※こだわりを手放してみて、ニュートラルポジションを得よう
「悩む」という現象
私は、よく悩みます。
特に、人のことになると、よく悶々と悩みます。
どうして、意思の疎通が上手くいかないのか。なぜ、彼女(彼)は遠慮するのだろうか。などなど
大体、このような思考に陥るときは、相手のことを期待していたときです。
私が勝手に、相手のことを間違えて認識したため、齟齬(そご)が生じた現象が、この「悩み」になっているようです。
となれば、いつまでも悩むのは、時間の無駄です。
「悩む」とは、自分のこだわりにすぎないので、こんなときは、とっとと手放すのが一番です。
紙に書いて文字にして手放す
悩みを手放す方法は、いろいろあります。
悩みが物理的な物であれば、にぎっている手を緩めて下に落とせばいいのですが、そうもいかないのが、「悩み」の厄介なところです。
私がよくやっているのが、「モーニングページ」と「A4用紙メモ(ゼロ秒思考)」です。筆記開示とも言えます。
「モーニングページ」は、毎朝、A4ノート2〜3ページ書き連ねるもので、「A4用紙メモ」」は、1枚につき1分×10枚のメモを毎日書いて、思考を整理するものです。
手書きがいいのは、思考スピードにあっており、タイピングだと早すぎるようです。
こうして文字を書いていると、案外どうでもいい内容だったり、同じことをループしていることに気づいたりします。
視覚からの情報で、客観視できるという利点があります。
第三者に話して手放す
女性がよくやるのが、これ。
俗に言う井戸端会議だったり、女子会だったりします。
女性は、話して共感を得ることで、感情の整理がしやすくなる傾向があるのでしょう。
あと、私が事故で怪我をして、利き腕が使えなくて文字さえ書けない時期があったのですが、病室が同じ人、つまり、怪我人同志だったり、臨床心理士に相談したりしていました。
話すことで、感情の再確認ができます。
ショックを受けた当時は感情を無くすことに必死だったところを、しっかりと受け止めてきちんと反応することができました。こうして、次のステップに進めることができたのです。
私は、専門家に依頼して、感情の整理をすることができましたが、俗に言う女友だちは、ちゃんと相手を選ばないと、また、悩みのタネが増える事態になったりします。
けっこう、愚痴をしゃべるのもリスクがあるんですね。
そんなこんなで、私は、長年の経験から、筆記開示による思考の整理を選択しています。
あとは、環境を変えて海に行ったり、緑の多いところに行ったり、自然に触れることも効果あるようです。
偏った自分を正しい立ち位置に戻すスイッチを、自分なりに見つけておくと、早く立ち直ることができます。
皆さんの、こだわりリリーススイッチは、なんでしょうか。