経理とNotion　タスクの管理から共有へ

経理の仕事は、単なる事務仕事ですか？

いや、実は、経理部に帳票が届くまでの道のりも、経理なのです。

お金が動くときの、人が行う仕事は、経理事務と言われています。

「売り上げたよ」「物を買ったよ」「お金を借りてほしい」

その声を受けて、経理が動きます。

経理って、全員プレーの仕事です。

経理こそ、経理タスクを社内で共有できるようにしましょう。

経理仕事がブラックボックス化していくわけ

経理のブラックボックス化。

一番の原因は、会社を取り巻く法律が細かすぎるから。

税金を計算するための、様々なルール。
（インボイス制度、電子帳簿保存法、法人税や消費税の決まり……）

会社を運営するための、細かな手続き。
（会社法に定められた株主の権限とか。）

正直、端から端まで把握できるのは、その道の専門家しかいません。

当然、仕事に関わる全ての人が、一から十まで知っているはずもないのです。

そういった中で、なんとか法令遵守を守ろうと、密かに動くのが「経理担当者」です。

ひとつひとつ、お願いする仕事の根拠（エビデンス）を説明するのも、難しいものです。

こうやって、経理仕事は、どんどんブラックボックス化していくのです。

 

でも、ブラックボックス化してもらっていたら、面倒なことから逃げられるかも……。

ちょっと待って下さい。

経理仕事の意味を知っていれば、現場の仕事の効率もUPする傾向も見られるのも事実です。

言われてからやる。意味を知らずにやるよりも、

予め段取り組むことで、経理事務にかかる時間も、大幅に圧縮できたりしますよ。

「共有」を重視するなら、お勧めはNotion

経理の仕事の意味を、共有することで、経理事務の効率がUPするのは、頭ではわかりました。

でも、専門家と同じ知識を持つのは、それは無理ゲーでは？

安心してください、経理事務の手順を見える化にするだけで、十分なのです。

 

経理事務の見える化で、何が変わるのかというと、

それは、経理事務の前後（原因と結果）がわかるという点です。

つまり、ベルトコンベアーの工場がガラス張りになっていて、製品がどのように組み立てられて、どのような完成品になるのか、一望できる状態なのです。

このガラス張りの建物を、ネット上で構築できるのが、私がお勧めしている「Notion」です。

Notionの良さは、一度組み上げたタスクを、自由に追加訂正削除ができるという点です。

一度ルーティン化した経理タスクは、なかなか変わることができません。

それは、人の怠慢が原因ではなく、経理事務で利用しているツールの性質上、いたしかないのです。

• 会計ソフト
• Excel
• Excelファイルを保存しているフォルダ
• 紙媒体の情報

などなど。一度最初に設定してしまうと、あとあと、変更することはほぼ難しいものばかりです。

故に、経理の事務は、改善しにくい環境で行うようになってしまいます。

 

ここに、「Notion」を組み入れてみると、不思議と経理事務のフローが違って見えてきます。

大抵、経理事務が滞るのは、経理ではなく現場からの情報が足りないために起こります。

そこに、現場サイドから経理の進捗状況を知ることで、自分たちの仕事として、動くことができるのです。

経理がわかれば、仕事の意味も深まる

Notionの良さは、脳内にスッと入り込む見た目と、悩まずに動かせる操作性にあります。

今まで、経理を敬遠するのは、

「わからない」「数字を正す面倒」「日付に追われる」

こういった、苦手意識から逃げるためでした。

触れないことで、一瞬でも心が安らぐわけですが、それは、悪いことではなく、経理を取り巻く法律などが細かすぎるから、そう思えてしまうわけです。

でも、NotionのUI（見た目）を通して、経理タスクをチェックすると、その「めんどくさいな」と思えたことが、単なる作業であることに気づくのです。

経理をNotionと掛け合わせる、大きな理由はそこにあります。

「経理×Notion」は、専門家のためにあるものではありません。

現場で、「全員経理」を可能にするためにあります。

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