何をやるにも、年齢制限があります。
先日、とあるプロジェクトがあり、応募してみようと要項を見たら、年齢制限がありました。
「20〜49歳」……。
だめじゃん。
50歳をゆうに超えている私は、応募できませんでした。
自分の声で勝負してみたいと思ったわけ
とある記事が目に止まり、「やってみたい!」と、久々にワクワクしました。
- 自分の声を褒められたことがある
- スピーチなどを頼まれることが多い
- 声が特徴的と言われることがある
- 話すこと、演じることが好き
このような参加要件が書かれていたのです。
もう、ほぼ私ではないかと、ちょっとうれしくなりました。
- カラオケで、「いい声している」「歌手になれるよ」と褒められる
- You Tubeや、地元のビジネス交流会で、積極的に人前で話している
- 歌声が、「艶っぽい」「スーッと伸びて聞いてて気持ちがいい」と言われる
- とにかく、話すことが好き!!
よし!!ひとり仕事で、比較的自由に動けるから、チャレンジしてみよう!!
と参加要項をよく読んだら、年齢制限が書かれていたのです。
49歳までの方が参加できます……。
それまで、気をよくしていた私でしたが、一瞬にして失望の沼に陥ってしまいました。
「なんだ……、できないんだ……。」
人生、この先長いんだと、意気込んでいた私ですが、社会は50歳以上は、使い物にならぬと、判断することもあるんだと知って、社会の厳しさを目の当たりにしたのです。
この参加応募要件だけではありません。
求人も同じです。
40代までは、転職活動が比較的簡単にできます。
でも、50歳を超えると、シルバー扱いになり、求人の種類や条件が、厳しくなっていきます。
これが、老いたときの恐怖であり、侘しさでもあります。
49歳という、大きな壁を乗り越えるのに必要なこと
49歳までは、社会が面倒みるけど、50歳からは面倒みません。
そんな宣戦布告を受ける、50歳overのわたしは、今、このようなことをやっています。
- ひとり仕事として、発信を始める
- 食べるための仕事、人のために役立てる仕事の2本立て
- 気に入ったものに、とことん突き詰めて研究する
- 同じ悩みを持つ、どなたかにそっと背中を押すことだけを考える
- 自分にしかできないことで、食べていくことを必死に考える
- そして、実現するよう食らいつく
この1から6を、ぐるぐるとループさせながら今に至ります。
でも、ふっと考えたのです。
もし、この私が、さきほどのプロジェクトに応募できたとしたら、どうだったのだろうかと。
おそらく、次のようなことが起こっていたかもしれません。
- まずは、落とされる
- 偶然受かったとしても、自分より若い人に、あれこれと言われる可能性が大きい
- 好きではない、声の仕事をすることになるかも
- 結局、声の仕事の厳しさに打ちし枯れる
50歳以上の方は、私たちプロデュースできません、ということなんですよね。
こうなったら、自分で自分をプロデュースするしかありません。
声を使いたいなら、StandFMやVoicy、顔出ししないでYou TubeやTikTok。
Instagramのリール投稿まで、今ならいくらでも自分から発信することができます。
であれば、とっととはじめの一歩を踏み出してしまえばいいのです。
こうして、私は、You Tubeチャンネルを始めました。
あれよあれよと、100本以上を更新してきました。
おかげさまで、徐々にですが、チャンネル登録者数も上がってまいりました。
発信が収益を産むかどうかは、運もあります。
49歳までの応募は、確実に売れるコンテンツを作るための素材を集めるために行われています。
50歳以上は、自分の手で、のんびりと収益化を目指せばいいわけです。
演者として料理されるか、演者でもあり、プロデューサーにも慣れる自分からの発信を始めるのか。
どちらがいいかは、始める前ではわかりません。
やってみるしかないのです。
50歳からは自分で自由にできる
自分発信は、自分で自由に行うことができます。
その代わり、確実に売れる保証はありません。
私も、それなりに時間がかかっています。そして、50歳過ぎてからの、よくある体調不良に悩まされたりして、You Tube配信をしばらくお休みすることもありました。
でも、なにかしらのプラットフォームから、毎日発信することを決めて続けています。
ひとり仕事は、非常に孤独です。
でも、読んでくださる方に向けて、毎日発信することで、不思議と寂しいという感情は消えていきます。
20代までは、勉学に勤しみ、
30代まで、自分の強みを見つけ、
40代では、それで一花咲かせる。
50代では、後進の指導に勤しみ、
60代以降では、社会のために働く。
そんな構図が、今までありました。
50歳からのひとり仕事は、40代までに築き上げたもので、もう一花咲かせることができます。
簡単にできることではないし、食べていけなくなるリスクもあります。
でも、自分というコンテンツを活かしきれるプロデューサーは、会社の上司でもなく、声優養成の講師でもなく、自分なのです。
結局、声の仕事を教わる機会を得られなかった私ですが、自分で自分の先生になればいいということで、ボイストレーニングの勉強を始めることにしました。
年齢重ねても、艶のある声でいたい。
定期的に、カラオケボックスに入り、自分の歌を吹き込むことから始めました。
下手に独学でするより、ひたすら自分の声を向かい合うのです。
You Tubeでの喋りも、今までは小っ恥ずかしくてやっていなかったのですが、内容の確認もしながら、自分の声を聴き続けることにしました。
さて、声のお仕事の依頼がくるかどうか……。楽しみです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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