堂々と白髪でいることを選択してから、随分と人生が変わりました。
年齢を重ねて、辛いこともありますが、逆に吹っ切れたこと、数しれず。
私は、それを「おばさん力」と名付けました。
グレイヘアになってから、人生が変わった。
グレイヘアになったきっかけは、髪染めの染料アレルギーによる炎症でした。
髪染め後、太陽光の下にいたら、地肌が真っ赤になったのです。
それをきっかけに、当時長かった髪を切り、グレイヘアに変えていきました。
そして、今、当時の髪を切る前の長さまで戻っています。ここまで10年近く経過したでしょう。
髪が白くなってから、次のように周囲の反応が変わっていきました。
- 年配の女性や男性から、よく声をかけられるようになった。
- 電車の中で、座りたいので席を譲ってほしいと言えるようになった。
- 店内で商品について知りたいことがあると、躊躇なく店員に声をかけるようになった。
- そもそも、雇われからひとり仕事をしようと行動することができた。
- 自分が唯一無二の存在であることを自覚するようになった。
- かっこいいと言われるようになった。
などなど。
これらを総合的に見ると、人との関わりに、変なバリアを築くことがなくなったように思います。
事故の怪我で入院していたときも、ソニーα7を持って、写真を取っているときも、
年配の方によく声をかけられます。10年前だったら、ほぼありませんでした。
これを、鬱陶しいと思うかどうか、受け手次第ですが、私は、あっけらかんといなせるようになった自分に、少々びっくりしております。
わからないことは、遠慮なく聞く。
自分自身も、ずいぶんと積極的になったように思うことがあります。
例えば、スターバックスでコーヒーをオーダーする時のことです。
以前の自分だったら、カウンターで、定番のものを遠慮がちに注文していました。
しかし、今は違います。
「ドリップコーヒーが濃すぎて、飲みきれない。お湯で薄めることはできる?」
「ミルクを思いっきり熱くして欲しいのだけど、どうやって注文すればいい?」
このように、遠慮なくカスタマイズする方法を教えてもらうようになりました。
わからないことは、堂々と店員さんに聞けばいいと、ある種の開き直りができるようになったのです。
これによって、私は、今まで知りえなかったスターバックスの世界を、より堪能することができました。
これも、シルバーヘアになったことがきっかけでもあるのです。
男でもない女でもない、人間として
あと、一番良かったと思うことは、男でもない、女でもない、人間として日常生活を過ごせるようになったことです。
まだ、白髪交じりだった頃は、毎月髪染めをして、根本が白くなる毛を必死に隠していた毎日を過ごしていました。
不思議と、自分を隠すことが当たり前になると、いろんなことに遠慮するようになっていったのです。
でも、今では、自分の髪色を隠すことなく、存在できることに、心がとても楽になりました。
髪色は、個人差があるので、捉え方は様々です。
髪を染めようが、染めまいが、自分にとって何が一番いいのか、決断できることが大切です。
シルバーヘアでいることは、ある種決断が伴います。でも、腹をくくるチャンスでもあり、早い段階で人生を謳歌する機会が来たことは、よかったと思っています。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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