本日、中小企業の社長向けのブログを執筆しました。
内容は、「簿記」です。
簿記の必要性は、誰もが知っていることです。
しかし、自分から簿記を勉強しようと思う人は、ほとんどいません。
そのような中で、どのように「簿記」の良さを知っていただけるか、試行錯誤しています。
経営に一番役に立つのは、集客でもなく簿記である
どうも、簿記は硬いイメージがあります。
それには理由があります。
きちんとしないとだめ。毎日やるのにめんどくさい。細かなルールがある。
そして、大抵の人は、会社など組織に属して仕事をした経験があります。
そこでの経理が厳しいため、「経理はめんどくさくて、いや」という印象をもってしまいます。
これは、しょうがないことです。
厳しいルールにのっとって処理されているからこそ、社会に信用されて事業を続けることができるのです。
また、経理のための事務も、細かな作業が要求されます。
これが、経理嫌いになってしまう、大きな要因だと思うのです。
さて、実際に仕事を始めようと思うとき、ほとんどの人は、どの情報を得て仕事を始めるのでしょうか。
SNSの広告をみれば、世の中の傾向を知ることができます。
そうです、マーケティングです。
確かに、マーケティングを始めとした営業ができないと、仕事をすることができません。
でも、マーケティングだけでは、経営はできないのです。
もしかしたら、一瞬多くの集客を見込める方法を手に入れることができるかもしれません。
でも、その先、どう経費を使えばいいのか。新しいガジェットを購入すべきか。
その判断は、簿記を知らないと正しい判断ができないのです。
私は、仕事に必要なことは、「簿記」と「営業」だと考えています。
簿記を勉強したくなる工夫とは
では、どうやって、楽しくない簿記に興味を持っていただけるようになるのでしょうか。
私は、あえて「簿記は楽しい!」という印象を、作ろうと思っていません。
実際、簿記は地道な仕事だからです。
そして、簿記の基礎知識を、簡単に解説したものを読んでみても、それだけで簿記を理解できるとは思っていません。
簿記は、手を動かして始めて、理解できるものだからです。
そこで、私は、ただ読んだり見たりしただけで、解説せず、
実際に、手を動かして簿記のしくみを体験していただくセミナーを開催してきました。
たしかに、基本的な話は、You Tubeや書籍から得ることができます。
でも、なぜ経理は複式簿記なのかを、理解するには、手を動かして目の前の数字が変わるところを、体験してみないと、なかなかわからないのです。
セミナーの内容で、簿記の面白さを体験していただきたい。
その先、簿記を本格的に勉強するのかどうかは、人それぞれ、答えが違っていてもいい。
私はそう思っています。
勉強したくなる工夫として、たくさんの人に申し込んでいただくことより、簿記の必要性を感じている方に届くことを大切にしています。
「これを知らないと大変!」といった焦りを与える言葉は、絶対にかけないようにしたいと考えています。
でも、必要性は伝えたいもの。
このバランスが難しいです。
あまり難しく考えすぎないのがいい
とはいえ、事前にあれこれ考えすぎないようにしています。
すべての事象をわかっていて、考える材料が全部揃っているなら、しっかりと作戦を練ることができます。
そして、正しい答えが出る確率も高くなります。
しかし、ほとんどの場合、自分が把握できることは、限られてしまっています。
その少ないカードで、一回で正しい答えにたどり着けるとは、思っていません。
やってみて、駄目なら別の方法を。
それを繰り返し改善していくしかないと思っています。
ここで、気をつけるのが、自分軸からハズレないこと。
見せ方を変えても、言うことが変わってしまっては、元も子もありません。
簿記は、繰り返し手を動かすことで、やっと理解できるものです。
営業も同じ。繰り返しやってみることで、初めて知らない自分を発見できるのかもしれません。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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