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DX化しないと仕事ができなくなるのに理由があります。

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ガジェットは、新しいコンテンツを生み出すためにあるものです。

いいものを生み出したいなら、良いツールを使いましょう。

 

北海道大学総合博物館に展示されている、古い電算機。

食い入るように見る小さな女の子に説明するそのお父さんは、昔の古いパソコンだと言いました。

「いいえ、これは、昔の電卓ですよ」

解説した私は、この電算機と同い年です。

私の同い年、チョット年下の電卓とワープロ。

目次

小学高学年のときに見た、東芝書院(ワープロ)

ここは、北海道大学総合博物館です。

ここに展示されているものは、当時大学にあった超最先端なガジェットたちです。

マッキントッシュ時代のアップル・コンピューター

この古い機械たちを見て、「なにこれ」と親御さんに質問する小さな女の子を見ていると、小さかった頃の自分を思い出します。

 

小学高学年の頃だったでしょうか。

当時、地元の百貨店で開催された、東芝書院ワープロの展示会に、母親に連れて行かれました。

そこに展示されていたのは、初代書院でした。

大きな事務机ほどの大きさのワープロです。

まるで、アップライトのピアノのようでした。

当時の記憶が正しいかどうか、ネット検索してチェックしてみました。

まさに、その通り。大きな事務机に、キーボードとプリンターが埋め込まれ、小さなブラウン管が備え付けられています。

当時、日本語を電子で打ち込むのに、これほどの大きさがないと、だめだったのです。

そして、その展示会の数年後に最新式の東芝書院miniが発売され、母は嬉しそうに購入しました。

私の母は、日本語の文章を読んだり書くことが大好きで、好きが講じて言語学の研究を始めたのです。

子供心で、手書きじゃだめなの?と一瞬思ったのですが、母の書き紡ぐ論文の量を見て、ワープロで打てば効率が上がることに、感じていました。

そして、私が社会人になるまで、この東芝のワープロ機器は、どの職場にも配置されるようになり、すべての文章は、このワープロで打つようになっていきました。

そして、すぐに、NECのデスクトップパソコンが売り出され、ワープロは、パソコンのソフトで対応するようになりました。

その後は、Windowsやマイクロソフトが席巻し、今に至るわけです。

古い職場だったので、その昔使っていた和文タイプライターもありました。

それを使える人は、当時勤続30年以上の女性職員くらいでした。全体で2人しかいません。

 

このように、仕事の効率化は、大昔から行われていました。

当時の技術では、日本語はエンジニア泣かせだったようです。

英文タイプライターなら、簡単にできることが、日本語では、これほどの大掛かりなものでないと、できなかったのです。

でも、それでも、言葉を紡ぐために効率を上げる機械として、その後いろんなメーカーから売り出され、世間に浸透していきました。

実は、仕事やクリエイティブな作品を作るために、効率化を上げる歴史は、昔からあったのです。

当時のワープロ・表計算、今のAI・Notion

そして、今は、AIが席巻しています。

スマホにも、AIのアプリをインストールできる時代になったのです。

誰もが、AIを自由に使える時代で、私たちは、どのようなコンテンツや作品を作り出せばいいのでしょうか。

私の母だったら、どうしているだろうなと、考えることがあります。

おそらく、言語学の研究をしているので、ChatGPTで、他国言語を調べまくっていただろうなと。

そして、今、私たちが「できっこないさ」と諦めていたのが、使っていたツールの限界が理由だったりするのです。

もし、太陽電池で動く、小さな電卓でしか使っていないのであれば、それ以上の仕事の効率化を考えることは、まずありません。

でも、今、自分たちが購入できるツールの中で、最新のものを使ってみれば、もしかしたら、できなかったことが、できるようになるのかもしれないのです。

 

私が、Notionを利用したことで、今までできずに困っていたことが解決したことがありました。

一番、その恩恵を受けていたのが、「会計・税務申告・経理・給与」といったバックオフィス系の仕事です。

とくに、会社の決算・税務申告にかかる資料データベース共有は、予想以上の効果がありました。

仕事自体、Excelと会計ソフトがあれば、事足りていました。

そして、帳票というものは、大抵が「紙」でした。

問題は、その帳票を組織内で共有するための仕事が、煩雑だったのです。

たった一枚の帳票が、税引前利益や、前金の金額に影響を与えます。

その一枚を巡って、多くの手を経て得るのですが、このために残業時間が永遠に減らずにいたのです。それが、当たり前だと思っていました。

 

でも、Notionのデータベースを、関係者各位で共有したことで、関係者全員の工数が、大幅に減らすことができたのです。

これは、業界にとって画期的なことです。

Notionという新しいツールがなければ、これはなし得なかったのです。

 

このように、新しいツールは、いままで不可能だと思っていたことが、スルッと解決していく力を持っています。

今までこうだったから……。

それは、いままでのツールを使っていたらの話。

これから出てくる新しいものに触れてみて、もしかしたら、できないと思っていたことができるようになるかもしれない。

私が、ガジェットは新機種を使おうと言っているのは、この体験からきているのです。

自分のガジェット好きは、母親譲りだった話

私が生まれた頃のガジェットは、今のパソコンより100倍大きかったです。

機能は、今のパソコンの1,000分の1でした。

でも、当時の学術研究を支えてきた、縁の下の力持ちだったのです。

当時の国立大学が、最新機器を購入していたからこそ、ノーベル化学賞になった研究もできたし、その後の文化の発展に貢献できました。

時代に関係なく、絶えず新しいツールを使わないと、もう仕事ができなくなっています。

もう、これは、昔からのループです。

私が、そのように考えられるようになったのは、母のおかげだったかもしれません。

論文書くには、ワープロじゃないと効率が上がらない!

当時40歳過ぎていた母は、若い学生に負けないために、必死に頑張っていました。

自分が衰えている分、それはガジェットに頼ろう!

その考えは、母から教わったのでしょう。

今の私は、Notionがないと、仕事になりません。

そして、AIがないと、SNSの投稿もできません。

こうして50歳からのひとり仕事ができるのは、ガジェットやツールのおかげなのです。

私が、こうして頑張れるのは、母親譲りなのでしょう。

母よ。

子供の頃、リアルに東芝書院JW-10を触るチャンスをくれて、ありがとう。

その体験が、今に繋がっています。

=編集後記=

【昨日のできごと】

今回から引き継いだ法人税確定申告書。一から必要なところに数字を埋め込む作業を開始。
思いの外、大変。でも、来年への業務効率化のアイディアが生まれてきます。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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