経理のダウングレードとは、事業の店じまいのことをいいます。
はい、普通は起こりません。
しかし、「急に経理担当者が辞めた」「会社の規模を縮小した」「廃業に向けて店じまいをする」など、方針変更に伴い、あえてダウングレードにすることがあるのです。
もし、経理担当者として、このような場面に出くわしたとき、どのようなことに気をつけたらいいのか、整理してみます。
経理は会社の成長とともにアップグレードする
経理には、さまざまなレベルがあります。
お小遣い帳をつけるレベルから、事業部別管理、事業部別の貸借対照表を作る規模、親会社子会社の連結決算など様々です。
会社の規模で、強制的に決められていない場合、担当者の知識と技術次第で、随分と変わってきます。
また、経営者の方の数字を読む力によって、このレベルは変わってきます。
基本、経理は企業会計基準、または中小企業皆生基準に則って処理することになります。
しかし、現実問題、誰もが理解できているわけでもありません。よって、会社ごとに、経理の精度が異なる現象が起きているのです。
基本、会社は営利を求めます。規模の拡大、売上の増加、従業員の増加など、拡大している時期の経理は、どんどん複雑、そして難儀になるのがセオリーです。
経理のダウングレードこそ、丁寧に
逆に、経理のダウングレードは、会社の看取りを意味します。
規模が大きかった頃の経理を、ただ簡素化するだけだと、後々後悔することもあるのです。
会計上、気をつけることは次のとおりです。
- 固定資産を売却価額の精査。
- 借入金返済のリスケが可能か。
- 繰越利益の分配で、所得が発生していないか。
- 事業譲渡の際の手続き
他、様々な手続きが発生します。これは、会社が拡大路線にいた頃にはなかったものです。
また、経理上でも細心の注意を払う必要があります。次のことを簡素化にしていきます。
- 複数ある銀行口座。
- 経理事務のフロー。
- 月に数回ある支払い。
- 複雑に分けられた仕訳
- 増えすぎた会議資料の種類。
- 余計な経理システム。
おもすぎる経理システムは、ときにしてダウングレードの移行を遅くしてしまう要因になります。
このように、経理のダウングレードには、多くのやるべきことがあるのです。
経理担当者のダウングレードも視野に入れる
会社の方針で、計画的にダウングレードするのは、予め準備と対策をしておくことができます。
問題は、突然経理担当者が退職してしまったときです。
記帳代行業に外注するにしても、複雑な経理フローを抱えたまま、お願いしても、ただ経費がかさむだけです。
経理代行には、仕訳数によって金額が増減するからです。
そして、外部の会社が、適切な経理を提案するには、少々難しいものがあります。
事業拡大する際、撤退を想定して進めるよう言われていますが、これと同じことが、経理でも言えるのです。
経理が複雑になっていく過程で、ダウングレードをすることを想定しておきましょう。
つまり、いつでも簡略化した経理に戻せるようにすることです。
不必要に銀行口座を作ってしまっていないか。
月に何回も振り込みを行っていないか。
慎重に、経理フローを築き上げていきましょう。
あ、せっかくデジタル化したものを、紙に戻すといったことは、できればしてほしくないです。デジタルこそ、経理の効率化を図るものですから。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
◉「まずは相談」それぞれの困りごとにアドバイスいたします。
◉自分の力でクリアされたい方向け
◉公益法人運営サポート
公益法人運営サポートサイト↓