やっと我がNotionに「NotionAI」が搭載されました。
この2022年後半は、様々なOpenAIが解禁され、新しい物好きの人たちに、驚きと感動を与えています。
どうやら、AIが文章を作成する時代になってきたようです。さて、文章を書く生業をしているブロガー始め、ライターと言われる人たちの仕事はどうなるのでしょうか。
実は、少し怖い思いをしている自分。
ここは、ゆっくり考えてみようと思いました。
NotionAIって何?
早速、AIに聞いてみましょう。
はい。もう結論が出ました。
もう、ブログはおしまいです……。
いやいや、それでは、機械に操られた単なる人形に成り下がってしまいます。
私が問いたいのは、どうやって共存するかという問題です。
そもそも、このAI技術は、「OpenAI」という非営利団体が提供するAI技術を搭載したソフトウエアによって、実現されたものです。
非営利団体ということは、この技術はオープンソース(つまりタダ)で利用できます。
つまり、人間の手を離れて自己学習していくので、いろんな人が利用できるようにして、有益性を担保してみんなで育てていこうという趣旨のようです(wikipediaより)。
この団体に、かの有名なTwitterを買収した実業家の名前が連なっています。
それだけ、これからの仕事の仕方に大きな影響を受けることが予想されるソフトウエアを土台に、NotionにAIが搭載された次第です。
この他に、「ChatGPT」も有名です。
では、早速NotionAIに聞いてみた
ブロガーとAIの共存について、NotionAIに聞いてみた所、次のワードを出してきました。
「添削」「支援」「文章改善」「共存」
しかし、AIが考えた文章では、私のブログ作成に活用できません。
この言葉から、私なりの活用方法を模索してみました。
AIがブロガーの文章を改善
ブロガーが書いた文章をチェックしてくれます。
私は、ブログを書き上げたら、全文をWordにコピーアンドペーストをしています。
そして、スペルチェックをしていました。
しかし、それをNotionAIにやってもらうとこうなります。
たとえば、とある日のブログをスペルチェックしてみます。
下のように、Wordに貼り付けて、エディター機能でスペルチェックをします。
100%スコアを目指すには、一箇所ごとに手動で文字を打ち直しています。
これを、NotionAIでやってみると……。
Notionのページに貼り付けた文章をテキストブロックに表示。
(コード表示のテキストだと、AI assistが機能しません)
「AI assist」をクリックして、上から2番目の「Fix spelling&grammar」をクリック。
サクッと、AIが判断した正しい文章が表示されました。
「Insert」ボタンをクリックすると、AIが作った文章がNotionに貼ることができます。
このように2つ並べて比較検討します。
結果は、変わりありませんでした。
AIは、あくまで作ったモノを信じてもらうことが大前提で、Wordのエディターチェックは、作り手が主体となって判断します。
ここで、問題になるのが、ブロガーの文章が、完全にAIに支配されてしまう点です。
Wordエディターだと、直したいものと、あえて間違えたままにすることができます。
しかし、NotioAIだと、一律全部直してしまうため、あとから、元に戻す作業が非効率になります。
文章を書く人は、あえて文法を無視した表記をすることがあります。読者にあえて、印象つける意味で、これはよく使われる手法です。
となると、ブロガーとしてのAIの活用は、少し向いていないように思えます。
ブログのAI支援ツールとして
この「支援」というワードには、ブロガーの時間短縮を図ると言ってきました。
私にとって、ブログに一番時間がかかるのが、「ねたの絞り出し」です。
これを、NotionAIに決めてもらうことができるのか、試してみます。
半角/でAI assistを選択画面に。一番上の「Help me write」をクリック。
NotionAIに聞いてみます。
すると、答えをだしてくれました。
うむ。あまりにもワールドワイドすぎて、私が求める情報が来ません。
結論、私の場合、時間短縮にならず、かえって手間が掛かるように思えました。
ということで、わたしのNotionAIの使いみちは、毎朝発信しているメルマガを要約して、
「メルマガ更新」Tweetするのに利用しています。
これは、NotionAIの「Summarize(要約)」を利用しています。
これから変わることが予想されるネット模様
Google検索からAIへ
実は、この「OpenAI」について、NotionAIに聞いてみました。
答えは、当たり障りのない、味気ない回答が。
結局は自分でググり、Wikipediaから情報を得ることができました。
しかし、まだまだ発展途上のAIソフトウエアです。世界中の入力された情報から学習し、
どんどん精度を上げていきます。いずれ、Googleより欲しい情報を一発で引き当ててくれる存在になるのは、時間の問題でしょう。
結局、人の能力次第
- AIが導き出した答えが正しいのか。
- AIが正しい答えを導き出しやすい問いかけを人間がしているのか。
この2点に限ります。
実は、私の売上の柱の一つである「経理ねた」でこんな質問をしてみました。
「銀行口座に売掛金10万円入金されたときの仕訳を教えて」
そうしたら、次のような答えが来ました。
NotionAIの答え
Debtorsとは、債務者のこと。Bank Accountとは、銀行口座のことです。
仕訳を教えてくれていません。どちらが借方で、どっちが貸方なのかわからずじまい。
ChatGPTの答え
あまりにも面白かったので、Tweetしてしまったほど。
実は、これは逆仕訳を指示しているので、鵜呑みにしてしまうと、貸借が逆になります。
これは由々しきことです。
つまり、結局は、人間のチェック能力、人間の持っている正しい知識がないと、AIを活用できないということなのです。
いかに、AIから正しい答えを導き出せるかが、利用する人の腕にかかっているのです。
まるで、近未来のAI。いいAIにするか、悪のAIにするかは、結局は人次第です。
「AIがちゃんと仕事してくれないんだよね」と言ってしまう人は、AIにその人の能力を映し出されていることに気が付いていません。
ということで、自分自身で文章を編みだす技術を磨くことが、AIを使いこなす一番の近道という結論に至りました。
文章の書き方は、人それぞれ。私以上に使いこなす方もいらっしゃるかと。
世界中の仲間で、AIの親となって育てていきましょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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