ひとり仕事で困ることは、自分自身のメンタルをたった一人で整えることです。
ガジェットや、ツールが発達して、大抵の仕事は、ひとりでもできるようになりました。
いい時代です。
でも、自分自身だけは、太古の昔から続く人間のままです。
人は、群れて生きていく生き物です。
けれども、ひとり仕事では、この群れた仲間がいません。
立ち直れないなぁと感じた時の対処方法を予め決めておくといいでしょう。
ストレスケアこそ、ひとり仕事の継続の要
人生山あり 谷あり。
大きな決意をして、始めたひとり仕事ですが、いろんなことがあります。
まずは結論を。
基本、あまり人と群れて仕事をするよりは、唯我独尊ひとりで営業して仕事をする方がいいようです。
数人集まっての仕事をする場合、それなりのグループワークの技術が必要となります。
こうなると、これはひとり仕事ではなく、ふたり三人仕事になります。
これはハードルが高くなるので、私は、あくまでひとり仕事として看板を上げることをオススメしています。
ひとりであれば、なんとか一人で続けられますが、最初からチームで仕事をする場合、仲間との関係性が変わったときに、対処しきれず露頭に迷うことになります。
つまり、ひとり仕事で看板を上げておくのは、最大なリスクヘッジでもあるのです。
でも、そうは言っても、共通の思いや、理念がいっしょであれば、共同戦線を貼る戦略も必要です。
また、一人であるがゆえのリスクも当然ながらあります。
突然、病気や怪我で、仕事を継続することができなくなることも考えなくてはなりません。
でも、あくまでも基本ベース、自分軸は一人で有り続けること。
ときどき、人と一緒に交わることもあってもいいな。
これくらいのテンションでチャレンジしてみるといいと思います。
ストレスの要因をいち早く見抜く
ひとり仕事におけるメンタルヘルスは、あまり情報がネットには出回っていないように思えます。
ChatGPTに聞いてみたら、次のように教えてくれました。
1. ストレス管理:
個人事業主は、ビジネスのさまざまな側面を自分で管理するため、ストレスが高まりやすいです。ストレス管理のために、適切な休息やリラックスの時間を確保し、ストレスの原因を特定し、それに対処する方法を見つけることが大切です。
2. ワーク・ライフ・バランス:
個人事業主は、仕事とプライベートのバランスをとることが難しいことがあります。過度な労働はメンタルヘルスに悪影響を及ぼす可能性があるため、定期的な休息とリフレッシュタイムを確保しましょう。
3. ソーシャルサポート:
孤独感や孤立感が個人事業主に影響を与えることがあります。友人や家族、または同業者とのコミュニケーションを大切にし、感情的なサポートを求めることが大切です。
4. 目標設定と計画:
ビジネスにおいて明確な目標と計画を立てることは、自己効力感を高め、ストレスを軽減するのに役立ちます。小さなステップに分割し、達成感を得ることが重要です。
5. 仕事の姿勢:
仕事に対するポジティブな姿勢を持つことが大切です。失敗や困難に直面しても、柔軟性を持って対処し、学び続けることが重要です。
6. メンタルヘルスのプロフェッショナルへの相談:
メンタルヘルスの問題が悪化した場合、プロのサポートを受けることが大切です。カウンセラーや精神保健専門家との協力を検討しましょう。
でも、これは、教科書どおりの対処方法です。
これらを全部、網羅しようとするだけでもストレスになってしまいそうです。
そこで、私の場合、次のようにしています。
- 落ち込んだときの原因を見極めようとする。起きたことにくよくよしない。
- どんな状況でも、自分軸が歪んでいないか、必ずチェックする。
- 自分軸が歪んでいなければ、あらかた大丈夫だと声に出す。
- 人間関係を築く相手をよく選ぶこと。自分より秀でてリスペクトできる人がいる環境にいること。
- 捨てる神あれば拾う神あり。これは本当です。時期は希望どおりにならないけど。
- 相手に合わせると、自分の良さが半減することを知る。
- アサーティブコミュニケーションは、有効です。相手の反応に右往左往することがなくなります。
- これでも、落ち込むことがあれば、モーニングノートを書き出すこと。
絶対に人に見せないので、いろんな感情を文章にして吐き出せます。 - それでも、困ったら、メンターに相談する。できれば、今の仕事に関係ない、利害のない人を選ぶこと。
- ひたすら寝る。
- 好きな時間に起きてもいい日を、週に1回は作る。
- 自分だけのNotionをメンテナンスする。
以前は、ストレス発散と称して、エステや外食に勤しんでいた時期もありました。
でも、今思えば、買い物の効果は、そう長く続かないことに気づいたのです。
買い物より、私が実践してきた12項目をやった方が、効果が高かったです。
あと、旅行。
心がリフレッシュします。これも効果テキメンです。
動物を飼って、癒やされるのもメンタルヘルス的にとても有効です。
どうやら、私は猫アレルギーがあるようです。飼うことを諦めました。
でも、どうしても触れ合いたいときは、猫カフェに出かけます。
(くしゃみがでてきたら、退散)
スポーツで遊ぶことも、気持ちがすっきりします。
そして、メイク。
これは、メンタルヘルスとして、学術的にも証明されています。
化粧は日常生活に組み込まれた感情調節装置なのです。
(「化粧と感情の心理学的概観」におい・かおり環境学会誌 42巻5号 平成23年より)
50歳からのメイクは、盛るためではなく、メンタルヘルスの一貫で、男性も女性も取り入れていただきたいです。
デパートコスメの場合、BAさんからメイク技術をたくさん教わることができます。
有能なBAさんの提案力は、とても勉強になります。メイクは、ただの娯楽ではなく、コンサルティング手法の師匠にもなっております。
最後に読書の時間。
知識欲を満たされると、今までこだわっていたものが、どうでもよくなってきます。
悩みが深くなり、落ち込むときは、こだわってはいけないところに、執着している時なのです。
- こだわっているものを、一旦手放す。
- 自分自身をニュートラルにする。
- 最新の知識・情報に触れる。
- 今までこだわっていたものが、どうでもよくなる。
- そのタイミングで、拾う神様が表れる。
このループを、みなさん自身で作り上げていけば、大抵のメンタルヘルスはクリアできるかなと思うのです。
モーニングノートやブログ等の発信による効果
とはいえ、まずは落ち込む原因を、しっかりと特定することから、このメンタルヘルスはスタートします。
下手すれば、ますますこだわってしまいます。
でも、モーニングノートで、起床後の頭がすっきりしているときに、心や頭に浮かんできたことを、ひたすら書き出す作業をしていくと、落ち込む原因が少しずつ顕になってきます。
やり方は簡単です。
A4ノート見開きに、書き出す。
これだけです。
書き終わると、自分が握りしめていた感情を眺めるようになります。
そして、大したことないと気づいてきます。
次の段階にくると、今度は新しいアイディアが生まれてきます。
以前は、ノートに書いていましたが、今は仕事部屋にあるホワイトボードに書きなぐることもあります。
いろんな場所、方法で、毎朝書くことで、自分を客観視できるのでオススメです。
そして、ブログ。
こうして、書いてアウトプットすることで、自分を作り直している効果があります。
自分の悩みは、きっと、どなたかに役に立つはずです。
この社会に還元することも、実はメンタルヘルスでもあるのです。
さて、実は落ち込んでいた私でしたが、どうなったのか。
たくさん寝て、ドラマにハマって、改善するための行動も取れるようになり、今では立ち直りつつあります。
究極のメンタルヘルスは、暇になることです。
時間的余裕こそ、自分をニュートラルにすることができます。
心に悲鳴をあげたと、気づいたら。
勇気を持って、暇になりましょう。
しっかり寝て、美味しいものを食べて、やってみたいことにチャレンジして、走行しているうちに、元気になります。
ぜひ、お試しくださいませ。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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