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若さを保つには、平衡感覚を鍛えよう

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50歳からのひとり仕事で一番大切なこと。

それは、心と身体の平衡感覚を鍛えることです。

いや、別に、日常で平均台に乗ることもないし、人生迷うこともないし……。

でも、ちょっと待ってください。

その考えがすでに、平衡感覚が退化している証拠です。

高層ビルは、揺れにも強い「平衡感覚お化け」な存在です。

目次

人間が一番平衡感覚が伸びる時期は、小学生時代

最近、私は歩いていて「おっと危ない!!」と思うことが、多少なりとも出てくるようになりました。

これは、老化です。

特に、この1年は老化スピードが異様に早く、写真を見ても、自分に若々しさが失われていることに気が付きます。

去年の自分と、最近の自分を写真で比較してみました。

1年前の京都にて。

最近の私。横に大きくなって、やつれ感が……。

アカン!

この怠惰な空気感は、レキっとした老化現象です。

去年は感じなくて、最近自覚するようになったことは、以下のとおり。

  • 体重増加
  • 歩くときの心拍数上昇具合
  • 椅子から立ち上がるときの目眩と足の痛み
  • 柔軟性がなくなる。
  • 屈めない
  • 腰痛が酷い

などなど。お恥ずかしい限りです。

最近、セーリングを再開したのですが、水上での平衡感覚が、30年前の自分と比べ、ものすごく意識しないとキープできません。

つまり、思ったとおり、身体を平衡に保つ筋力と神経伝達が、鈍くなっているのです。

これらの老化現象によって、セーリングがうまくいかないのは、これからの人生の楽しみが減ってしまうので、なんとか挽回したいものです。

また、年齢を重ねてからの初めてセーリングを覚える方の共通の悩みが、

水上での身体の保ち方がわからないということです。

水の上は、非常に不安定です。

絶えず挺を均衡に保たないと、挺のコントロール(舵取り)ができません。

挺が傾くと、後ろにある舵が水から離れてしまい、操作できなくなります。

このように、絶えず均衡を保ち続けるには、筋肉と俊敏な神経伝達が欠かせないのです。

ということで、私は、この平衡感覚を鍛えることで、脳と筋力を同時に鍛えられるのではないか、という仮説を立ててみました。

これを鍛えるには、どうしたらいいのでしょうか。

実は、この平衡感覚が一番成長する時期は、子供時代、つまり幼少期から小学生くらいで、終了してしまっています。

スキャモンの成長曲線 (参照:白石豊他「どの子ものびる運動神経」かもがわ出版)

この神経系型が、身体のバランスを司る「平衡感覚」に影響与えています。

  • 自分の身体と意識が連動しているのか。
  • 行きたい方向に身体を動かせるのか。
  • 不安定な場所で、しっかり立つためのバランスが取れているか。
  • 俊敏に動けるのか。

俗に言う「どんくさい」は、この神経系型の生育がゆっくりな子どもに見られる特徴であったりするのです。

基本、遅い早いの個人差はありますが、中学生になれば、ほとんどの子どもが、この生育期間を満了していきます。

このあと、平衡感覚は鍛えることはできず、機能を落とさないようにするしかなさそうです。

ナイスミドルでの平衡感覚トレーニング

では、ナイスミドルな世代の場合、具体的にどうしたらいいのでしょう。

この世代のフィジカルメンテナンスは、マッサージではなく、

  • ストレッチ
  • インナーマッスル
  • 脚力と骨盤底筋
  • 視力矯正して、頸を前にでないようにしてパソコンモニターを見る。
  • 血流を良くする。

といった、日常生活での過ごし方を意識することかもしれません。

ということで、早速、日々のフィジカルトレーニングのメニューを組んでみました。

下肢のストレッチ

特に、足の付根の関節を回していきます。

最近、長く机に座ってパソコン仕事をしていると、立ち上がったときの足の付根のこわばりが酷くなってきました。

お相撲さんの四股を踏むスタイルで、関節を動かしてこわばりをほぐすようにします(朝、昼、風呂上がり)。

ウォーキング

歩くことは、人として基本の運動となります。

足の裏に刺激を与えつつ、腰と下腹部を引き上げるイメージで、軽やかに歩くようにします。

ただ、ベタベタ歩いてしまっては、意味がありません。

あと、このときに、舌全体を上顎にくっつけるようにします。

これは、ミューイングというもので、頸の骨も前のめりにならないようにします。

こうやって、頭の先から爪先まで、神経を行き届なら歩きます。

この意識が、平衡感覚を維持して、前傾姿勢になっていないかを意識していきます。

ヨガ、またはストレッチ

硬い身体に、いくら筋トレをしても筋肉は付きません。

プロテイン、高タンパク質の食事をしても、凝り固まった筋肉には、なにも意味がありません。

ヨガは、柔軟性を高めそうなイメージがありますが、基本は呼吸法や瞑想を促すものです。

ストレッチは、あくまでも関節を動かすことで、筋肉を緩めることが目的です。

その時、その時の状態で、ヨガまたはストレッチを選択してもいいと思っています。

ただ、これらは自己流で行うリスクがあります。

なにかしらの専門家の指導の下で、行いたいものです。

私は、You Tubeで確認とりながらやっています。

「ストレッチ」とYou Tube検索すれば、手頃なものがたくさん出てきます。

私は、頸にも腰にも、痛みが伴うこともあるので、接骨院系YouTuberのをチェックしています。

セーリング

水の上に浮かんだ挺に、桟橋から乗り移るだけでも、バランスを取ることが求められます。

また、先程の写真のように、挺は風の力で傾くようになっており、人間の力(体重)で、その傾きを抑え込む(ハイクアウト)して、均衡と保とうとします。

このとき、一番鍛えられるのが、平衡感覚です。

実践で、自分の命をかけて、平衡感覚を鍛える。

これぞ、トレーニングとしては最強のやり方ではないでしょうか。

筋肉は、自分の重みだけで鍛える「自重トレーニング」のみ。

基本、筋トレはあまり好きではないので、今のところ、積極的に取り組んでいません。

ウィンタースポーツ「スキー」

スキーこそ、平衡感覚がないと成り立たないスポーツはないと思っています。

急斜面での滑降は、まさに平衡感覚と脚力のみで成立します。

初心者の子どもたちにスキーを教える若い自分

左右の体重移動、上下運動による雪面への加圧、正直、若かったときは苦手でした。

当時の写真をみても、後傾姿勢の自分は、良い指導者とは言えないです。

でも、今になって思うのは、斜面の角度によって、滑り方を変えるのは、これこそ、平衡感覚を維持するのに、有効な条件とも言えます。

けど、私は、これをトレーニングに入れることは辞めました。

右手の握力が弱く、ストックがすっとびそうで怖いからです。

その代わり、散歩時の下り坂では、角度に意識して、姿勢を変えることにしました。

意識するだけでも、ま、いいかなと。

心と身体は直結している、まずは身体から鍛えよう

もし、アスリートに戻りたいのであれば、このようなヌルいトレーニングメニューは、意味がないのかもしれません。

でも、50歳以降のナイスミドルな世代にとっては、日常生活を安定させて仕事のパフォーマンスをアップさえすればいいと考えています。

また、数年たてば、考え方も変わっているかもしれません、というか、変わっていくはず。

日々の身体の変化が、著しく感じる世代なので、それを楽しむくらいでないと、辛い気持ちになっていってしまうでしょう。

体調によっては、負荷を変えていったり、トレーニングメニューを変えていくので、自分との対話も欠かせません。

ヨットセーリングを始めて、思ったこと。

それは、セーリングを若いときにやっていた人は、いくつになっても、二本足でしっかり歩けるという点です。

クラブの理事長は、御年70歳を超えていますが、未だクラブ内ヨットレースでは負けなし。

正月から春まで、山にこもってスキートレーニングに行かれます。

50歳以降のアンチエイジングは、若いときに取り組んだスポーツをやり続けることなんだと、身をもって示してくれています。

そして、心と身体は直結しているということ。

身体が動き続けているうちは、考え方もフレキシブルになります。

でも、身体を動かせないようになると、思考も固まってしまい、新しいものを生み出すなんて、到底できなくなってしまいます。

新しいものを生み出すには、本を読んだり勉強するのも大切ですが、まずは体作りから始めましょう。

年を重ねれば重ねるほど、心や思考を柔らかくするために、様々なアプローチで、ほぐし続けます。

体力づくり、美容、食事など、日常生活の質を高められることこそが、若さを保つ秘訣なのかもしれません。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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