侍たちがちょんまげを切った、そんな時代。
人は明治維新といいます。
私にとってのひとり仕事とは、この明治維新に匹敵するくらい、価値観の違う世界でした。
50歳すぎてからの、ひとり仕事には、心と体と技術の準備をしておくといいでしょう。
黒船のごとくやってきた突然の出来事
私の場合、その日は突然やってきました。
きっかけは、事故で右手を大怪我して、半月以上入院をしていました。
復帰するにも、右手が使えず、結局の所仕事を辞めたのです。
本来、雇われ仕事からひとり仕事に変わる時、入念な準備をする方がほとんどです。
- 資格試験に合格して、看板を出す。
- やってみようと思う仕事のために、準備をする。
- すでに、雇われ時代から発信活動をしており、業界ではある程度認知されている。
など、すでにひとりで仕事を始められるようにしています。
でも、私の場合は、突然でしたので、一瞬どうしたらいいのか、わかりませんでした。
いきなり、背後から自分の結を切り取られた感覚です。
リハビリを頑張り、時間かけて怪我から回復し、その間は、経理代行をすることで、なんとか続けてきました。
でも、本当に経理代行するために、ひとり仕事を選んだのか自問自答した結果、実は、代行業は雇われ仕事と内容が一緒であり、本当の意味でのひとり仕事とは言えないことに気づいたのです。
そこから、私のもがきが始まりました。
まずは結を切られたあとの髪型に悩んだ
まず、私が始めたことは、毎日発信することでした。
お侍のちょんまげは、どんな髪質だろうが毛量だろうが、全員が同じヘアスタイルです。
でも、髪をきることで、自身が持つクセが出て、自由になびくようになります。
実際、私という人間は、思いの外、組織に従うことに慣れすぎていました。人生のほとんどを、会社のため、家族のためと意固地になって働き続けてきた弊害が、思いの外強かったのです。
結っていた髪が、結びグセが取れずに困ったような状態です。
ずっと組織の中で働き続ける将来像は、全く見えてきませんでした。
そこで、ひとり仕事をすることを決断したのです。
とはいえ、たいした準備をしてきていません。
そこで、本来の、自分のクセを知るために、ブログを書くことから始めました。
きっと、毎日書いていれば、答えが自ずと出てくるだろうと。
結果、2年近く続けることができて、やっと自分が何をするべきか、輪郭を辿れるようになりました。
ひとり仕事をやる決意したときが、始め時
ひとり仕事とは、自分でメニューをつくり、発信し、新しい価値をひとりで提供することを言っています。
私の場合、ひとりで毎日発信し、自分でメニューを考え、売り上げの柱を作り、やっと何をすべきか見えてきました。
根付けも考え抜きました。
もしかしたら、正解なるものはあるかもしれません。
でも、今までの自分と、これからの自分を鑑みた中で出した結論は、自分だけの正解なのかもしれないのです。
そして、ここまで、およそ2年かかっています。
発信する効果は、売り上げにもつながる以上、ひとり仕事をする人としての日々の過ごし方に、影響を与えています。
毎日のねたを絞り出す作業が、覚悟をもたせてくれます。
組織から卒業し、独立する方の大半は、しっかりと準備しています。
でも、「あ、今だ」と思った瞬間、動き出さないと、結果はますます未来へ遠のいてしまうのです。
もし、その時を感じた方は、まずは走り出してみることから、始めるのもありです。
用意周到に、準備できる人。走り出してから、準備を同時並行する人。
ひとり仕事のやり方は、十人十色なのです。
理想は、ひとり仕事だけで食べていけることです。
でも、食べるための仕事もしながら、ひとり仕事をすることもありなのです。
明治維新後、侍たちの身の振り方も様々でした。
新政府の要職につけた人。かつての価値観に、最後までこだわった人。
これも十人十色です。
まずは、今まで結っていた髪を、切り落としましょう。
きっと、ステキな髪型を見つけることができるはずです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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