステージが変わるときに儀式があるわけ
入園式、卒園式、入学式、卒業式、入社式、結婚式、そして、人生最後にはお葬式……。
人生で、大きく環境が変わる時、必ずセレモニーがあります。
これは、どうしてでしょうか。
予め、環境が大きく変わることがわかっていると、人は一致団結して、一緒に乗り越えようとします。
これが、セレモニーなのです。
このような、式をすることで、本人も、受け入れる大人たちや仲間が、
「大丈夫!!」と声を掛け合うのです。
こうして、人は、環境変化のストレスを軽減する工夫をしてきました。
でも、なぜか「離婚式」や「退職式」がないのが、気になります。
おそらく、それは各々やって頂戴、ということでしょうか。
新しい環境を、仲間で迎えるのか、個人で立ち向かうのか。それによって、セレモニーのあるなしがあるようです。
人の心的ブロックとは
変化に対して、人は、拒絶反応を見せます。
私は、これを「心的ブロック」と呼んでいました。
変わることを、頭でわかっているのに、どうしても受け入れられない人をたくさん見てきました。
口では、「やりたい!!」と公言しているのに、いざ具体的に変化が伴うと拒絶してしまう……。
これは、本能です。
変わることで、命の危険を感じるのです。
例えば、スキー場の上級者コース。
初心者は、足がすくんで立ち上がるのもやっとです。でも、滑降することができません。
しかし、慣れている人は、いとも簡単に、滑降することができます。
全然、滑り出しに躊躇しないのです。
平気な人は、別の新しい急斜面に行っても、最初は少し考えますが、次の瞬間、滑り出すわけです。
このように、変化に慣れている人とそうでない人の違いは、単なる場数が違うだけなのです。
もし、心的ブロックがかかってしまうなら、それは、ただ知らないことに対して、自分の身を守ろうとしていることを理解しておきましょう。
理想は、乗り越えたいけど、躊躇してしまうなら、なんとかして、その心的ブロックを外す必要があります。
変化するときにつける「命綱」とは
日本最大のアスレチック。ときけば、高さ数十メートルのある塔に、たった一人で立ち、隣の塔まで、ロープ一本で滑り出すアクティビティを想像します。
もう、完全に命の危険を感じます、というか、危険な状態です。
でも、安全に、楽しむことができる工夫がされていることで、人は喜んで、非日常のハラハラをこぞって体験します。
なぜ、それが可能なのでしょうか。
それは、命綱があるからです。
そして、下には、落下防止の網が張り巡らされています。
安全策を講じているから、人は危険な状況を楽しめることができるのです。
これは、アスレチックに限った話ではありません。
職場のシステム変更も、人によっては、高所を渡り歩くほどの危険を感じる人だっているのです。
となれば、命綱をつけて差し上げればいいだけです。
どんな命綱がいいのかは、人や環境によって変わります。
自分にとっての命綱は、どんなものがいいのか。思いを巡らせて見ましょう。
私の場合、徹底的に新しいことに、まずはチャレンジすることを繰り返してきました。
これが、結果的に、人生の命綱になったのです。
おかげで、新しい生き方にチャレンジすることができました。
もし、心的ブロックがかかったら、新しい命綱を見つけていきましょう。
これからの時代は、どんどん変化していきます。AIがとんでもない発展を成し遂げているかもしれません。
そんな状況に戸惑わないように、小さな新しいことにも、まめにチャレンジしていきたいものです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
◉「まずは相談」それぞれの困りごとにアドバイスいたします。
◉自分の力でクリアされたい方向け
◉公益法人運営サポート
公益法人運営サポートサイト↓